| 2016年1月29日
両国の精鋭が一堂に会し、各々が国の威信をかけた熱き戦いを展開する草野球日韓戦。この世紀の一戦が、1/30(土)14時から豊島区総合体育場野球場にて行われる。
この目前に迫る戦いを前に、韓国代表監督でありプレーヤーとしても今回登録しているチョウ・イルトン氏(早稲田レッズ)に直撃インタビューを敢行。今の正直な胸の内を語ってもらった。
【Q1】スカイツJAPANの選考メンバーをみてどう思うか?
予想どおりの最強メンバーが揃ったという印象だが、特に驚きもない。我々もこのメンバーを予想して、今まで準備をしてきたので問題はない。
【Q2】スカイツJAPANの弱点を挙げるとしたら?
全く見当たらない。唯一我々が勝っている部分をあげるとすれば、「勝ちたい」という強い気持ちだろう。
【Q3】試合はどういった展開を予想しているか?
おそらくロースコアになるのではないだろうか? ロースコアであればこちらのペースに持ち込める。勝機も見えてくるだろう。
【Q4】この日韓戦を韓国チーム側はどう捉えているか?
もちろん「国の威信をかけた戦い」ととらえている。楽しくやる中にも本気度が非常に高い、かなり重要な試合だと心得ている。しかし相手へのリスペクトを忘れず、野球ができることへの感謝の思いを込めて一生懸命プレーしたい。
【Q5】監督として、選手たちにいかに国を代表して必死にプレーをしてもらう
かが一つのポイントになると考えているが?
確かに個性も年齢層もさまざまで、代表チームをまとめるのには本当に苦心した。 普段一緒にプレーしている選手たちではないので、まずは各々の考えをしっかり理解することに取り組んだ。また、各選手の主張にしっかり耳を傾けて、できるだけ尊重することでチームの雰囲気作りに努めてきた。幸い監督以上に選手達の思いの方が熱く、逆に助けられた。
【Q6】日韓戦に向けて壮行試合を行っていたが、試合の結果についての評価は?
壮行試合の結果は、評価できる内容だった。特に好投手、好打者が揃う日本チーム相手に互角の試合ができたことが、かなりの自信につながった。
ただ監督としてはまだまだ満足はできていないが(笑)
【Q7】韓国代表チームの長短所をあげるとしたら?
投手に関しては、エースのパク・サンボムを筆頭になかなかの仕上がりだ。
投手力がうちの最大の武器であり、また長所と言えるだろう。一方、打撃に関してはまだまだ私の求める域まで達していない。対戦当日、どう化学反応を起こしてくれるか個人的に期待している。
【Q8】韓国チームが優勝するために必要な選手を3人挙げるとしたら?
またその理由は?
1.パク・サンボム
先発予定のうちのエース。彼が試合を作れれば自然とうちのリズムができる。
2.カン・ギョンミン
打線の中軸を打つ打者。チームの4番としての重責もあるだろうが、持ち前のセンスで結果を残してくれると期待している。
3.モ・ウンヒョク
快速球が持ち味の中継ぎエース。彼本来の投球で日本をねじ伏せることができればうちの勝機もある。
この直前インタビューから感じたこと。それは謙虚さの中にも、燃えたぎる闘志と勝利への執念、そして自信だ。監督自身も早稲田レッズに所属し、スカイツJAPANの選手たちが所属する同じリーグでプレーする選手でもある。それだけにスカイツJAPANの実力は熟知しているはずだ。
ましてや攻撃については足技あり長打ありと、半端ない実力を有する猛者たちが揃っている。「完全無欠」といっても過言ではないこの強力打線相手に、ロースコアの展開を予想しているということは、自軍の投手力にかなりの期待と自信を持っているということだ。そして相手に敬意を表しながらも、国を代表して戦うという強い意識と並々ならぬ闘志がうかがえる。
韓国チームとしては監督が思うように、チームの命運は「投手の踏ん張り」。これ如何にかかっているといえる。先発が濃厚視されるパク・サンボムが、監督の期待通り試合を作ることができれば、韓国ペースの展開に持ち込めるだろう。日本の投手もよいだけに、そうチャンスはないはずだが、それだけに少ないチャンスを確実にモノにしたい。
そして投手力のチームが波に乗る最大のポイント、それは何といっても「先制点」だ。まずは全力で先制点を取りに行くことが、韓国チームとしての最大のミッションとなるだろう。そして先発のパク・サンボムから、よい形でモ・ウンヒョクにつなぐことが勝利への条件となる。それだけにエラーなどのムダな失点でチームの流れを悪くするのは避けたいところだ。
韓国チームは監督以上に、選手たちの士気がかなり高まっているようだ。そういったところからみても、今回の日韓戦は単なる「草野球の国際交流試合」などというぬるさは微塵もない。異国の地である日本でプレーできることへの感謝の気持ち、そして国を代表して戦えるという名誉。
おそらくイルトン監督含め各選手たちは、誇り高き志を持って試合に臨むことであろう。まさに国の威信をかけた本気度MAXの「ガチの対決」。それだけにエキサイティングな試合になることは必至だ。新たな草野球の歴史の扉を今まさに打ち開こうとしているオール韓国の健闘に期待したい。明日はぜひ豊島区総合体育場野球場へ足を運んで、日韓草野球の歴史の目撃者になろう!
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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