さしきオリオンズ・いしだ(19) | 2014年12月27日
2014年リーグ戦、前年の結果を超える成績を上げたチームはいくつかあるが、
経験者が少ない中で、怒涛の追い上げを見せたチームをご存じであろうか。
さしきオリオンズである。
2013年はMIYABIリーグ、グループCで4位だったものの、
今年はIKIリーグのグループCで2位に食い込んだ。
そのチームの躍進に欠かせない人物が外野手でキャプテンである石田である。
石田自身も今年の成績には一定の満足感を持っているようだ。
「とにかく嬉しいです。今年は一つでも勝ち越すことが目標でした。
1試合未消化とはいえ3つの勝ち越しは少々できすぎのようにも思えます。
去年はチーム状態が固まっていない中、打てない守れないで苦しい戦いが続きました。
まあ当然の結果だったとおもいますが、どの選手も悔しいという思いでいっぱいだったようです。
今年前半まではその状態が続いておりましたが、
徐々にチーム力が高まったことが結果につながったと思います。」
昨年は10試合で3勝6敗(1分)という勝敗もさることながら
総得点35。総失点59という差が大きかった。
一方で今季のさしきオリオンズは9試合で6勝3敗と勝ち負けを逆転させた。
また総得点74。総失点53ということで、得点力も単純におよそ2倍にまで持ち上げた。
そのマネイジメントはいかほどだったのか。本人はこう振り返る。
「マネジメントをやったことがある人なら誰もが理解してくれると思いますが、
正直心折れる時もあります。
あとひとり、ふたりがなかなか集まらないんですよねえ…
でも、一人で背負い込もうとしないことですね。
分かち合えば理解のあるメンバーが助けてくれます。
今年はそういう意味でも、チームとして成長したのではないでしょうか。」
キャプテンという存在でありつつ、皆の意見を尊重して分かち合い、チームとして大きな飛躍へとつなげた。
経験の少ない選手たちでも、ベクトルを同じに向けることでチーム力は相乗的に上がるという最たる例だろう。
投打には好不調があるが走にはそれはない。
その足を意識した試合運びを実践していた。
「やはりこれまで対戦した強豪チーム様は、ドンドン塁を進めてきます。
ちょっとしたパスボール、中途半端なボール処理こういったところを見逃さず、走らせました。
面白いもので、そうなるとバッティングも良くなり、
ビックイニングになる、好循環になります。」
相手のミスにつけ込んでの好走塁。
自チームに流れを持ってくるには非常に有効な手段だ。
今季の試合を顧みても、ビッグイニングが非常に多い。
そうして流れを持ってきた中で、得点を稼いだといっても問題はない。
足を活かすために打線も考えた。
「クリンナップを挟むメンバーの順番には特に気を使っています。
出塁率の高さ、選球眼、勝負強さ、性格の悪さ(イヤらしさ)などですね。」
得点はまさにクリーンナップに任せて、その前後に適材適所の選手を配備。
結果的につながれば切れ目のない打線が誕生したのだ。
投手陣の層の薄さがネックとなるさしきオリオンズ。
投手として今季大車輪の活躍をしたのがたかしだ。
5勝2敗(完投勝利5回)、防御率3.07と、投手としては申し分のない成績ともいえるが、
彼自身の野球経験はほぼ皆無に等しかったと石田は語る。
「彼はチームに入るまでほとんど野球をやったことがありません。
しかし、もともとの身体能力がチームでも群を抜いていますので、
イメージと身体の動きを一致させる作業をしていたようです。
二人で色々映像を見ながらどうやったらうまくなるか話し合いましたよ、
酒飲みながらですが…
夏ぐらいからその能力が開花し、その力を遺憾なく発揮してくれました。
エースとしての責任感が強くなったのも一因かもしれませんね。
多忙なので、逆にいない時どうすんだ?ということが、最近悩みの種です。」
身体能力の高さで投手を任されたものの、結果としてエースにまで一気に成長した。
我慢強い起用や、アドバイスは選手の意識を大きく変え、成長させる。
ちなみに投手が完投が多いの事にはチーム事情が大きく影響している。
「恥ずかしながら、単に投手が少ないからです…あとは私しかいませんから。
最近、ストッパー候補になりそうな選手を獲得したので、
来年はセーブがつく機会もありそうです。」
さしきオリオンズを研究している他球団には悲報ともいえるストッパー候補の獲得。
これは来季の戦いに大きく影響を及ぼしそうである。
たかし、いしだ両投手が序盤からとばしても、終盤に新たな投手が出てくる。
来季は新しい戦力にも注目だ。
「まだまだチームとしては進化の途中ですので、期待して下さい!
シリーズに向けては、いつもどおり、ですね。
我軍はどこと当たってもチャレンジャーなので、
大物食いを一つでもできれば頂点が見えてくるかも!?」
成長しているチームはどんな試合からも成長する。
大物食いが出来れば頂点が見えてくる可能性は大いにある。
まだまだ成長が期待できるさしきオリオンズ。
そしてキャプテン石田の手腕にも注目してほしい。
日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
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2014年10月11日 | 対 一番星(●13-7) | 負 | 1番手 | 5回(0/3) | 7 | 13 | 3 | 4 | 2 | 7 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月27日 | 対 恵比寿モレーナ(○5-9) | 勝 | 1番手 | 6回(0/3) | 4 | 5 | 4 | 5 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2014年10月25日 | 対 青山タイヨースターズ(○0-15) | 一 | 6番打者 | - アゴ - アゴ - 内安 - 敵失 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年10月18日 | 対 東京オモスタイルズ(○5-7) | 中 | 5番打者 | - 敵失 - 安2 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年10月11日 | 対 一番星(●13-7) | 投 | 3番打者 | - アゴ - アゴ - 敵失 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月27日 | 対 恵比寿モレーナ(○5-9) | 投 | 5番打者 | - 四球 - ア飛 - 三振 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月13日 | 対 ワセダレッズ(○3-13) | 中 | 3番打者 | - 四球 - アゴ - 安打 | 2 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年09月13日 | 対 ワセダレッズ(○3-13) | 中 | 12番打者 | - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年05月24日 | 対 NSユナイテッド海運 (○3-9) | 中 | 3番打者 | - アゴ - 敵失 - 三振 - 三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年05月10日 | 対 イレギュラーズ(○11-13) | 中 | 3番打者 | - 安2 - ア飛 - 三振 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年04月26日 | 対 R'z(●1-2) | 中 | 2番打者 | - 四球 - アゴ - 三振 - 三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2014年04月12日 | 対 StingRays(●11-0) | 一 | 3番打者 | - 四球 - ア飛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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