謎の無敗軍団!2013年の東京スカイツリーグの総括 ~グループE編~

 | 2014年1月3日

絶対王者のBBジャンキーズ

1位のBBジャンキーズは、どの投手でも安定したゲームができ、選手一人ひとりが個人の持っている力をフルに発揮できた印象。どんな試合でも自分たちの野球に徹し、決して大崩れしない戦い方は、まさに王者そのもの。来季もぜひ、リーグを大いに盛り上げてほしい。草野球チャンピオンシリーズの悔しさをバネに、一層のレベルアップを。

グループEでは、ス・リーグ唯一9勝のBBジャンキーズが他5チームを圧倒し、2~4位は混戦、6位のマディーウォーターズは試合数が少ないものの無敗。
順位表を眺めているだけでも非常に興味深いリーグだ。
さて、そんなグループEを総括していこう。

圧倒的な打力のプレアデス

2位プレアデスは、9試合で98点と、1試合平均得点10点以上の圧倒的な打撃を誇る。打撃に優れたチームでは、その分守備面に脆さがあるケースも少なくないが、プレアデスでは総失点29と、こちらも安定している点は注目に値する。自慢の打線で相手の戦意を失わせて戦うプレアデス野球により磨きをかけ、来季はさらなる躍進を。

激戦を勝ち抜いたTokyo Eagles

3位Tokyo Eaglesは、4位のスレイヤーズと勝ち点差1という僅差の3位争いを制し、念願の草野球チャンピオンシリーズへの出場を果たした。「3位争いを制し」と書いたが、実はTokyo Eaglesは試合を順調に消化し、6月終了時点で10試合を終えていた。実際には他チームの勝敗次第で順位が決まったというのが正しい。リーグ戦を早く消化できると、その後の期間でチームの課題克服や長所の強化に時間がかけられるので、来季はその分の積み重ねの成果が表れてくるのではないだろうか。

6連敗に泣いたスレイヤーズ

4位のスレイヤーズは1分けのあと3連勝で、その後6連敗と悪い流れを断ち切れずに結果として勝ち点が1足りず4位と非常に残念な結果に終わってしまった。実力的には十分他チームと互角であると思うので、自チームの勝ちパターン負けパターンを分析し、来季は春先見せたスレイヤーズ野球復活でス・リーグをもっと盛り上げてほしい。

恐ろしい能力を秘めたLFD

5位のLFDは、2度の敗戦も強豪相手の1点差負けで、4勝のうち3勝が10得点以上と、少ない試合ながらも実力を見せつけたという印象だ。筆者としては、順調に試合を消化できていれば草野球チャンピオンシリーズでも上位進出も期待できるチーム力だっただけにもったいないと思ってしまうのだが、おそらくチーム事情によるものだと思うので、来季は編成面、渉外面に力を注ぎ、LFDの野球をもっとリーグ全体に見せつけてほしい。

4連勝のマディーウォーターズ

6位マディーウォーターズは7月の終わりにリーグ戦初戦を白星で飾ると、リーグ戦終了の9月までを負けなしの4連勝で駆け抜けた新星だ。フルで試合を消化すれば、他チームの脅威になるに違いないだろう。来季はマディーウォーターズの名を轟かせてもらいたい。
余談だが、同チームのページの選手紹介は各選手の女性関係、恋愛関連の情報がどのチームより充実しているのが特徴。興味深く感じたのでここに記しておく。
来季以降マディーウォーターズ対策に手を焼く他チームは、ここを参考にすると攻略のヒントが見つかる…かもしれない。

【まとめ】グループE編

順位表だけでなく、各チームの試合結果や試合の消化ペースを細かくチェックすることで、ス・リーグの楽しみ方は非常に奥深いものになる。目先の勝ち負けだけでなく、自チーム他チームの戦い方をデータで分析すると、より楽しい活動ができるようになるだろう。

注目されている選手

1


0中沢

リーグ専属審判です。

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リーグ全体ではこの選手がよく見られています。

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C.C.Nationals
66大森

ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体

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2

Brains
30大沼

■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区

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3

ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー

年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か

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Aspens
29ゆめか

Aspensを支える美人マネージャー(笑)。
趣味は休日にカフェを巡ることと読書(多分)。

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Aspens
16日野

調子に乗るとすぐに怪我する足爆弾持ち。三冠王を取ったら引退するという目標を立てている。

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Aspens
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2022年エース剥奪。仕方ないのでバットとグラウンド取得と出欠管理で貢献する。

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渡辺WINS
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2021年度期待の新戦力!!

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色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。

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PALYBALLS
10ノブ

★チーム創設メンバー
■2016年11月入団
■可能性の獣
*オタク×野球の象徴!
■推しメン:
・篠塚つぐみ/プレイボールズ

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アオイハル
11松島 大進

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「スカイツリーグ月間ベストナイン賞」受賞選手