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今回の試合を振り返ってみて？

光が丘Walkers様、本日はご対戦ありがとうございました！CS決勝ということでやってきました神宮球場、申し分のない晴天の中、たくさんの応援の方々に囲まれて至高の草野球体験ができました。

光が丘公園にはよく出没するので、また機会があればよろしくお願いいたします！

Blue Radiants 投手陣の調子は？

主戦投手の下西が参加出来ないという悩ましい状況の中、首脳陣が出した作戦はWBC決勝の再現、1イニングずつの継投でした。

まず浦→丸→土井が予定通りに1イニングずつを投げきりました。浦と丸はあの舞台で死球を与えてしまったのが(お相手に対し)悔やまれますが、後続に対しては丁寧に対応できました。土井が緊張のせいか制球に苦しむものの、よく1失点で踏みとどまりました。あそこで追加失点していたら門田と浦あたりにペンギ…じゃなくてツバメのぬいぐるみに押し込まれてベンチ裏に置き去りにされていたことでしょう。

さて、3回までの予期しない早い試合展開に、村田→西澤が緊急登板へ。2人ともRadiants名物である「味方の素晴らしい守備」に足を引っ張られながら、見事に０をスコアボードに並べてくれました(西澤に至っては「長く投げられる」と味方のエラーを歓迎していた雰囲気すらありました)。

最後のマウンドは当然この人、レジェンドエースの間庭。相変わらず「味方の素晴らしい守備」により得点圏にランナーを背負うものの、狙い済ましたかのような2ゴロを打たせ「嘘ではない素晴らしい」ゲッツーを演出。見事セーブを記録しました。

憧れたプロと同じ舞台のマウンド、限られた試合時間の中で6人を送り出せたのは両チームの投手陣が四球少なく試合を進めてくれたお陰かと思います。両チームにナイスピッチと言いたいですね。

Blue Radiants 打線の調子は？

電光掲示板をフルに活用すべく、Radiantsでは滅多にない「全員打ちではない」試合となりました。結果として打席数に差ができてしまいましたが、複数打席もらったメンバーが概ね仕事をしてくれて、上手く打線が繋がりました。マネジメント側としてはホッとしてます。

以下、個別によかった人たち。

1番古城は逆転に繋がる内野安打、盗塁をマーク。特に2塁からの生還が速かった。アウトになった1打席目もいい当たりでした。確実な守備も最高。

2番間庭は正直全然当たっていなかった(←ごめんね)ものの、快足飛ばしてダメ押しの4点目のきっかけとなる内野安打。三盗も決めて爪痕をしっかり残しました。

3番門田は準決勝に続き、試合を決める決勝タイムリー。見事今日のMVPとなりました(何もでませんが)。それにしても本当に味方でよかった。

4番の浦はユニフォームを汚す気合いの内野安打で3点目に繋がる出塁。あそこまで貪欲な走塁は初めて見ました。

5番の丸は大舞台で打ちたいのをしっかり我慢しての四球、そして貴重な追加点となる犠牲フライと大活躍。アウトにはなったものの、本塁突入も盛り上がりました。

6番北園はクリーンヒットでチャンス拡大を演出。色々な投手相手に素晴らしい壁性能を発揮しながら打撃でも存在感を見せつけました。打てるキャッチャー最高。

8番の村田はノーヒットが続いて苦しんでいたものの、この大一番の1打席でセンターへの素晴らしいヒット。これを今年の起爆剤にしたいですね。彼女さんもスコア係大活躍でありがとうでした！

9番の日下部は悔しい死球。その後は(いつもは絶対にしない)盗塁を決め、同点のホームイン。職人が神宮を満喫していました。

途中出場では鈴木が強烈なインパクトを残しました。終盤で口火を切るクリーンヒットから、盗塁、そして送球間の隙をつく爆速の本塁突入でダメ押し。素晴らしい身体能力を見せつけました。


以上！今日だけは打ちたかったなあ…

ポイントとなったイニングは？

結果を見ればもちろん3回裏なんですけど…実はこの逆転の場面、ベンチワークが外からは見えにくい大きなターニングポイントでした。

本来のプランでは主軸を打線から下げるタイミングだったのですが、試合展開が思いの外早かったため、「もう1打席行こう！」とベンチが決断。ヘタすると後で打席に立てない選手が出るリスクもあったのですが、結果的に逆転を演出しつつ、全員の打席も確保という最高の結果を得ることができました。この首脳陣の決断は後々まで語り継がれるでしょう(ホントか？)。

普段の全員打ちでは絶対に起こり得ない緊迫感、WBCのドキュメンタリーに出てくるベンチ裏みたいで熱かったです。

次戦に向けての意気込みをお聞かせください!

いやー、本当によかったですね神宮球場！グラウンドレベルに下りて初めて理解しましたが、あの美しいフィールドはズルい。プロは年に数試合を河川敷でやって、有難みを実感したらいいと思います(特に真夏の昼の暑さでのクソイレギュラーを味わってほしい)。

冗談はさておき、Radiantsの素晴らしい仲間達とこの経験を共有できたのは一生の思い出になることでしょう。昨シーズン、少しだけ走れるのが取り柄だった44歳は半月板を損傷した時に本気で引退を覚悟しただけに、こんな経験ができると思っていませんでした。不在の間勝ち続けてくれたみんな、本当にありがとう。最後のマウンドでの集合写真、バックの電光掲示板の4番セカンドにひっそりと私の名前が残ったのは最高の宝物になりました…やったぜ。

今はお腹いっぱいで次のことは考えたくないくらい余韻に浸っておりますが、幸いにも膝は治り野球人生は続いていきます。これからも全員が楽しいと感じられるチームになるよう、皆で盛り上げていきましょう。よろしく頼むよ！

最後になりましたが、本日の開催に奔走してくださった関係者各位、ありがとうございました。特に両チームの連絡担当とスカイツリーグ運営の方々は大変だったかと思います。重ねて御礼申し上げます。土井ちゃんお疲れ様。

ではまた！今年もよろしくお願いいたします！