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相手のミスにしっかり乗じて試合を有利に進めるDLNプロパティーズ

3月26日に行われたCOBAINS対DLNプロパティーズの一戦は、13対1でDLNプロパティーズが圧勝した。

試合は1回から動いた。DLNプロパティーズの先頭打者の大目選手が内野安打で出塁し、さらに相手のエラーで得点圏にランナーを進めると、3番の間森選手が走者一掃のタイムリースリーベースで2点を先制した。

DLNプロパティーズ・間森 健介(12)は3番打者として3打数1安打2打点の活躍

その後、フォアボールや相手のエラーが重なり、3点を加える事に成功。序盤から大量リードを奪い、試合を有利に展開する。その後も初回の得点パターンと同様に、相手のエラーやフォアボールで溜めたランナーを長短打で返していき得点を重ねていく。

DLNプロパティーズのリードオフマンの大目 拓人(7)は4打数3安打と活躍

終わってみれば13点を奪い、DLNプロパティーズが相手のミスに付け込むのが大変上手なチームであることを示す結果となった。投球面でもDLNプロパティーズの先発柴投手が1失点の完投勝利を挙げ、投打ともに格の違いを見せつける結果となった。

大敗を喫したCOBAINSに今後要求されるもの

チームの士気を高めるCOBAINSのメンバー

COBAINSの大量失点の原因は、やはりエラーの数が非常に多くなってしまったのが原因と言えるだろう。投手からしても、取れるアウトを取ってもらえなかったというのは精神的にダメージが大きい。あまりにもエラーが続くようであるなら、投手はマウンド上で一人相撲を取らざるを得なくなってしまうのである。

COBAINSの正捕手・Y.KUDO(27)は2打数1安打2盗塁と快足を飛ばした

その結果、投球に力みが出て普段通りのピッチングができなくなってしまい、さらなる大量失点へとつながってしまうのだ。まだ肌寒い季節で体が思うように動かなかったという事情もあるだろうが、1試合に10失策では、投手が報われない。

一見完璧に見えるDLNプロパティーズの攻撃だが

COBAINS・W.KUDO(7)は1番打者として選球眼の良さをアピールした（二四球二盗塁）

相手のエラーやフォアボールでチャンスを広げ、長短打を絡めてしっかりと得点を重ねることができたDLNプロパティーズ。しかし、主にヒットを打っているのは上位打線とクリーンナップに据えられた選手であり、7番以下の選手はこの試合はノーヒットだった。

DLNプロパティーズ・小川 範孝(1)は2打数1安打1打点。

DLNプロパティーズはこれから多くのチームと対戦することにはなるはずだが、勝ち星をしっかりと重ねていくためにも、チーム全体の打力の向上を図りたい。どこからでも得点を挙げることができる打撃陣というのは、対戦チームにとっては大きなプレッシャーとなることは間違いないだろう。

昨年とは違い良いスタートが切れたと喜ぶDLNプロパティーズ

ピッチャーを助けられる守備をして攻撃に繋げると決意を新たにしたCOBAINS