【MIYABI CS2016】接戦・逆転・サヨナラ・番狂わせ!波乱が渦巻く草野球CS序盤戦

 | 2016年5月19日

MIYABI Aグループ優勝のボードベースボールクラブ

昨年2015年は、ボードベースボールクラブが決勝戦でマディーウォーターズとの2対1の接戦を制し王者に輝いた、MIYABIチャンピオンズシリーズ戦トーナメント。2016年の栄冠は果たしてどのチームに輝くのか、現時点で終了している試合の結果を振り返りつつ、今後の展望を見ていきたい。

【Pod A】Robstarsは初戦の勢いを維持出来るか?

Pod AはRobstarsが上京を16対0と圧倒、勝利し二回戦へと駒を進めた。敗れた上京の荒牧隆弘は投手陣について「一から作って行きたい」と今後の課題を口にした。

勝利したRobstarsの伊藤友章は、高火力を誇る上京打線をゼロ封という結果に「まさかの出来事」とビックリした様子。

快勝のRobstarsが準々決勝で勝負するのは、昨季MIYABI Cリーグ覇者の早稲田レッズだ。伊藤友章が「試合に挑むメンバーの意識を高めていければ」と語る様に、初戦の勢いを維持出来るかどうかが勝敗を分けるだろう。

【Pod B】StingRaysは強豪を倒し調子は右肩上がり

Pod B一回戦はStingRays対spベアーズ。緊迫した試合展開の中、両チームが共に試合のターニングポイントとして挙げたのが、五回の攻防だった。3対2と切迫した場面、バッターボックスに立ったのは三回から継投でStingRaysのマウンドに上がった鷹木、四球で出た二人のランナーを帰して5対2と点差を広げ勝負を決めた。

惜しくも破れたspベアーズの赤池は、先発して粘りのピッチを見せたファイナルファンタジー・F・野口、今期からチームに加入し六回に初登板した千賀に「ナイスピッチングを見せてくれた」と敗北の中にも手応えを感じていた。

勝利したStingRays、続くPodB二回戦の相手は昨季MIYABI Fグループ優勝でシードを得た強豪YAKITORI RAKUDA。昨季リーグ戦同グループの一位、二位対決となった。

一回戦終了後、「(次の対戦相手のYAKITORI RAKUDAには)全く勝てる気はしませんが」と弱気なコメントも残していた仁昌寺が、四番DHで得点に絡む犠打とマルチヒットの活躍を見せる。

結果は4対1とStingRaysの勝利、番狂わせを演じ、昨季リーグ戦のリベンジをトーナメントで果たし準決勝に進出を決めた。

故障を心配され三度満塁のピンチを背負いながらも完投勝利を収めたStingRays鷹木が「当方、年寄りが多いので、いつもより弾まないグラウンドの方が、捕球しやすく、エラーの差だったと思います。」と振り返ったように、当日雨天中止も危ぶまれた程のグラウンドコンディションが勝敗を左右した。

YAKITORI RAKUDAハッシーも「雨天中止と決めつけて1度気持ちを切らしてしまった事が1番の敗因」と弱気に転じたメンタリティを敗因に挙げた。7安打も1得点しか挙げられなかった打線に対し「100点満点で2点位」と厳しい採点。クリンナップに期待通りの結果を注文した。

【Pod C】昨季準Vのマディーウォーターズは今年も盤石

盤石の野球を見せて二回戦に勝ち上がったマディーウォーターズ

盤石の野球を見せて二回戦に勝ち上がったマディーウォーターズ

Pod C一回戦、マディーウォーターズ対KOREANSは六回コールドゲーム、8対2でマディーウォーターズの勝利。昨季チャンピオンズシリーズ準優勝チームの実力を見せた。

マディーウォーターズはゲームを通じて四死球で出たランナーをバットで帰す効率的攻撃を展開、マディウォーターズKIKUも「(5回までの)得点をめずらしくすべてタイムリーであげれました!」と内容に満足した。KOREANSのYOON SUNG YUBは「またも1回戦での敗北です。」とトーナメント戦初勝利を逃した事に悔しさを滲ませた。

