チーム・バビグリン・浮田(11) | 2017年5月26日
7回無失点の完封勝利を挙げたチーム・バビグリンの大ベテラン・浮田投手
2017年4月16日に行われた、Z団vsチーム・バビグリンの一戦は0-7でバビグリンの圧勝となった。ベテラン左腕の浮田が見せた好投は、CS敗退によるダメージを払拭する大きな一勝。より上を目指すバビグリンの今年の戦いに注目だ。
打たせて取るが真骨頂。打てそうで打てないのが浮田マジック。
バビグリンの先発はベテランの浮田。
バビグリンの主戦投手として、先発のマウンドを守り続ける男が、この日の主役だった。
1回表、先頭打者の40GAKYにヒットを許すも、その後は併殺でこの回を3人で終わらせる。
まさに象徴的な出だしだったと言えるだろう。
バットには当たり、それなりいい感触がする。
Z団の04NUNOも、「打てる打てると思いつつ、いつの間にやらペースに乗せられてしまいました・・・・」と振り返るように、バットに当たるもバビグリンの守備にかかっていく。
相手の術中に嵌ってしまい意気消沈のZ団 NUNO監督
回が進んでも、ベテラン左腕のボールは変わらない。淡々とリズムよく投げたボールが打棒に衝突し、打球がミットに吸い込まれる。得点差は序盤についた3点だけとは言え、Z団ベンチにもいつしか焦りが生まれていた。
「打てているのではない、打たされているのだ」
そう思った頃には後の祭り。
6回にバビグリン打線がようやく本領を発揮して爆発。
4点を追加してゲームを決定づける。
最後の最後まで危なげなく、浮田は7回の長旅を締めくくった。
自画自賛の好投に、「冥土の土産が増えた」とトークも冴える。
浮田がフルイニングを投げたのは、実に2016年の5月21日のJakeys戦、7回までとなると、スカイツ参加年の2014年3月8日にまで遡る。
年齢やコンディションを考慮して、ロングイニングを投げるよりは継投を基本とするのがバビグリンの投手運用の考え方だ。
そして、監督でもある浮田が自分を押し出すようにマウンドに立ち続けるという場面はほとんど見られなかった。
しかしこの日、完全に試合を掌握していた浮田は、「イケる」と実感する。
試合が均衡していた中盤、マウンドに立ち続けることを選択する。
剛速球が武器という年齢でもない。
丁寧にコントロールされたボール、変化球、そして精神力。
それこそが浮田の武器である。
この日のスタミナは、球数の効率性が作り出した。
四死球ゼロ。三振も5つだけ。残りの16個のアウトは打たせて取ったものだ。
三振なら最低でも3球が必要となるが、打たせて取るなら1球でも済む。1球でアウトが2つ取れることもある。
バックの堅守も助けとなり、体の軽さを感じるほどにリズムよく投げ込んだ。
「よい冥土の土産ができた」
と冗談で謙遜するも、日帰り出張程度でしか冥土に行くことは無さそうで、今後も増えていきそうだ。
現世でのバビグリンのマウンドは、まだまだ浮田を待っている。
きっと、ベテラン左腕の力投は、チームのみならず、全スカイツのベテラン投手にも光となったはずだ。
バビグリンは今年はリーグ戦に専念できる分、リーグ戦で楽しみ、成長したい。
今年のCSは初戦でJakeysに敗れ早々に幕切れとなったバビグリンだが、その試合後のコメントで浮田は次のように展望を示している。
「今後はリーグ戦に集中して一戦必勝で戦っていきたいと思っています。早めに勝ち星を重ねて、後半はリーグの強豪チームにも胸を借りられるようにと考えています。」
スカイツ参入後、少しずつ力をつけてきたバビグリンだが、強豪チームとの対戦経験はまだまだ多くはない。しかし、毎年CSで感じる実力差を埋めるためには、こうしたレベルのチームとの闘いをもっと経験する必要がある。
勝ち星勘定をしながらも、チームのステップアップのために思案を重ねる浮田の目には、もっと上を目指そうという野心が見て取れる。
「老いてますます盛ん」には早すぎる年齢であり、指揮官として選手として、もっともっと上を目指す。
「若手育成が今後の課題です。」とは言うが、こんな背中を見て育たないヤツは男ではない。
今年のバビグリンの成長が楽しみだ。
お互いの健闘を誓い合ったZ団とチーム・バビグリン
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日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
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2017年11月18日 | 対 鮪(○8-2) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 1 | 1 | 3 | 0 | 2 | 2 | 0 | 2 | 0 | 詳細 | |
2017年09月23日 | 対 COBAINS(○1-15) | 勝 | 1番手 | 5回(0/3) | 1 | 1 | 2 | 1 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年09月03日 | 対 JHEROES(○12-2) | 勝 | 1番手 | 6回(0/3) | 1 | 2 | 0 | 4 | 0 | 5 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月05日 | 対 Abends(△7-7) | - | 3番手 | 1回(2/3) | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月05日 | 対 Abends(△7-7) | - | 1番手 | 4回(0/3) | 2 | 2 | 2 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年07月22日 | 対 雑魚軍(●7-1) | - | 2番手 | 2回(0/3) | 0 | 3 | 1 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月16日 | 対 東京南海Z団(○0-7) | 勝 | 1番手 | 7回(0/3) | 0 | 0 | 5 | 1 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月09日 | 対 Jakays(●1-4) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月02日 | 対 ケンズ(○3-10) | - | 1番手 | 4回(0/3) | 1 | 2 | 1 | 2 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月12日 | 対 K.B.F.Cイーグルス(○9-2) | 勝 | 1番手 | 4回(0/3) | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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2017年11月18日 | 対 鮪(○8-2) | 投 | 9番打者 | - アゴ(1) - 右安 - 四球 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年09月23日 | 対 COBAINS(○1-15) | 投 | 10番打者 | - 安打 - アゴ - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年09月03日 | 対 JHEROES(○12-2) | 投 | 9番打者 | - 中安(1) - ニ安(1) - 四球 | 2 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月05日 | 対 Abends(△7-7) | 投 | 9番打者 | - 右2(1) - 右2(1) - アゴ | 2 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年07月22日 | 対 雑魚軍(●7-1) | DH | 7番打者 | - アゴ - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月16日 | 対 東京南海Z団(○0-7) | 投 | 11番打者 | - アゴ - アゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月12日 | 対 K.B.F.Cイーグルス(○9-2) | 投 | 10番打者 | - 四球 - 安打 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2017年04月16日 神宮軟式・大銀杏 | 東京南海Z団 | 0 対 7 14:00~ | チーム・バビグリン | オガタ(818) 257 view | 【勝】 浮田(11) 0 view 【負】 オガタ(818) 257 view | 浮田(11) 0 view | 詳細 |
LG | 2016年05月15日 世田谷公園 | チーム・バビグリン | 6 対 8 17:00~ | 東京南海Z団 | 松井(46)[投制] 0 view | 【勝】 オガタ(818) 257 view 【負】 松井(46)[投制] 0 view | オガタ(818) 257 view | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
44619 view
8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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受賞選手
フューチャーカップ
チャレンジカップ
リベンジカップ
チャンピオンシリーズ
ワールドシリーズ