Youは何を求めて東京スカイツリーグへ!? | 2018年12月18日
ケンズのチームコンセプトは「繋ぐ~出塁・進塁・得点で盛り上がろう!~」
2013年に発足した東京スカイツリーグも今季で早5年目を迎えたが、チーム数は増加の一途をたどり、今や100を優に超えるマンモスリーグにまで成長している。
そこで、数あるリーグの中で、なぜ東京スカイツリーグを選んだのか、加盟したことで感じたことなど、ざっくばらんに聞き出すことで、リーグの魅力を明らかにしていくインタビューシリーズ企画を敢行。
題して「Youは何を求めて東京スカイツリーグへ!?」。
14回目の今回は、結成18年目となるのケンズを取り上げる。
2001年に結成したケンズ。歴史は古い。スカイツリーグへの参戦はまだ2年目だがその実力は今シーズンの活躍で証明済みか。今シーズンは8勝2敗でSATELLITE Cの首位を勝ち取り、来シーズンはサテライトシリーズで決勝プロ球場を目指している。18年の歴史のあるチームがなぜこのスカイツリーグへの参戦を決めたのか、金山氏にじっくりと伺った。
-- 結成年はいつですか?また、いろんな草野球リーグがある中で、なぜ東京スカイツリーグに加盟したのか?
2001年1月に結成しました。
東京スカイツリーグは、初級限定の草野球リーグをお探しならーというキャッチフレーズに惹かれ、学生野球未経験者多数の我がチームでもチャレンジできるのではと思い、加盟いたしました。
-- 東京スカイツリーグに入ったことで、チームに何か変化はあったか?
東京スカイツリーグ加入後は、週末の余暇を皆で楽しく過ごしたいという想いがチーム内で強くなったような気がします。また、リーグ内のチームや派遣審判さんとの交流を深めることによって、同じ時間を共に楽しもうといった変化が見えます。
-- 東京スカイツリーグで一番気に入っているところはどこ?
チームとしては、初級レベルのチームでも楽しめるところです。
個人的には、リーグ管理人が各チームの意見や考えをしっかりと吸い上げて、より良いリーグにしていくために常に実行してくれているところです。
-- 東京スカイツリーグの一番印象的なことは?
初級レベルであっても長距離砲や快速球投手など、能力が高い選手が多いことが印象的です。
-- 他と比べて東京スカイツリーグが優れている点を挙げるとしたら?
ホームページの出来映えが素晴らしいことと各チームが試合消化に努力している点です。
このような素晴らしいリーグを作り上げている管理人、各チーム、審判方に感謝申し上げます。
初級限定というキャッチフレーズに惹かれ・・・と答えてくれた金山氏。まさしくこれが草野球の原点か。誰もができるスポーツ、それが野球だと思う。その部分を体感できるのがこのスカイツリーグなのだろう。
初級というとただ単に集まって試合をして・・・という感覚を覚えるが、成績をつけるだけではなく、そこから個人成績ランキングや月間ベストナイン、年間MVPなどのお楽しみコンテンツがあったり、日韓戦やオールスター戦などのイベントに参加したりとリーグに参加しているチームがその運営に魅力を感じてくれている。そこが参加チームが増えている理由なのだろう。
来シーズンはクラス別の各シリーズ戦が決勝プロ球場開催(3大会決勝プロ球場)となるようだが、そういった新しい取り組みもどんどん加わってくるのもこのリーグの魅力になっているのだろう。
スカイツリーグを選んで良かった、そう思ってくれているチームの一つだと思う。草野球という響き、実にいい。草と付くだけでなんとなくゆるさを感じる
「軟式野球」を目指すのか、「草野球」を目指すのかで違ってはくるが、より「草野球」らしさを目指せるのが、スカイツリーグなのだろう。
そして同じ「草野球」を標榜するリーグの中でも初級にスポットを当てて、野球未経験者が心から楽しめる取り組みをこれでもかと発信し続けている草野球リーグはなかなか見当たらないだろう。
そこには国民的スポーツである野球を誰もが楽しめるスポーツにしたいという想いすら感じとることが出来そうだ。
ケンズのような純粋に初級者でも全力で野球を楽しみたいと思うチームをどこまで楽しませることができるのか。皆が本当に楽しめる環境をスカイツリーグがこれからも作り続けてくれることを切に願っている。
1569
view