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今シーズン2本塁打を放ったYAKITORI RAKUDA・ハッシー監督

IKIグループFは、結果を見れば他グループと比べて非常に地味だ。しかしながら、その内容は非常に充実していると言ってよいだろう。そのシーズンを振り返ってみよう。

YAKITORI RAKUDAの勝負の一年

昨年、9勝1敗の鮮烈デビューででグループを制したYAKITORI RAKUDAに取っては、試金石となるシーズンだったと言えるだろう。

多くの強豪チームから対戦相手として選ばれることとなり、非常に大変なシーズンであったと言える。しかし、それを見事に7勝1敗2分の好成績で終えたことは、もう名実共にス・リーグにおけるトップチームの仲間入りをしたと言ってよいだろう。

もう挑戦をする立場でも試す立場でもなく、目標にされるチームとなった。来シーズンはCSやWSでの飛躍が期待される。

それぞれの挑戦

打率4割を誇る強肩キャッチャーBluebirds・比留川(23)

Fグループは新加入チームのSHO-GUN、Bluebirdsが共に勝率を五分でシーズンを終えるようになった。新加入で、試合日程を消化することも大変だったと思うが、その中で一定の結果を残したことは自信になっただろう。

また、二年目を迎えたチームたちも、今シーズンは対戦相手もガラリと変わり、苦戦するシーンも多く見られた。残念ながらYAKITORI RAKUDAの他は壁にぶつかったと言ってよいが、それもまた飛躍のための準備として、次シーズンにつなげてほしいと思う。

特に、恵比寿モレーナは結果表に残る数字以上に頑張った。強豪チームを相手に、惜しい試合が続いている。勝つためのもう一歩があれば、強豪チームに数えられるようになるはずだ。

対策を越えろ！

ス・リーグの最大の面白みは、選手のデータが開示されているところにある。草野球は対戦相手のことが良くわからないことも多いが、これだけ多くのデータがあれば、対戦相手に対して事前情報から作戦を立てることができる。

強いチームは、やはり相手をしっかり意識している。
弱いチームほど、出たとこ勝負になりがちだ。

二年目に壁にぶつかるチームが多いが、それは相手が対策をしてくるためだ。
是非、相手チームの想定を上回って、上位チームを打ち負かして駆け上がってほしい。
二年目、三年目こそが、チームの真価が問われるシーズンなのだ。

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