| 2014年1月3日
その中で、10試合で僅か34失点と、磐石の投手陣・守備陣で守りの野球を展開した東京南海ホークスが頭一つ抜けている印象だ。豪打のKOREANS相手に6-6の引き分け試合があった以外では、全ての相手を4点以内に押さえ込んでいる。この点は打撃戦のイメージの強い草野球において、特筆すべきことだと思う。強いて来季に向けた課題点を挙げるとすれば、個々の打撃力の強化だろうか。2度の敗戦はいずれも2点差3点差、2度の引き分けも合わせると戦っていた本人たちからすると「あと一本出ていれば勝てた試合」だった可能性がある。大崩れしない安定感は裏を返すと、自分たちで自分の限界を決めてしまっているのかもしれない。涙を飲んだ草野球チャンピオンシリーズの敗戦を糧に、来季は全勝を目指してほしい。
グループBでは、インシデンツ以外の全てのチームが10試合を消化し、勝ち数の差が勝ち点の差となり順位に表れる形となった。
2位のLabyrinthは、勝った5試合では全て8点以上取って打ち勝っている。その一方で負けた5試合は全て5得点以下と、打線の爆発度合と勝敗がリンクしているのが興味深い。自慢の打線が火を噴くことで、相手にプレッシャーを与えて有利に運ぶことができる。逆に、ここまで傾向がはっきりしてしまうと、相手投手のレベルが高いと、自ベンチの雰囲気が一気に圧倒されてしまい、特に終盤などで本来の実力が発揮できないこともあったのではないかと感じる。投手戦になった場合でも落ち着いて戦えると、勝率は上がってくるだろう。
3位早稲田レッズ。下克上という言葉のよく似合う彼ら。リーグ戦では4勝5敗(1分)、得失点差も-1と、良くも悪くも「平均」という印象のチームだった。しかし、草野球チャンピオンシリーズでは、グループB1位の東京南海ホークスを撃破するなど、並み居る強敵を倒し草野球チャンピオンシリーズ3位と大健闘。勝ったり負けたりのチームが、一体何を掴んだのだろうか。早稲田レッズのチーム代表コメントから推察するに、「油断しない、満足しない」精神が大きいのではないかと見ている。勝っても負けても、自分たちの野球をストイックに追求していく。その過程に勝利があり、自分たちの在り方に誇りを持って戦えるようになるのだろう。
楽しい中にストイックさを。この姿勢を貫く限り、彼らに死角はない。
惜しくも4位で涙を飲んだバーストズ。得失点差-53が示すように、負ける試合は圧倒的な大差で破れるケースが目立つ。どうしても試合が進むにつれて点差が開いていくと、チームのムードも盛り下がってくる。初回に先制するも、すぐに逆転されてそのままズルズル…というパターンの克服が鍵。ピンチの時こそムードメーカーの出番だ。
5位のローガンズは、8連敗のあと2連勝でリーグ戦を終えた。リーグ戦が10試合でなく、もっと続いていれば…なんて冗談は一旦置いておいて、終盤で覚えた「勝ち方」をいかに来季に引き継ぐかという点にかかってくるだろう。実戦のない期間にどれだけ実戦を想定した練習ができるか。来季連勝スタートで、弾みをつけるローガンズを期待したい。
6位インシデンツ。6月の試合を最後にリーグ戦の結果が残っていないため詳細は不明だが、ス・リーグを盛り上げていくために、ぜひ実力を発揮してほしい。
実力が拮抗したス・リーグでは、僅か1勝の差が順位を分けることも珍しくない。
同じ試合数であれば当然各チーム、1つ1つの試合を必勝の気持ちで臨み、取りこぼしを減らすことが順位アップへと繋がる。また、リーグ戦では負け越しながらも草野球チャンピオンシリーズで快進撃を見せた早稲田レッズのように、何か小さなきっかけでチームがガラッと変わることも少なくない。
どのチームにもチャンスがあるので、頑張ってほしい。
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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受賞選手
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