【CS準決勝】波乱続出。2013年草野球チャンピオンシリーズ、ベスト4が出揃う。

 | 2013年11月25日

10月中旬から進んできた2013年草野球チャンピオンシリーズもベスト4が出そろった。

不動前ECE(7勝3敗0分/総得点58/総失点50/総得失差+8)

金太櫻ベースボールクラブ(6勝4敗0分/総得点89/総失点33/総得失差+56)

StingRays(8勝2敗0分/総得点69/総失点30/総得失差+30)

早稲田レッズ(4勝5敗1分/総得点73/総失点74/総得失差-1)

の4チームである。

リーグ戦の順位みると1位通過したチームはStingRays、不動前ECE。
金太櫻ベースボールクラブ、早稲田レッズは3位通過である。
特に早稲田レッズは激戦のリーグBを辛くも勝ち抜いたチーム。
まさに今CSの台風の目ともいえるだろう。

果たしてこの4球団が勝ち残ることを誰が想像していただろうか。

王者を破り勢いに乗る不動前ECE・金太櫻ベースボールクラブ

不動前ECEは初戦を完封勝ちすると、
チャンピオンリーグ準々決勝でBBジャンキースを打ち砕いた。

「勝てない相手ではないと思った。」

どのチームも強豪と思っているBBジャンキース。
試合内容としては3安打ではあった。
しかし、じっくり四球を選び、2人の好投手のいずれからも得点を奪う粘り強さ。
相手のミスに乗じた2回表の5点は、相手のお株を奪う戦い振りであった。

チャンピオンリーグ2試合を通じて5点以上の得点、失点は1以下と
チームの流れは非常によさそうである。

その中でも特筆すべきは捕手で出場したナガノ(19)。
草野球のレベルを超えているのでは?と物議を醸したようだが、彼の強肩は不動前ECEの秘密兵器なのであろう。

金太櫻ベースボールクラブ戦も出場してきた場合、盗塁は不可能に近いはず。

また、不動前ECEには3人の投手の軸がいる。
大学野球まで投手として活躍していたエース・タケ(17) 、ポイントで登板する監督の菅原(30)、某高校のレギュラーで某年の甲子園を制覇したヤス(9)。

ノビのある直球、キレのある変化球を放つエース・タケ(17)が3イニングを投げ、ポイントで軟投派の菅原(30)が相手打者のタイミングをずらし、速球派のヤス(9)が3イニングを投げ抜くのが不動前ECEの王道パターンである。ただ、BBジャンキーズ戦では速球派のヤス(9)を完投させるなど相手の懐具合を探り、戦略を練り上げる智将・菅原(30)の監督としての存在も怖い。

BBジャンキーズ戦では事前にBBジャンキーズの試合を偵察するという徹底したリサーチ力は金太櫻ベースボールクラブ戦ではどのように発揮してくるかが見ものである。

一方の金太櫻ベースボールクラブ。

こちらはCSに入って猛打爆発である。
初戦のチーム鮪戦では14得点の圧勝。特に5回に一挙7点の大量得点でねじ伏せた。
続く、ZaK Japan戦でも初回に5点を挙げて見事に逃げ切った。

その要因としてZaK Japan戦で4番・捕手で出場した初鹿野(29)の力があったのではないだろうか。なぜならリーグ戦には未出場ながらチャンピオンシリーズで初出場を果たし、3打数2安打と大爆発。さらにあの“快速のリードオフマン”ZaK Japan・長谷川を出塁させてもなお、盗塁させなかったというところ。そもそもZaK Japanはこの試合で1つも盗塁できていないという恐ろしさ。こちらも強肩強打の秘密兵器であるのは間違いないだろう。不動前ECEの捕手・ナガノ(19)、金太郎の捕手・初鹿野(29)の両秘密兵器が相対するとき、準決勝としてふさわしいガチンコの試合がみられるのではないだろうか。

まさかり担いだ金太櫻ととっくり担いで臨む不動前ECE。
さて、勝つのはどちらだ。

リーグ独走のStingRays、挑むのは早稲田レッズ

絶対王者と言われたBBジャンキース。
そのBBジャンキースに引けを取らないリーグ成績を収めたチーム、それがエース・鷹木(22)擁するStingRaysである。
リーグAを8勝2敗、リーグ内唯一の得失点差プラス30で首位通過している。
チャンピオンズシリーズ初戦のTOKYO MONSTERS戦では
3,4番に監督を欠く厳しい状況の中、
エース・鷹木(22)がノビのある直球と強靭なスタミナを武器にTOKYO MONSTERS打線に1安打完投勝利でベスト4への切符を手にした。

そして「次戦は乱打戦に持ち込みたい」と会見で述べたStingRaysのエース・鷹木。

これは本音だろうか。
なぜなら早稲田レッズはチーム結束が固く、打ちだしたら止まらない。乱打戦に滅法強いチームなのである。
早稲田レッズとしては応じてノーガードの戦いは願ったり叶ったりだろう。

乱打戦に強い早稲田レッズに乱打戦で挑むというStingRays、どこまでが本当でどこまでが嘘なのか。その答えが待ち遠しいばかりである。

では早稲田レッズはどうだろうか。

早稲田レッズは初戦KOREANS対との戦いを7-3で勝利した。
この試合ではベストメンバーを組み、抑えから先発に転校したイ・スンゼが4回完投、
今期最高のピッチングを魅せる。
2イニングで6点を取り、そのまま逃げ切る形ではあったが先発を早い段階でノックアウトした打線のつながりは脅威である。
続く準々決勝ではボードベースボールクラブに3-2と辛くも勝利。
寒い中での試合となったが、少ないチャンスをものにして8回に勝ち越した。

