バットが全く当たらない!?脅威の奪三振率を誇るドジャースのエース左腕クレイトン・カーショー

メジャーリーガー | 2016年6月20日

photo by Arturo Pardavila III

2016年最優秀選手賞(MVP)はカーショーに決まり!と勝手に思っているス・リーグ管理人です。

2014年にも最優秀選手賞(MVP)を獲得したクレイトン・カーショー投手ですが、2016年6月17日現在でナショナル・リーグ防御率第一位(1.58)、奪三振第一位(133奪三振)と最優秀選手賞(MVP)を狙える位置につけています。

ちなみにナショナル・リーグ防御率第二位はカブスのアリエッタ投手で防御率1.86、奪三振第二位はマーリンズのフェルナンデス投手で118奪三振ですので、同じ投手部門でいえば頭ひとつ分抜けている存在ですね。



記事タイトルにもある「脅威の奪三振率」ですが、なんと11.08(11.08=133奪三振×9イニング÷108回)です。

奪三振率とは投手が1試合(9イニング)完投したと仮定した場合の平均奪三振数である。すなわち次の式により求められる。
奪三振率=奪三振数×9÷投球回
ウィキペディア「奪三振率」より抜粋


日本プロ野球の奪三振第一位の菅野投手(巨人)が同日までの成績で8.34ですので、これまたすごさが実感できますね。

同じ先発投手として、一般的に7.0以上の数値があれば、かなり優秀とされる中での奪三振率11.08。。。

クレイトン・カーショー投手の特徴はなんといっても160キロ超えの球速を連発し、強打者をバッタバッタと空振りを奪うスタイル!

というわけではないんです!!

photo by Malingering

球速でいうと一般的なメジャーの投手が投げる150km前後なようです。

なのになぜこんなにまで三振が取れるのか。

答えはすべての球種において一級品であるからです。
ノビのある直球、鋭く曲がるスライダー、落差のあるカーブ、タイミングをずらすチェンジアップ。

これがすべて高次元で正確無比にコーナーに投げ分けられる。

さらにいうと、牽制も一級品です。
動画はブレてますが、それでもすごさは分かると思います。




これは刺されちゃいますね。
私なら完璧に騙されちゃいます。

動きがなめらかというかなんというか。
盗塁は一か八かのレベルですね。

photo by Daniel Coomber

生で見たい方はぜひドジャース・スタジアム(ロサンゼルス)へ!
いけない方はケーブルテレビのスポーツチャンネルで!

2014年にシーズンMVPに輝き、通算で3度サイ・ヤング賞を受賞した現役メジャー最高左腕との呼び声高いクレイトン・カーショ投手に2016年は最注目していきましょう!

それではまた!

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