走塁ルール | 2012年7月4日
三塁ランナーがスリーフットラインを超えて本塁でアウト( スリーフィートオーバー ) になったのを間近で目撃したス・リーグ管理人です。
スリーフットライン? スリーフィートオーバー ?
草野球未経験者が陥りやすい走塁での守備妨害( スリーフィートオーバー )を調べてみましたので、ご紹介致します。
本塁と一塁の真ん中から1塁方向へと伸びている縦48フィート(約14.692m)横幅3フィート(約91.4cm)の区画線です。
この区画線内であれば、ボールを持った野手からランナーが逃げることができます。
スリーフットラインは捕手前のゴロやバントの時を主に想定されて出来たものですので、それ以外にはありません。
ただし、スリーフィートラインは本塁-1塁間と3塁-本塁間だけでなく、 1塁-2塁間と2塁-3塁間にも適用されます。
→逆にこれがないと走者は際限なく逃げ回れてしまいますね。
スリーフットラインを越えて、ボールを持った野手から逃げた場合に適用され、そのランナーはアウトとなります。
ただし、タッグ(タッチ)プレイがなければアウトにはなりません。
→つまり、野手に挟まれたり、タッチされそうになった場合以外ではその区画線を超えて走塁しても問題ないのです。
【ケース1】
打者が打ったボールがキャッチャー前に転がった。
キャッチャーはボールを拾い、一塁にボールを投げたが走者の背中にボールが当たった。
【1】ランナーはスリーフットライン内で走っていた。
セーフとなります。
ただし、走者がスリーフットライン内を走っていて故意に手を出して止めたりした場合は審判の判断で守備妨害となります。
【2】ランナーはスリーフットライン外を走っていた。
アウトとなります。
【ケース2】
走者が三塁からホームに走っていて、三塁手からの送球が走者にボールが当たった。
【1】ランナーはスリーフットライン内で走っていた。
セーフとなります。
※三塁側には3フィートラインの表示はありませんが、同じ位置を走る塁間を結ぶラインの内外両側3フィート以内が走路となります。
【2】ランナーはスリーフットラインではなくフェアゾーンを走っていた。
アウトとなります。
【ケース3】
走者が一塁から二塁に走っていて、二塁手が一塁と二塁の間のスリーフットライン上にいた。
走者は避けきれず、二塁手と衝突した。
【1】二塁手が打球処理をしていた。
守備妨害となります。
【2】二塁手が打球処理をしていない(プレーとかかわっていないと審判が判断した場合)
走塁妨害となります。
だんだんとスリーフィートオーバーが理解できてきましたか?
たかが草野球ですが、されど草野球です!
今回の走塁ルール(スリーフィートオーバー)をしっかり理解して楽しい草野球ライフをエンジョイしてください!
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