ボードベースボールクラブとしては最終打者をヒットで出して、1番の大阪の大砲・イルトン(1)に回してしまったことが痛い。
早稲田レッズの最重要危険打者であるイルトン(1)にチャンスで迎えるさせることは危険である。

不振がちであったイルトン(1)を呼び覚まし、チームもCSを勝ち進み雰囲気はかなり良くなってきている模様。
次回もチーム一丸となって戦ってくれることだろう。

この試合のポイントはやはり、早稲田レッズがエース・鷹木(22)を早めに叩けるかどうか。
予想ではあるが、ここまでほぼ毎試合投げ抜いてきたエース・鷹木(22)がやはり先発してくるはず。

そしてそのエース・鷹木(22)を早めに叩けば、その流れで救援投手までも飲み込む力が早稲田レッズにはある。
逆に拮抗したままだとStingRaysに分がある。流れを掴めないままエース・鷹木(22)が一旦マウンドから下りてしまうと、鷹木(22)の呪縛から早稲田レッズ打線は流れをつかめず、沈黙していくだろう。

こちらの答えも待ち遠しいばかりである。

そして、いよいよ残すは3戦

泣いても笑っても2013年草野球チャンピオンシリーズは決勝をかけた2試合と最高峰の戦い1つの残り3試合となった。

勝ち進んだ4チームは、苦汁をなめたチームたちの気持ちも受け継いでいくことにある。
終盤となったスカイツリーグ。さて、栄冠を勝ち取るのはどのチームとなるのだろうか。
下剋上なるか。

今年のチャンピオンシリーズはまだまだ波乱が待ち受けていそうである。

試合結果

対戦形式日付/球場先攻スコア/
開始時間
後攻先攻
先発投手
責任投手後攻
先発投手
詳細
CS2013年11月30日
【3面】戸田一般

不動前ECE
0 対 6
11:00~

金太櫻ベースボールクラブ
タケ(17)[投制]
0 view
【勝】 荒井(6)
0 view
【負】 ヤス(9)[投制]
0 view
荒井(6)
0 view
詳細

注目されている選手

1

不動前ECE
0ヤマダ

守備はボルドー打撃はシャンパーニュ♬

0 view

2

不動前ECE
1金さん

チームに規律と情熱を与える静かな熱血漢!!

0 view

3

不動前ECE
2ひろひろ

不動前のアイドルと言えば〜?
ひろかー⤴⤴

0 view

4

不動前ECE
27クロちゃん

30過ぎてなお野球小僧。
野球がしたいッス

0 view

5

不動前ECE
5れいじ

野球を愛するチームのリーダー。流れを変える長打は天下一品!
イケメンの新婚です!

0 view

6

不動前ECE
8ノブさん

チームを支えるGM。「試合?俺ドームやねん笑」

0 view

7

不動前ECE
9ヤス

某高校のレギュラーで某年の甲子園を制覇!
執行猶予中…

0 view

8

不動前ECE
14つじちゃん

豊富な経験と勝負強いバッティングでチームに喝を与えます!
春先は体が重いです…

0 view

9

不動前ECE
17タケ

性格は弱気。
投球はランナー背負っても強気。

0 view

10

不動前ECE
18まっちゃん

一番でめっちゃ活躍してまっせ!
奈良魂、みせたる

0 view

こんな記事も読まれています

不動前ECEは飲み屋の常連が野球チーム!?でも、それが一番大事!(チームポアンカレ 1 対 2 不動前ECE) 投稿:2013年9月9日  Total:3494 view

【CS決勝】いよいよチャンピオン決定戦へ -金太櫻ベースボールクラブ対StingRays- 投稿:2013年12月13日  Total:2341 view

【CS2回戦】乱打戦の予感?(金太櫻ベースボールクラブ  対 ZaK Japan) 投稿:2013年10月27日  Total:2263 view

【草野球ワールドシリーズグループ戦】マディーウォーターズの采配的中!巧みな投手起用で不動前ECEの打者は死屍累々! 投稿:2015年10月5日  Total:2218 view

【CS2回戦】同一リーグ対決。気合が入らないわけがない!(MAPPA!対不動前ECE) 投稿:2013年10月21日  Total:2189 view

【2015年度 草野球ワールドシリーズ 決勝戦】初代王者はドンマイ・ロックスか不動前ECEどっちだ!? 決勝戦のみどころ 投稿:2016年1月13日  Total:2182 view

〈2015年IKIリーグA途中経過と順位予想〉不動前ECEまさかの4戦全敗で波乱の予感? 投稿:2015年6月9日  Total:2084 view

リーグ全体ではこの選手がよく見られています。

1

C.C.Nationals
66大森

ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体

51177 view

2

Brains
30大沼

■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区

49545 view

3

ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー

年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か

44621 view

4

Aspens
29ゆめか

Aspensを支える美人マネージャー(笑)。
趣味は休日にカフェを巡ることと読書(多分)。

44529 view

5

Aspens
16日野

調子に乗るとすぐに怪我する足爆弾持ち。三冠王を取ったら引退するという目標を立てている。

34749 view

6

Aspens
1秋山

Aspens監督兼「左の」エース。
2022年エース剥奪。仕方ないのでバットとグラウンド取得と出欠管理で貢献する。

22906 view

7

渡辺WINS
15阿部

2021年度期待の新戦力!!

17371 view

8

大田ブルーウェーブ
1森本遥斗

色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。

17266 view

9

PALYBALLS
10ノブ

★チーム創設メンバー
■2016年11月入団
■可能性の獣
*オタク×野球の象徴!
■推しメン:
・篠塚つぐみ/プレイボールズ

16815 view

10

アオイハル
11松島 大進

13214 view

2136

view

「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手