| 2016年5月23日
2015年にはリーグ最多奪三振賞を受賞し、スカイツ・JAPANにも選出されたPe Angels・YOSHIMASA(29)
2015年度のIKIチャンピオンズシリーズは「不屈」の勝利だった。
敗者復活のドン底から這い上がったドンマイ・ロックスが因縁BBジャンキーズと再び相まみえ、5対0で勝利し王者となった。今年のIKI CSには果たしてどんなドラマチックな幕切れが用意されているのだろうか。
PodA一回戦HYBRIDS対R'zは、初回に一挙四点を加えそのまま逃げ切りを決めたHYBRIDSが4 対 1で勝利。昨夏に喫した最終回逆転サヨナラ負けを繰り返すまいと、先制しても気を抜かなかった。りゅーやは「ダブルヘッダー2試合目で身体がほぐれていたこと」を勝因のひとつに挙げた。
R'z岩永は「チーム全体として1発勝負に対する緊張感が足りない気がします。」と、先発佐藤の好投に打線が応えられなかった事を悔やんだ。2回裏攻撃の1アウト一、二塁の場面を振り返り「ここで点が入っていれば違う展開もあった・・・かも。」と省みた。
勝ち上がったHYBRIDS、二回戦で当たったのは去年準優勝BBジャンキーズ、昨季リーグ戦Dグループを制しシードを得ていた。
試合はBBジャンキーズが先制、中押しと得点を重ね11対4で勝利。HYBRIDSは6、7回に猛打の反撃を見せたも及ばなかった。HYBRIDSは投手陣を故障で急遽欠きながらの試合となった。
勝ち上がりのBBジャンキーズ小池マサノブは「速球に差し込まれている打者が殆どだった」と、大量得点を挙げた打線に尚も注文を付けた。投手力に絶対の自信を見せるBBジャンキーズ、昨季のリベンジの成否は打線に掛かっている。
[CS1回戦] HYBRIDS4 対 1 R'z
[CS2回戦] BBジャンキーズ 11 対 4 HYBRIDS
3戦3勝と名実ともにZERO ONEのエースに成長したヒロキ(5)
PodB一回戦は恵比寿モレーナ対ZERO ONE。メンバー集めに苦労する気配を見せているZERO ONEだが、先発ヒロキが好投、最終回には四球と失策絡みの一点を献上するが、終わってみれば結果はノーヒッター。エースの活躍で試合は1対7とZERO ONEが勝利した。
三回裏に打者一巡の猛攻を許した恵比寿モレーナは、村川は「守り次第では、もう少し失点が抑えられたかも」と反省。打撃、守備共「工夫」をキーワードに、試合の中身を求めた。
ZERO ONEの次なる対戦相手はIKI Fリーグ王者のフレアデス。「すごい打線」と自賛するほどの打力のチーム。相対するZERO ONE打線は、一回戦終了後「ボール球に手を出して相手投手を助けていた」と見極めに課題に残した。勝敗のカギは打線が握る。
[CS1回戦] 恵比寿モレーナ 1 対 7 ZERO ONE
[CS2回戦] ZERO ONE 2 対 5 プレアデス
攻守走すべてにおいてハイレベルなK.B.F.Cイーグルスの川上(48)
PodC一回戦、昨季草野球ワールドシリーズ王者の不動前ECEが対するはK.B.F.Cイーグルス。先制は一回の裏K.B.F.Cイーグルス、「本調子ではなかった」と振り返る不動前ECE先発タケから三点を奪取。負けじと不動前ECE、二回に2点、更に三回もう2点を加え逆転に成功する。4対3の不動前ECEリードで迎えた勝負の五回裏、上位打線に回る攻撃でK.B.F.Cイーグルスは再逆転に成功、4対5としサヨナラでシーソーゲームを制した。
K.B.F.Cイーグルスはひとたび逆転された三回表、突き放しに掛かる不動前ECEの外野フライからの三塁走者タッチアップを、チーム伝統「スーパー中堅手」のポジションを受け継いだ大和田がレーザービームで刺したプレイが逆転のムードを作った。一方不動前ECEは出たランナーをホームに帰しきる事が出来なかった事に触れ「監督の不在を改めて大きく感じました」と試合を振り返り、一回戦敗退を無念がった。
強豪を下し勝ち上がったK.B.F.C.イーグルス、二回戦の相手はIKI Bリーグ覇者のraVens。PodC二回戦は同リーグ1位2位同士の対決となった。ひとたび火が付けば止まらないraVens打線相手に守備の乱れは禁物だ。
