初球チームのステップ講座 | 2018年9月26日
出典:MLB Network(https://www.youtube.com/watch?v=IjrSQZ6OJDA)
本日は、MLB NetworkやMLB公式日本語Twitterアカウントなどで紹介されている「stay inside the baseball(バットを遠回りさせない)」について解説していきたいと思います!
【参考URL】
MLB Network(MLBネットワークの公式YouTubeチャンネル)
MLB Japan(MLB公式日本語Twitterアカウント)
この理論は昔からメジャーにはあった理論なのですが、日本ではあまり浸透していませんでした。しかし、ここ最近ではメジャーが率先して行なっている「フライボール革命」というものを取り入れたプロ野球選手も増え、また結果を出していることからメジャーの理論というものに注目が集まっています。
特に、このフライボール革命を流行らせた一人として挙げられるのがソフトバンクホークスの柳田選手です。
今年の成績は9月現在で34本塁打、打率が3.57という脅威的な数字を叩き出しています。
そんな、柳田選手がフライボール革命を取り入れたときにTVの取材で、
「どんな感覚でボールを捉えているんですか?」
と聞かれたところ、
「ボールの内側を叩くイメージです。」
とお答えてしていました。
まさに、この「stay inside the baseball = バットを遠回りさせない」にリンクしています!
ということは、この練習をすれば柳田選手のような豪快なホームランが打てるようになるかもしれないですよね!
ここで、動画の解説をしていきたいと思います。
腕を伸ばした瞬間に最大インパクトを持ってくるようにするのがこのバッティングで大事なところです。
いくら、最短距離でバットが出ても力の入れ方がわからないのであれば、ボールに当たっても遠くに飛びません。
これで、わかるのがインパクトの瞬間は体の中心ではなく、体より前だということです。
動画でのスイングの時にどこでスイング音が鳴っているのか注意して聞いてみてください。
当たり前ですが、前でしかスイング音がしません。
この形が理想的なインパクトの瞬間ということです。
力を込めてフルスイングとイメージをすると、とにかく「ブンッ!」と音を鳴らすことを意識してしまいますが、それよりもどこで鳴らすことができるのかというのが大事になります。
普通の素振りをしているときにもできているか確認してみましょう。
この素振りで腕の使い方がわかったら、置きTやロングTなどで慣らしていきましょう。
そこで、意識することがボールを捉える位置です。
特にアウトコースを意識して見てください。
今までアウトコースは体の前で捉えるものだと思っていた人は感覚が変わると思います。
アウトコースを引っ掛けてしまうのは、バットが遠回りしているせいです。
なので、遠回りしないようにと、わざとタイミングを遅らせてボールを後ろでとらえてしまいます。
しかし、これではさっきも話したように窮屈なところでボールを捉えているだけなので、ボールは飛んでいきません。
バットを最短距離で出して、前で捉えられるようになればアウトコースも体の前で捉えることができます。
この感覚がわかれば逆方向にも強い打球を打つこともできるようになっていきます。
また、今までとタイミングの取り方も変わってくると思うので、T練習でタイミングを養いましょう。
また、ロングTをすると窮屈に振っても前が大きく振れて入ればボールが飛んでいくことを実感できると思います。
ぜひ、試してみてください!
今回、打撃理論についてお話ししてきましたが、あくまで1つの持論にすぎません。
バッティングはこれが正解ということがないので、今だに打率10割バッターというものが存在しません。
しかし、打撃フォームで悩んでいる人やバットが外から出ていると指摘された人は一度練習してみるだけでもいいと思います。
新しい感覚が身につくと見えてくるものがいっぱいあると思います。
もう一ついうと、今年から軟式ボールが硬球に近くなりましたよね。
それによって軟式の打ち方も少し変化してきていると思います。
今が変革の時期なので、変化することを恐れずに、さらに新しい自分になれるようにチャレンジしていきましょう!
以上、WAKAでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございます!
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