一回戦では盤石の野球を見せて二回戦に勝ち上がったマディーウォーターズ、対戦相手の昨季MIYABI Eグループ優勝チェリーズの相良幸生はマディーウォーターズ戦は厳しい試合になるとコメントを残している。

【Pod D】荒れた試合でも動じないボードベースボールクラブの強さ

Pod Dの一回戦は昨季チーム打率.343、リーグ屈指の高火力チームSKY HAWKS。対するCherry Monkeysも打力自慢。試合は2対2の平行線から、再び試合が動いたのは四回表、SKY HAWKSはランニングホームランを含む一挙3得点の猛攻。Cherry Monkeysの追撃も及ばず。5対4の接戦を制したのはSKY HAWKS。お互い戦力を出し尽くした死闘だった。

二回戦に勝ち進んだSKY HAWKSの前に立ちはだかった壁が、昨季チャンピオンズシリーズの覇者、MIYABI Aグループ優勝のボードベースボールクラブ。昨季通算打率はSKY HAWKSの更に上を行く.359である。SKY HAWKSは一回戦の激闘もあってかエースの吉田を欠いた。

結果は14対6でボードベースボールクラブの勝利。ボードベースボールクラブもエース池上を欠いたが、それを補って有り余る打撃で勝利を?み取った。SKY HAWKSの遠藤守は「いやもう強いとしか言えないですね。」と舌を巻く一方「ボードさん相手に6点もとれたのは今後の自信に繋がるかな」と強豪相手に得点出来た事に手応えも感じた。

【Pod E】劇的試合を制したホイチョイが更なる高みへ

Pod Eの一回戦Cools対ホイチョイは、三回表までで5対0とCoolsが大量リードを奪うも、その裏ホイチョイは下位打線から一挙4得点を奪い返し猛追、4回には本塁打でついに同点に追いつく。6対6の同点で迎えた6回裏、エラーで出塁したランナーを関健がヒットで帰し6 -7でホイチョイが混戦を逆転サヨナラで突破。

Coolsの本庄崇彦は「見事に攻略されてしまいました。」と打順二周目から喫した失点を悔やんだ。一方ホイチョイのおがわは「正直、一度は全員が敗けを確信したと思います。」と劇的勝利を振り返った。

勝ち上がったホイチョイは二回戦でMIYABI Bグループを制してシードを獲得したチームボアンカレと対戦、昨シーズンの直接対決では6対1でチームボアンカレが勝利している。

【Pod F】強豪相手に満塁ホーマーで名乗りを上げたツインリバーズ

ツインリバーズの打撃の破壊力は、二回戦でも発揮されるだろうか

ツインリバーズの打撃の破壊力は、二回戦でも発揮されるだろうか

Pod F一回戦はツインリバーズ対Dokant、突出した得点力を誇るDokantだが、初回一挙4点の猛攻を見せたのはツインリバーズ。追いすがるDokantも、さらにツインリバーズには鶴見大亮の満塁ホームランが飛び出る。結果的には12-5でツインリバーズが大差で勝利を収めた。Dokantはヒットこそ多く出たものの打線の繋がりに欠いた。Dokantのディーン・ミヤザキは「とにかく素振りである。」と打線に更なる磨きをかける事を目標に掲げた。

PodF二回戦、ツインリバーズと対戦するシード枠は、昨シーズンMIYABI Dグループを10戦全勝という脅威の強さで制した雑魚群。一回戦でDokant相手に見せたツインリバーズの打撃の破壊力は、二回戦でも発揮されるだろうか。


16年のチャンピオンシリーズも一回戦が全試合終了し、続々二回戦が進行している。目まぐるしく勢力図が書き換えられ、止まらない進化と急成長見せるスカイツリーグから目が離せない。

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