東京ビシソワーズ・山本健一(18) | 2016年12月14日
東京ビシソワーズをグループ優勝に導いたエース・山本健一(18)
IKIグループCは、7戦全勝のヤングメンが5位に終わり、試合日程を着実に消化したチームが軒並み上位に名を連ねた。2016シーズンを振り返ってみよう。
グループの首位に立ったのは、リーグ初参加の東京ビシソワーズ。スタッツ上はそれほど強いチームではないが、シーズンが進む中で投手陣と守備陣がかみ合い出し、徐々に力をつけてきている。来シーズンは堅守を武器に、リーグ全体でダークホースとなるかもしれない。
力投型のエース山本健一を中心に、未経験ながらも安定感のある投手が多いのが特徴だ。打撃は地味だが、特定の打者に頼らない安定感があり、成長力次第では飛躍的な伸びが期待できる。
東京ビシソワーズ 山本健一(18)
2016年:5勝3敗0S 防御率 2.74
2015年:-
初参加ながらしっかりシーズン10試合をこなし、その中で実力を伸ばしてきた運営力がチームの最大の武器ではないかと分析する。
「今年もヤングメンは強かった」
対戦したチームが思わず口にするほど、圧倒的な実力を見せつけ、7戦全勝のヤングメンだったが、そのグループでの成績はまさかの5位。試合数を消化しきれなかったのが響いた。
リーグ屈指の強豪だとしても、試合数が少なければ勝ち点はつかない。それがス・リーグだ。
ヤングメン 石山努(1)
2016年:8勝2敗0S 防御率 1.62
2015年:8勝0敗0S 防御率 0.69
昨年もそうだったが、夏季の試合数の少なさが響いた。
秋シーズンに入ってから挽回を計るが、なかなか簡単ではないようだ。
来シーズンこそは、10試合を戦い抜いて磐石の強さを見せてほしい。
リーグ内の強豪チームには、必ずと言って良いほど強力なリードオフマンがいる。本グループの上位チームには、残念ながらそのレベルの一番打者がいない。
ビシソワーズの平山、ドカントのイズミー、spベアーズの藤井、HYBRIDSのシゲノには、もっと出塁してもっと走ってほしい。彼らの出塁率が4割を上回り、シーズン15盗塁くらいになれば、チームの得点力は飛躍的にアップするだろう。
チーム内の中核選手たちだからこそ、より先んじて出塁し、チームを鼓舞してほしい。
「オジサンは走れない」なんて、米国のイチローを見てたらとても言ってられない。
全てをかなぐり捨てたオジサンたちの激走こそが、ス・リーグや日本を盛り上げるのだ。
【1番打者の成績比較】
東京ビシソワーズ 平山直貴(9)
2016年:打率 .259 / 長打率 0.296 / 出塁率 0.429
2015年:-
Dokant イズミー(66)
2016年:打率 .441 / 長打率 0.706 / 出塁率 0.524
2015年:打率 .360 / 長打率 0.800 / 出塁率 0.500
spベアーズ 藤井(19)
2016年:打率 .118 / 長打率 0.118 / 出塁率 0.211
2015年:打率 .375 / 長打率 0.833 / 出塁率 0.516
HYBRIDS シゲノ(15)
2016年:打率 .278 / 長打率 0.361 / 出塁率 0.395
2015年:打率 .269 / 長打率 0.423 / 出塁率 0.375
ヤングメン 高石宙輝(6)
2016年:打率 .194 / 長打率 0.258 / 出塁率 0.359
2015年:打率 .250 / 長打率 0.458 / 出塁率 0.412
今シーズンを振り返るなら、まさに「参加した者が強いのが草野球」という結果になったグループC。
プロではなく、皆普段は仕事をしているのだから、集まり、試合をするということが最も大変なことなのだ。シーズン期間に10試合するというのは決して簡単なことではない。仕事、家族、交際、疲労、様々な軋轢と戦い、貴重な休日にグラウンドに足を運ぶ。それもまたひとつの「強さ」だと言えよう。
リーグの運営方針や勝ち点システムは、それを最大限尊重したものになっている。勝ち負けによってつく差は微々たるものだ。その場に参加して楽しむのが草野球だ。草野球人、草野球チームとしての姿勢を明確にするリーグ運営姿勢に改めて賛同すると共に、多くのチームに是非、グラウンドに集まる喜びをもっと享受してほしいと願う。
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所属:東京ビシソワーズ / 投打:右投右打 / 役職:トルネコ、スパロボ、桃鉄、ダイの大冒険、キングダム、戦争、そしてドッカンバトル。その全てを極め、ランナーコーチとしては幾人もの走者をホームに迎え入れる事が出来る強打者。
自宅にWiFiは完備していないが、スマホとiPadの二台持ちで、支払いプランは基本的にはオススメされたプランを使用。・・・
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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