草野球 練習メニュー | 2018年9月14日
ぎりぎりに集まってくるようになってきたらチームとして黄色信号だ!
今回は試合前のアップメニューについてお話ししたいと思います!
試合の日はいつも何分前に集合されていますか?
10分前?15分前?
いつも、遅刻してくる人もいたりしますよね。。。
でも、そういう人に限ってうまかったりするんですよね笑
でも、皆さん草野球の他に仕事だったり、家族サービスだったり、色々とやらないといけないことが多いですよね。。
なので、今回はできるだけ時間を短縮した試合前のアップメニューから準備の仕方を紹介したいと思います!
今回、推奨したいのは30分前集合です!
なぜ、30分なのか、具体的な動きから逆算して行きたいと思います。
1、着替え、準備等(5〜10分)
2、各自アップ(5〜10分)
3、オーダー発表、サイン・作戦の確認(5〜10分)
これがグラウンドに入る前に最低でもやらなければならないこととなります!
できれば、最初の着替えや準備をできるだけ短縮して、アップやサインの確認を行えるのがベストです。
各自アップでは、しっかりとランニングをして、体操までして体を起こします。
みんなで集合してのアップだと時間が足りないので、各自で行ってしまいましょう。
また、場所によってはできないところもありますが、軽いキャッチボールもしておくと万全ですね。
周りの人に迷惑にならない程度に行いましょう。
また、先発投手は前日などに監督が連絡をして置いた方がいいです。
投手が複数いる場合、誰が先発なのかわからないでアップしていると、投げ込みが足りないまま試合に臨むことになってしまいます。
前日ではなくても、着替えや準備している時にでも先発を言い渡しておきましょう。
最後に、グラウンドに入る前にオーダー発表もして、サインや作戦の伝達もしましょう。
相手選手の情報をここで共有してみるのもいいかもしれません。
あの人、うちの学区の先輩で昔はかなり球が速かったんですが、コントロールがいまいちでしたとか。
何回も試合しているところなら、なおのこと、狙い球などの相談もしておきましょう!
グラウンドに入れるようになったら、すぐにキャッチボールをします!
試合開始まで大体10分前後なので、急いで準備しましょう。
順番と時間配分としては
1、キャッチボール(3分)
2、トスバッティング(3分)
3、ノック(3分)
4、試合前ベンチ集合(1分前)
とかなりタイトなタイムスケジュールとなります!
駆け足で行わないと間に合わなくなりますので、時間を大切に使いましょう!
ここで、いくつか練習方法について工夫する点を紹介したいと思います。
2、トスバッティング
2人1組で行うのですが、トスバッティングではフルスイングができません。
どうしてもフルスイングして球を打ちたい人はスチロールボールを使うといい練習になります。
最後までどう変化するかわからないので球をしっかり見ることができますし、何より場所を取らずに、フルスイングできるので、より試合前の実戦に近づけることができます。
↑スチロールボールの他に、芯で捕らえないと飛ばない穴あきボールや動体視力を養うカラーボールもおススメです。チームのモチベーション向上にも是非!
3、ノック
よくやるのが試合前のノックはベンチ前でバックホームの形で送球することが多いです。もちろん、打球の感覚を掴むためにこのノックも必要ですが、送球の実践練習にはなってません。バックホームよりもファーストに投げてアウトを取ることが多いので、正面からボールを転がしてもらって、ファースト方向に送球する練習を試合前に取り入れると、実戦の送球の練習にもつながります。
▼実践意識の試合前ノック
投手とキャッチャーは別メニューでアップ
今までのアップとは別でバッテリーは動きます。
1、キャッチボール(4分)
2、ピッチング(5分)
やはり、投げることに傾注した方がいいので、バッティングは基本的にはできないと思います。
どうしても打ちたい、という時には別の組みにピッチャーとキャッチャーが別々で打って、すぐにピッチングに移るようにしましょう。
ここでは、練習で意識する点を紹介したいと思います。
1、キャッチボール
キャッチボールの時からキャッチャーは投手の球筋を確認しておきましょう。上に抜けることが多いなとか、今日はまっすぐの回転が綺麗だなとか、その日のコンディションをつかんであげると、配球など考えるのに役に立つと思います。
投手は、遠投まではせず、低く強いボールを投げれる位置で肩を作りましょう。
遠投して、リリースポイントが上向きになると、すっぽ抜けにつながるので、近い距離でじっくり肩を温めた方がいいと思います。
2、ピッチング
この時にはすぐにキャッチャーを座らせてピッチングを始めましょう。
まずはストレートの確認からします。ナチュラルに変化してないか、変化しているならどう変化しているのか、キャッチャーから伝えるようにします。
この時に、無理にいつもの状態に持って行く必要はありません。
ナチュラルしてるなら、そのナチュラルありきで投球しようと開き直った方が、いい投球ができます。
ピッチャーは常に修正するもの。あの有名な元メジャーリーガーのランディージョンソンが意識していたことだそうです。
調子がいい時に勝てるのは当たり前で、調子が悪くても修正する力があるものがエースだそうです。かっこいいですよね!!
ストレートが確認できたら変化球を試して行きます。
得意なボールから試して行きますが、コントロールができるまで根気よく投げた方がいいです。
変化球も同じで、感覚の世界になってくるので、今日の感覚はどこなのか探ります。
キャッチャーの肩口あたりを狙うとストライクゾーンに入って、面を狙えば外に外れる、みたいな感覚を持って投げわけができれば十分です。
そこまでできれば、次はストレートと変化球を交互に投げましょう。
よく、変化球の後のまっすぐが大事と言われています。変化球の後のまっすぐがどんな感覚なのかも探るのが大事になってきます。
これが最低でも必要な準備になります。
もちろん、体の状態をいいパフォーマンスができるようにするという目的もありますが、実はそれだけではなく、相手チームにプレッシャーを与えることができます。
相手はあんなに早く集まって、アップまでして、もう作戦会議までしているのに、こっちはまだメンバーする揃ってない。。。
なんて状況になれば、試合が始まる前から結果は見えていますよね。
私の経験上ですが、強いチームは集合時間が早いです。
しっかりと円陣を組んで作戦会議をしている相手をみると、プレッシャーを感じてしまいます。
早く集合することは一石二鳥の役割を果たしているんです。
さらに、遅刻してしまった場合は自分のチームだけではなく、相手チームにも迷惑をかけることになります。
どうしても止むを得ない場合は仕方ないですが、遅刻はしないように心がけましょう!
ご覧いただきましてありがとうございました!
以上、WAKAでした!
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