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チャンピオンシリーズ２回戦リーグＥを見事１位通過したＢＢジャンキーズが、
１回戦を勝ち抜いてきたTokyoEaglesと激突する。

接戦の予感。TokyoEaglesとの懇意。

リーグ戦では１０試合を９勝１敗で見事に１位通過したＢＢジャンキーズ。
得点率は36チーム中4位。失点率も36チーム中3位と、リーグ屈指の強豪である。
個人成績でも打率十傑に佐々木と鈴木。
防御率では１位に大磯、２位に矢口と個々の能力も非常に高いチームである。

対戦相手のTokyoEaglesはチャンピオンシリーズで同一リーグ２位だったプレアデスを
接戦の上で勝ち、同リーグ１位のＢＢジャンキーズへの挑戦権を得た。
所謂下剋上への序章が始まったのだ。

勢いに乗ってきそうなTokyoEaglesを迎え撃つBBジャンキーズだが、TokyoEaglesは知って足る関係のようだ。
「実はイーグルス様とは公式戦の後、懇意にさせて頂いてまして、練習試合含めると今期５試合対戦させて頂きました。
その都度接戦となりますから、きっと今回も痺れる試合になるんだろうなと思っています！」

リーグ戦を含め練習試合で合わせて５試合。
両チームともに相手のデータは存分に持っていると考えられる。
騙しあいや隠し玉を出すこともなく、本気の勝負が見れそうであり、非常に接戦になりそうである。

守りの野球で勝ちに行く

「相手もウチも得点力は打線次第だと思います。ウチは打者の調子を考慮したオーダーで行きたいなと。
逆に相手の上位打線には細心の注意で挑むようにしたいと思います。
失点率に関しては、ウチは投手の制球力と守備力には自信があるので、
今まで通り確実にアウトを重ねて行きたいですね。」

ＢＢジャンキーズはまず、投手陣が盤石である。
ずばり先発は大磯かという質問に対して監督は余裕の返答を返してきた。

「#11椎野、#19大磯、#52佐々木とノーヒッター#17矢口もいるのでウチは４本柱ですよ(^^)
まだ出席がまとまっていませんが、ウチの投手陣は制球力があるので誰が投げても試合を作る力はあると思います。
#52以外は(笑)」

さて、先発４本柱の中、誰が先発するのか。そしてどう継投していくのか。
監督の手腕も問われることになりそうだ。
確実にアウトを重ねること。相手チームの上位打線を抑えること。
チームの守備力と投手の制球力に自信があるから出る言葉。

TokyoEaglesはなかなか得点が難しいかもしれない。
しかし、そのような逆境を跳ね返す打棒を期待したくなる。

得点力もある。しかし４番は不在。

ＢＢジャンキーズは得点力が高いが不動の４番がいない。
ただ、それはチームに柱がいないという訳では全くない。

「その時その時で調子の良い選手を上位に起用しています。
打てる選手に打席を多く回したいなと。
そうすれば打線も勢いが出てくるので。」

調子のいい選手を上位に固めること。

かなり難しい戦略ではあるが、理にはかなっている。
チャンスを作ったものの、不調の打者に回ってしまい、得点できないことはまま起こることである。
その一方で調子のいい打者を並べれば、打線がつながる可能性は高い。
いかにして上位打線でチャンスを作っていけるか。
そして得点を上げられるか。ポイントになりそうだ。

裏を返せばTokyoEaglesも、ＢＢジャンキーズの上位打線に細心の注意を払っていけば、
そう点は取られない可能性が高くなるということだ。

打者のキーマンは不動のセンター鈴木のようだ。

「カツヤはウチの快速外野陣の中でも不動のセンターです！
美技数が多くて正直どんなプレーだったか覚えていないです(^_^;)
ただ、抜けたと思う打球に追い付くポジショニングと脚力が自慢なので、
センターに飛んだ打球は諦めてください(笑)」

センターラインが確立したチームが強いのは野球の定石である。
美技連発のセンター鈴木は忍者のように、今回も美技を魅せてくれることを期待したい。

最後に監督自身の三振数についても尋ねてみた。

「初戦に#16キム投手から３三振してるんですよ(>_<)
でも２戦目以降はキム投手からいい当たりの安打もでてますから！まぁ見ててください(笑)」

監督は今回三振をしてしまうのか。
それとも見事に打ち返すのか。そこも注目してみよう。

勝手知ったる両チームの戦い。
また、リーグＥの頂上決戦。
その幕が間もなく上がる。