Youは何を求めて東京スカイツリーグへ!? | 2019年10月3日
BILYのチームコンセプトは「Because I Love You」
2012年に発足した東京スカイツリーグも今シーズンで7年目を迎えたが、チーム数は増加の一途をたどり、今や200チームに届くマンモスリーグにまで成長している。
そこで、数あるリーグの中で、なぜ東京スカイツリーグを選んだのか、加盟したことで感じたことなど、ざっくばらんに聞き出すことで、リーグの魅力を明らかにしていくインタビューシリーズ企画を敢行。
題して「Youは何を求めて東京スカイツリーグへ!?」
-- 結成年はいつですか?また、いろんな草野球リーグがある中で、なぜ東京スカイツリーグに加盟したのか?
BILY
神奈川県の高校野球の古豪、H大学付属第二高等学校の帰宅部の同級生が中心となって1997年に結成されました。
当時高校1年生、松坂世代の1個下の世代です。
結成当時のメンバーは現在7人残っていて、他のメンバーからは『神セブン』と拝め奉られています笑
メンバーが大学生ぐらいの時に私設リーグに参加していましたが、就活、大学卒業、就職、転勤、結婚、子育てなどほとんどのイベントの時期が重なりなかなか試合ができる人数が集まらず細々と活動していました。
就職してからも活動は続けておりましたがこのままではやばいと同級生以外もメンバーを集めだした矢先、監督のスエツグが平日休みの部署に異動し更に活動は激減。
存続すら危ぶまれる事態でしたが4年後にスエツグがチームに復帰。4年間貯めに貯め込んだ野球熱を爆発させ、半ば強引に活動頻度を上げ運営が安定したきたことでリーグに加盟したいと思うようになりました。
そんな時に東京スカイツリーグのHPを見つけ「全員打ちOK」「月1で試合できればOK」「初心者限定」「投手制限」などのユニークなルールがチームの身の丈にあっていると感じて2016年に加盟を決断しました。
BILY
リーグ加盟後の初の公式戦で1点差で勝利したのですが、その時の緊張感、勝った時の喜びは公式戦ならではだと今でも覚えております。
何の目標もなく練習試合をしていた時期が長かったため、リーグに加入してからはメンバーの野球にかける本気度が変わってきました。
BILY
管理人様の努力があってHPが充実していることです。
自分やチームの成績はもちろん他チームの記事を読んで参考にさせていただいております。
次の対戦相手について情報収集し成績をエクセルで集計して戦力分析、要注意選手を教えてくれるメンバーもいて対策を練るのも楽しみの一つです。
BILY
他のチームの皆さんが親切なことが一番印象的です。
加入2年目、試合が決まっていたのにどうしても人数が集まらず恐る恐るリーグのフェイスブックに助っ人募集を出したところあっという間にZ団ヌノイ監督と渡辺WINS山内監督からお返事をいただき何とか試合をすることができました。
スカイツカントクジャパンにも在籍しておりますが、百戦錬磨の監督達はいい人ばかりで自分のチームだけでなく、リーグを盛り上げることを考えていらっしゃる方たちばかりです。
BILY
他と比べるほどの経験はありませんが、
・たくさんのチームが加盟しているので試合を容易に組めること
・独自のルールがどのチームにもチャンスを与えてくれること
・代表戦、交流戦(オールスター)、レセプションなど様々イベントがあること
などなど、たくさん優れていることがあると思います!!
リーグや管理人様には感謝しかございませんが、一つだけ要望をあげると管理人様には以前にもお伝えしましたが私どもの血と汗と涙の結晶である年会費を集めて何としてもスカイツリーグ専用球場を作ってください!!
