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これぞチームの大黒柱！ピッチャーだって攻撃要員！

3月26日に行われた一番星とさしきオリオンズの一戦は、5対7でさしきオリオンズが接戦をものにした。

5回に一番星を突き放す豪快な一発を放ったさしきオリオンズ・たかし(7)

試合は2回表、一番星が長短打とフォアボールを絡めて2点を先制すると、すぐさまさしきオリオンズが3点を奪い逆転。その後お互いに追加点を挙げ、4対4の同点で5回を迎えた。ランナーを一人塁上に置いて、打席にはさしきオリオンズにおける大黒柱であるたかし選手。

見事な本塁突入を魅せたさしきオリオンズ・つの(4)

一発が出れば試合の趨勢を決めることができる打席で見事に2ランホームランという答えを出し、勝利を一気にたぐり寄せることができた。最終イニングとなった6回表に1点を失うものの、その後の一番星の反撃をかわし、価値ある勝利を手に入れた。

名誉挽回の機会はマウンド以外にも用意されている

試合を決める一発を放ち、見事ヒーローとなったたかし選手。しかし、今回の投球スタッツは褒められたものではない。日韓戦の代表に選出されるほど力のあるたかし選手にとって、5回まで4失点という投球内容は決して納得の行くものでは無かったに違いないだろう。

2打数2安打2打点のさしきオリオンズ・いがらし(14)

そんな中で迎えた5回裏の打席。鋭い一振りでダメ押し点を挙げ、チームの勝利に大きく貢献することができた。ピッチングで思うように結果を残すことが出来なくても、バッティングで結果を残せばいい。頼れる大黒柱はこれからもチームをあらゆる場面で引っ張っていくだろう。

一番星の課題は走塁判断と下位打線の奮起

逆転に向け、気合を入れる一番星の選手

対して、一番星の攻撃スタッツを見ると、下位打線から快音が響かなかったのが気がかりだ。直接得点に結びつくヒットを打つことができなくとも、フォアボールだってシングルヒットと同価値なのだ。あっさりと凡退してしまえば、相手投手を勢い付けてしまうことになる。どんな形でもいい。泥臭くてもいい。とにかくあっさりと凡退して流れを相手に渡してしまわないようにしたい。

球団創設時から４番を張り続ける一番星・小山田大輔(33)は2打数2安打1死球

また、この試合ではいくつか走塁ミスもあった。4回表ではタッチアップができる場面にセンターフライを放つも、ランナーが飛び出していたためタッチアップができず、次の1点を奪うことができなかった。さらに、6回にはランナーへの指示が中途半端になってしまい、ホームでランナーを憤死させてしまう結果に。

スポーツにたられば論は厳禁ではあるものの、もしこのランナーが2人とも生還していたら、試合展開もまた違っていたものになっていただろう。確実に勝利を得るためには細かいミスはしっかりと潰さなければならない。

2戦2敗と苦しい一番星「白球畑でつかまえて」をテーマに巻き返しを図る

2勝1敗と勝ち星先行のさしきオリオンズはこのまま上位をキープを狙う