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１０月１２日土曜日からいよいよチャンピオンリーグが始まる。
各リーグに振り分けられたなかで上位３位に入ったチーム同士の短期決戦に臨む。

その先陣を切って行われる試合がKOREANS　対　早稲田レッズの一戦である。

リーグ成績を見ると
早稲田レッズは９試合４勝５敗２分。総得点が73。総失点が74。得失点差-1。
リーグＢを３位で通過した。

一方のコリアンズ。リーグＤを２位通過した。
１０試合４勝４敗２分。総得点55。総失点55。得失点差0。
である。

この成績を見る限りでは対戦チーム同士では早稲田レッズが大味な試合展開、コリアンズは堅実野球を魅せそうである。

韓国チーム同士の対決ということで、両チームともに気合十分である。

早稲田レッズの趙監督「”絶対に負けられない戦いがそこにはある”ですね。」
コリアンズのユン・ソンヨプ監督「「絶対勝つぞ」　という気持ちでいっぱいです。チーム全員が燃えてます。」

短期決戦は気持ちが大きく影響してくる。
そのような中で両チームが高いモチベーションをもっている。
面白い戦いになることは間違いないだろう。

【上位打線がカギとなる。両チームのキーマンは誰だ！？】

大事な初戦を前に、両チームともに投手陣は未だにシークレットだ。
「直前まで悩む」という早稲田レッズの趙監督。
一方のコリアンズのユン・ソンヨプ監督
「頭の中に描いていますが、当日のコンディションをみて判断します。」

ぎりぎりまで両監督思い悩みそうだが、コンディションを優先するということである。
ここ一番、やはりエース同士の対決を見てみたい。

ではキーマンは誰なのか。
明確な名前が出たのはコリアンズである。
「全員がキーマンだと思っていますが、あえて一人を挙げると、3番を打つカン・フンイルです。
ここ何試合、バットの芯をとらえた打球がアウトになってしまうケースが多かったです。
彼が打ってくれることで打線が繋がるのではないかと思います。
コンディションは良いみたいなので、期待しています。」

クリーンナップの初陣を担う３番打者。
初回から打順が巡る。いかにチャンスで捉えられるか。
リーグ戦終盤では芯でとらえてもアウトになる不運が多かったようだが、芯をとらえている限り、必ず結果はついてくる。
それが初戦であれば、影響力は計り知れない。

一方の早稲田レッズ。
キーマンは「自慢の上位陣」とのこと。
波に乗れば怖いものなしということだ。
良くも悪くも上位打線の差がそのまま試合転換を左右することになるだろう。
そうなれば、初回の両チームの攻防。
これがいきなりポイントになりそうだ。

【総合力で勝負。団結力が勝るのはどちらか】

ＣＳを勝ち抜くうえで両チームが大切だと思ったこと。
これが共通しているから、なお面白い。
キーワードは「団結」だ。

早稲田レッズが「自我を捨て、団結力に徹することができるか！！ですかね・・」
と応えれば
コリアンズも「チームの団結、試合に対する姿勢ですかね。自分とチームメートを信じることが良い結果に繋がるのではないかと。。。」
と返す。

同じようなチームの姿勢を戦いの前から見せた両チーム。
一方的な展開は正直想像できない。
１点を争うこうゲームになるような気がしてならない。

「一戦必勝。勝ちにとことんこだわります。」
『グランドではプロ根性』をキャッチフレーズに掲げた早稲田レッズはとにかく勝ちにこだわる姿勢でＣＳに挑む。

「スカイツリーグに入って、CS進出が目標でした。うれしいです。みんなに感謝します。
残り何試合になるかは分かりませんが、怪我なく、最高のパフォーマンスを見せたいです。」
『韓国代表という志で』
コリアンズは、挑戦者の志をもって初のＣＳに挑む。

果たして、勝利の女神はどちらに微笑むであろうか。