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スカイツ・フューチャーカップ戦 日本橋裏本町軟式野球部 対 マジョリカフーズの見どころとしては、自力で勝ると見られる日本橋裏本町軟式野球部に対し、多様な相手と戦ってきたマジョリカフーズの試合運びだ。

地力で勝る日本橋裏本町軟式野球部にとって試金石となる一戦

地力で勝ると言われる日本橋裏本町軟式野球部。明るい雰囲気も特徴だ。

日本橋裏本町軟式野球部の昨年の成績は7戦して3勝3敗1分け。今年については1勝2敗1分けとなっているが、その内容は決して悪くない。対戦相手も中堅上位のチームが多く、手ごわい相手ばかりだったことを考えればその実力は油断ならないものがある。

対するマジョリカフーズは、昨年は9試合で2勝5敗2分け。今年もまだ2試合して2連敗と、過去にはCSにも出場したチームとしては物足りない戦績となっている。

現時点での成績を鑑みるに、現在の地力は日本橋裏本町軟式野球部が上と見られるが、今回の対戦は初顔合わせ。そして普段のリーグ戦とは違うカップ戦となるため、経験値のあるマジョリカフーズに有利に傾く可能性もある。日本橋裏本町軟式野球部がスカイツにおいてどれだけの力があるのか、それを明確にする試金石になるだろう。

勝負を分ける主砲の一振り。両チームの四番打者の活躍に注目だ！

今季は4番に座っているヤマノフ。主砲として開眼し、周囲の期待に応えるか？

共に守備、投手力に安定感があるだけに、注目されるのは打撃面だ。
両チームともに長打力のある打者が控えており、長距離砲たちの調子がそのままチームの得点力に直結する。

OPSが0.800を超える要注意人物としては、日本橋裏本町軟式野球部が5人、マジョリカフーズが3人となっている。彼らの活躍いかんは試合に大きな影響を与えるだろう。

しかし、ここでは今年に入って両チームの四番に定着した二人に注目したい。

日本橋裏本町軟式野球部の滝澤は昨年のチーム首位打者。今年はまだ長打が出てはいないが、勝負強く、確実性の高い打撃でチームを牽引する。もちろん、その一打のパンチ力は侮れない。

マジョリカフーズで今年は四番を務めるヤマノフは、高い身体能力がウリの期待の若手。草野球経験のみだが、成長を着実に続けており、チームの主軸になっている。

打率は共に悪くないが、主砲として期待される長打がまだ出ていない。大事な場面での打撃が期待されてこその四番だからこそ、この大事な一戦で待ちに待った長打がゲームを決定づけることだろう。

マジョリカフーズの勝機は足にあり？勝負のポイント「鈴木vs疋田」

攻守にわたってマジョリカを支える疋田。野球巧者がどうゲームをリードするか注目だ

マジョリカフーズとしては、相手の守備のミスに付け込んで足でかき回したい。

日本橋裏本町軟式野球部は防御率に比較して失点が多く、守備の連係に難がある部分がある。出塁したら犠打や盗塁をうまく絡め、足から得点チャンスを演出したい。

そのためにも先発の鈴木をどう攻略するかがポイントになる。制限投手の奥田が出てきた場合には、得点チャンスが激減するため、四死球の多い鈴木を叩きたい。

不振の打線だが、幸いにも盗塁の上手い疋田の出塁率が今年に入って5割と高く、ここにうまく他打者が絡めればチャンスメイクは難しくないはず。

スカイツ年長チームとして、初対戦での対応力をチーム一丸となって見せつけてほしい。