[CS1回戦] 不動前ECE 4 対 5 K.B.F.Cイーグルス
[CS2回戦] K.B.F.Cイーグルス 対 raVens
IKI Cグループ王者としてPodDシードで待ち受ける2015年度チャンプ、ドンマイロックス。対戦相手を決める一回戦のカードはLFD対さしきオリオンズ。一回表の先頭打者に四球を与えるLFD先発の角だが、それ以降は一塁も踏ませないパーフェクトピッチング。六回を毎回三人でシャットアウトする快投でノーヒットノーランを達成した。打線は少ないチャンスで効率良く得点を挙げて角の好投に応えた。結果は4対0でLFDの勝利となった
さしきオリオンズのもりいも「決して(先発)たかし投手の調子が悪かったわけではなかったが」と振り返る。勝負を決めた角のピッチングをLFD加藤は「出来過ぎ」と評した。また「暖かくなってくるとチームの状態が上向きになってきます。」と次戦はベテラン勢へ期待をかけた。
王者ドンマイロックスのCSは、今年もどうやら一筋縄では行かなそうだ。
[CS1回戦] LFD 4 対 0 さしきオリオンズ
[CS2回戦] LFD 対 ドンマイロックス
アルゼンチン魂で燃えるフルスイングを信条にするチーム・バビグリンのニコ(27)
チーム・バビグリン対Pe Angelsは0対12と大きく差を付けてPe Angelsの勝利。打っては三塁打四本、投げてはYOSHIMASAが七回を完投して三安打無四死球無失点ピッチと圧巻だった。Pe Angels西村いわく「球のリズムが守備のリズムに良い影響を与え」て、守備も好調、隙を見せなかった。
チーム・パピグリンは去年のリーグ戦のリベンジとはならなかった。「ショックが後を引かぬように、切り替えていきたいと思います。」と語気を弱めたが、七番ニコの二安打、投手では二番手松田敏幸の切り替えのピッチを好材料に「一から出直して」と前を向いた。
PodEのシード、IKI Eグループ王者ヤングメンはリーグ随一の堅守が売り。Pe Angelsの豪打とどう噛み合うかが楽しみだ。
[CS1回戦] チーム・バビグリン 0 対 12 Pe Angels
[CS2回戦] Pe Angels 対 ヤングメン
松岡シーレックス対Slammer'sは9対5と四回ながらハイスコアなゲームを松岡シーレックスが制した。
Slammer'sはSYOUが「冬の間も練習を重ねてきた成果は出ていると感じます。」とコメントしたように、安打数では上回り本塁打も飛び出した。対する松岡シーレックス池田翔陽が「いやー打てませんでした。」と振り返る。三回を終えた時点では4対5とSlammer'sがリード。
最終回、五回表Slammer'sピッチャー兵頭玄喜の制球が乱れ、それにつけ込むようにして大量五得点をあげ試合をひっくり返した松岡シーレックス。その裏には武藤真道がクローザーとしてマウンドに上がり、荒れた試合を納めた。
松岡シーレックスが勝ち上がった先、シードで待ち受けるのはBrains。大沼はCSに向けて「我がブレインズがダークホース的な存在になって、番狂わせを起こせたら最高です。」と不敵なコメントを残している。
[CS1回戦] 松岡シーレックス 9 対 5 Slammer's
[CS2回戦] Brains 対 松岡シーレックス
IKIチャンピオンシリーズ、2016年度の一回戦はピッチャーの好投が目立った。二回戦目からシードのお待ちかねの強豪チームたちが登場し、試合のレベルは一気に上がる。トーナメントが昨年以上に熱く盛り上がる事を期待しよう。
【2016年 草野球チャンピオンシリーズ】
http://ts-league.com/game/cup.php?id=7
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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受賞選手
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