野球漫画 | 2018年9月10日
出典:高校野球漫画『H2』のコミックス第1巻書影 (C)あだち充/小学館
野球が好きすぎて、今でも毎週日曜日は早起きをして草野球に参加してます!
一時期3時に起きて隣の県にまで野球をしに行っていました笑
そんな、野球に恋している私ですが、普通の恋もして見たい!
でも、全然恋愛なんてわからない。。女心とはなんだ?
というような私が出会った恋愛指南書が「H2」です。
あだち充作品でタッチに次いで有名な野球漫画ではないでしょうか?
ドラマ化もされていて、いろんな人に周知されている作品だと思います!
私はH2を読んで、恋愛を学んだと言っても過言ではありません!笑
主人公である国見比呂(ひろ)と、ライバルの橘英雄(ひでお)が繰り広げる野球対決はもちろん、英雄の彼女でもあり、比呂の幼馴染でもある雨宮ひかりと、比呂のチームのマネージャーの古賀春華との恋模様。
4人が複雑に絡んで、甘酸っぱい青春を細かい描写で表現している素晴らしい作品ですね♪
奥さんが野球を知らなくてという旦那さんはぜひ奥さんに勧めて見てください!
もしかしたら草野球のマネージャーになってくれるかもしれないですよ笑
もちろん、H2は高校生の青春と恋心がメインの話ですが、野球漫画としてもとても参考になることがあります。
主人公の比呂はヤブ医者のせいでガラスの肘と診断されて野球部のない高校に入学します。
そこには野球部はなく野球愛好会があるだけ。
サッカー部に試合をして負けてしまうようなチームでしたが比呂がチームを引っ張り、チームは強くなっていきます。
ただ、比呂だけのチームではなく、試合でも、物語としてもサブキャラがよく目立ちます。
出典:高校野球漫画『H2』のコミックス (C)あだち充/小学館
これは選手の一人が昔、コーチに言われたセリフです。
その選手は同じチームにいた天才の英雄と自分を比べて、こんなんじゃダメだと自分を否定していました。
でも、彼は英雄より足がはやく、肩も強い選手でした。
コーチはダメなところよりも、自分が優れている点で活躍をすればいいとアドバイスをしたのでした。
野球にはそれぞれポジションがあって、打順があって、みんなが同じ動きをすることがないスポーツです。
もちろん、エースで4番なんかは目立ってかっこいいかもしれませんが、野球はそれだけでは成り立ちません。
粘って出塁ができる選手、その選手を得点圏に送る選手がいてクリーンナップは輝き、下位打線が塁に出ることで攻撃に厚みが出ます。
どんなにいい投手でも打たれないことはありません。逆にバックを信頼できている投手がチームとして必要な選手と言えます。
1/9には変わりない。当たり前のことですがとても考えさせられる言葉です。
もう一つ紹介します。
出典:高校野球漫画『H2』のコミックス (C)あだち充/小学館
これはひかりが比呂のチームメイトに向けて言ったセリフです。
そのチームメイトは器用でなんでもうまくこなせるタイプですが、本物になりきれず途中で投げ出すタイプの人間でした。
それでも、野球を通じて、努力をして少しづつでも成長して、限界を超えて行く。
そうして本物になっていくということを教えてくれます。
年齢を重ねると、努力しないでも得られるものが増えていきます。
だからこそ、あまり楽しくないと思うことも多いと思います。
でも、自分の好きなものだからこそ、さらなる高みを目指していきましょう!
草野球だからと言ってうまくなったらいけないことなんてありません。
年齢が厳しいというのも関係ありません。
限界なんてものは存在しなくて、常に成長できると思えば、またさらに野球が楽しくなると思います。
結局野球の話の方が長くなってしまいましたね笑
そういえば、「サンデーうぇぶり」というアプリでH2を無料で見ることができるそうです!
これを機会にぜひご覧になってみてください!
以上、やっぱり恋愛より野球が大好きなWAKAでした!
3577
view