初球チームのステップ講座 | 2014年9月13日
エースで4番。
高校野球などでよく言われる花形に対するフレーズ。
また、4番といえば、各チームで主砲といわれる核となる打者が座り、
クリーンナップとしてチームをけん引する存在となる。
上位打線が出塁し、4番が打って得点すれば勢い付き、ムードもよくなる。
その一方でもう一つ意識したのが裏の4番たる8番打者である。
8番打者といえばイメージとして守備に専念し、
言葉は悪いが打者としてはさほど期待をしない選手が務めることが多い。
事実、プロ野球の世界でも8番キャッチャー、9番ピッチャーという打順が定番である。
しかし、打てるキャッチャーがプロ野球で重要視さRて来ている。
これは打てつキャッチャーが必要なのではないく、
8番打者としての打棒を期待されているからに他ならない。
では、何故8番打者が大切となるのであろうか。
単純に考えてもらえればいい。
打線を組む際にはやはり3番から5番までに強打者を置く傾向にある。
クリーンナップ重視は定石だからだ。
しかし、打順の巡り会わせでクリーンナップから攻撃が始まる回も何度も訪れるものである。
初回3者凡退で終わった場合、2回の攻撃は4番から始まるのだから。
さて、打撃がいい打者がクリーンナップで並んでいる場合に
クリーンナップがチャンスメイクをすることは多い。
例えば4,5番の連打、その後に6,7番が倒れた場合
2アウトながら決めてほしいところで8番打者に回る。
仮に9番に投手を入れていた場合、
援護点を目の前で取ってほしいと無意識に思ってします。
ここで、点が入らないと思い空気になる可能性すら秘めている。
大げさに聞こえるかもしれないが8番打者の打点はチームに大きく影響するのだ。
では打順を組む時にどうしたらいいか。
単純に打順を2分割してはどうだろうか。
5番までで一旦仕切りなおせる体制を作る。
6、7番には出塁率が高い選手をもう一度立てる。
そして8番にチームの軸になる選手をもう一名置いておくと切れ目がない打線が組める。
下位打線にやたらとチャンスが回ってくるものの、
得点を奪うことが出来ない。
チーム状態が悪く、なかなか点が入らない。
そのような状況に陥った場合、下位打線を強くすることで事態は好転する可能性もある。
チーム状態が悪く、得点力不足になっているチームは一度下位打線をいじってみてはどうだろうか。
【外部リンク】
【Gペン】8番打者最重要論
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