「初球チームのステップ講座9」驚愕!極端な守備シフトで相手を惑わそう!

初球チームのステップ講座 | 2014年9月24日

プロ野球や大リーグの野球を見ている際の守備位置というものに
違和感を感じることはないだろうか。

身近で記憶に新しいのは
プロ野球、広島東洋カープのブラウンシフトと呼ばれた
内野5人体制の守備だろう。
発想はあっても実際に行うのは難しいはずだ。
しかし、その発想はどの野球ででも必要不可欠なものだ。

当たり前の守備シフト

極端なシフトはチーム力が上がってからに事になるが、
まずは当たり前な3つのシフトをしっかりとできるようになることだ。

その3つのシフトは
・バントシフト
・ゲッツーシフト
・前進守備
である。

バントシフトは相手チームのチャンス拡大を防ぐためのもの。
運が良ければダブルプレーが取れる。
運悪くフィルダースチョイスとなってピンチになることはあっても、
シフトがしっかり機能してのピンチならば切り替えていけばいい。
いかに相手チームのチャンス拡大を阻止するかが重要なので、
状況判断のために失敗と思えば後の糧にもなる。

ゲッツーシフトも同様だ。
確実に併殺打をとれる内野陣は投手から見ていても投げやすいものだ。
定位置ならば抜けていなかっただろう打球を放たれたとしても、
シフトだったのだからと切り替えてほしい。
そう考えてもいいほどにこのシフトは重要なシフトといえる。

前進守備は、ばくちに近い。
普段アウトにできる打球も抜けやすくなる。
高いバウンドの打球が抜けることも有る。
それでも1点を取らせないためのシフトである。
当たり前のシフトの中で、一番難しいのが前進守備。
これを使えるチームになれば、チーム力は高い位置にまで上がっている。

極端な守備シフト

基本となる3つのシフトをこなせるようになって、初めて極端なシフトを取ることが可能となるだろう。
先に挙げたブラウンシフトは、極端すぎて進められないが、
一番進めたいのはプルヒッターに対するシフトである。

相手打者がとにかく引っ張るだけのバッターだった場合、
引っ張り方向に守備陣を固めてしまうことだ。

例を挙げてみればプルヒッターの左打者がいた場合。
ショートはセカンドのファーストよりやや後に配置する。
セカンドは後ろに下がってとにかく1,2塁間を狭くする。
サードがショートのポジション付近を守るシフトである。

これが意外に功を奏することが多い。
1番に普段の引っ張る打撃が抜けないこと。
2つ目に、引っ張らずに流し打ちしようと思っても、
普段と違う、自分のバッティングができなくなる分上手く打てないものである。

常に極端なシフトを魅せる必要はない。
時々に見せるだけでも打者には嫌なモノだ。
相手打者に嫌な思いをさせることが出来れば、
それだけで守備のシフトには価値がある。

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