BILY は20年以上続く老舗の草野球チームだ。
これだけの伝統チームにも中だるみの時期はあるらしい、いや長く続いているからこそか。
それを引き締めチーム再浮上に一役かったのがスカイツリーグである。
草野球というスポーツは100チームあれば、100通りの活動方針があるものだ。
BILYの場合、スエツグ選手の復帰をきっかけに活動回数を増やす事に成功、さあ次は出場大会選びだ。
そこでチーム方針と見事に合致したのがスカイツリーグである。
草野球大会は数あれど、ここまでの独自ルールが設定されているのはスカイツ大会のみと言える。
「投手制限」と「全員打ちOK」は最も特徴的で、チームレベルの平均化と参加全選手が出場可能となる奇跡のルールだ。
そしてこれが【公式戦】である意味は大きい。
練習やオープン戦(練習試合)も楽しく価値あるものではある。
しかしこれだけで個人やチームの草野球熱を維持するのは難しい。
本番の為に練習やオープン戦をこなしていくのが本来の意味だからだ。
「本番て何?」
もちろん【公式戦】【大会】に決まっている。
この緊張感を楽しんでこその草野球である。
スカイツリーグは、どんなタイプのチームでも参戦しやすい大会になっている。
それをルール面からもしっかり整備出来ているのが年々、参加チームが増加していく一番の理由であろう。
BILYの熱戦フォト(2019年8月3日(土) 17: 00~ 世田谷公園A面野球場 渡辺WINS 7 対 13BILY)
BILY からとてつもない提案が飛び出した!「スカイツリーグ専用球場」だ。
草野球の悩みと言えば、選手集めと試合や練習を行う環境、つまりグランド確保なのは論を待たない。
仮定での話になるが、少し考察してみよう。
プロスタレベルが華やかで施設的にも夢のスカイツ球場となるだろうが、試合が出来るのは2チームのみで1日に最高でも5試合程度だろう。
それなら、河川敷レベルでもいいので土と芝さえしっかりしていれば10面ほど作ってみたい。
1日で50試合100チームが利用可能となり、多少はグラウンド不足の解消に貢献出来る。
ただこの夢を叶えるためには10000チームを越える登録、大会参加が必要だろう。
それでもチームのグランド確保担当者が一度は妄想するのが「専用グラウンドが欲しい」と言う事。
スカイツスタジアム、現実離れした話ではあるが草野球人は誰でも夢を見て、それを語るのが好きなのだ。
BILYの熱戦フォト(2019年8月3日(土) 17: 00~ 世田谷公園A面野球場 渡辺WINS 7 対 13BILY)
さて、夢の世界から現実に戻ろう。
スカイツリーグは「初心者限定」と言う冠がついている大会だけあり、実際に野球未経験者&初心者が多数を占めている。
かと言って、強豪高校や大学体育会硬式野球部の出身者でも選手登録して大会参加は可能だ。
ここで威力を発揮するのが「投手制限」ルールである。
初心者限定を掲げつつ、野球高学歴選手も同じ舞台で楽しめるシステムだ。
少しだけでいいので、考えてみて欲しい。
野球のスコアで20対0と言う試合結果が起きたとする。
あなたが勝利チーム、敗戦チーム、どちらに所属していても楽しくないのではないか?
では、同レベル選手同士のチームだけで毎度接戦を繰り返していれば楽しいのか?
これも何かが違い、マンネリを感じてしまう。
時にはスーパー投手と対戦、打席に入りドキドキヒリヒリしてみたくないか。
たまには投手若葉マークの自分でも、スーパースラッガーと向き合い対戦してみたくないか。
そこにあるのは「真剣勝負」。
仮にレベルの差があっても真剣勝負がスカイツリーグなら出来る、そのルールがある。
誰でも真剣勝負を楽しめることこそがスカイツ大会の醍醐味だ。
勝負が終われば対戦チームは「ライバル」から「スカイツ仲間」に変わる。
勝敗も大事であるが、スカイツルールを使って【真剣勝負】を大いに満喫しようではないか。
本気で遊ぶから楽しい、それが草野球。
記事:草野球の鬼
撮影:笠峰新志
所属:BILY / 投打:右投右打 / 役職: 監督 スコアラー 経理 広報 システム担当 用具管理 BILY創設メンバー。
監督やその他の大体の役割を担う。
嫌々やっていたキャッチャーも楽しくなってきた。
40手前にして痛いところがたくさんあるけどチームのために頑張っている。
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