野CUBE・金子 隆(18) | 2017年6月13日
果敢な走塁を見せた野CUBEの小野選手(写真:左手前)とシェイカーズ・加藤捕手(写真:左奥)
草野球公式戦 シェイカーズ 対 野CUBEは、まれに見る不思議なゲームとなった。両チームのヒット数は合わせて3も、試合結果は0-7。一体何が起こったのだろうか。
初回から3三振を奪うなど好調を見せた小川。今後の活躍が期待される若手投手だ。
シェイカーズも野CUBEも、打撃よりは守備に定評のあるチーム。
互いに自らを貧打と言う両者の対戦は、ロースコアのゲームが予想された。
先発はシェイカーズが伸び盛りの若手である沼崎、野CUBEも若手の小川を起用。
成長機会ということもあるが、若手の球威で押す方が有利と見る両チームの意図が交錯する。
初回は、互いにランナーを許すも、両投手がテンポよく無失点で切り抜けて終了。
意図がしっかりとはまった感じを与えるに十分な立ち上がりだった。
この時点では、やはり予想通りのロースコアを誰もが予想していた。
しかし、事は二回裏に起こった。
初回は好投するも、連続四球で崩れた沼崎。不運もあったが、バックに任せ失点覚悟で投げ込む手もあった。
二回裏、野CUBEの攻撃。
先頭の6番満田が四球で出塁するも、盗塁を刺して1アウト。
しかし、突如シェイカーズ沼崎の制球が乱れ始める。
続くバッターに次々と四球を出し、先頭を含めるとなんと4者連続フォアボール。
さらに、打ち取ったかのように見えた10番中村の打球は、まさかのエラーでさらに得点を献上。
続くバッターにも四球を出してしまい、さらに犠牲フライ、そしてとどめとなるヒットにエラーが重なって2点タイムリーとなり、ワンヒットでまさかの6失点。
今季初セーブを記録した野CUBEの不動のエース・金子 隆(18)
まるでぷよぷよで相手側の連鎖をなす術なく見ているような、そんなワンシーン。
ピッチャー交替を考える間も準備する間もない、あっという間の炎上劇だった。
たらればは勝負の世界では禁物だが、連続した四球がどこかで止まっていれば、エラーが無ければ、そんな一つのストッパーが働いていれば、もっと違った展開になっただろう。
その後は試合前に期待された通りの展開で、互いにチャンスはほとんど無し。
それだけに、あのイニングが悔やまれた。
散発に終わったシェイカーズ打線。もっと意地、もっとアイデア、もっと投手を援護しようとの気迫がほしい。
思わぬ大敗を喫してしまったシェイカーズだが、この試合はあわやノーヒットノーランというほど抑えこまれてしまい、逆転の雰囲気は起こらなかった。
しかし、まったくランナーが出なかったわけではない。
相手がワンヒットで6点も取っているのだから、ヒットが少ないことは言い訳にしかならない。
むしろこの試合、ヒット数ではシェイカーズの方が多かったのだ。
シェイカーズのリーグ成績を見ていると、ロースコアでは良い試合をするが、得点差が開くとそのまま負けて終わる傾向がある。
データと照らし合わせて野CUBEの穴を探すシェイカーズ首脳陣
貧打を言い訳に、意地を見せ、1点でも取ろうという意欲が個人任せになっていないだろうか。
チームで1点を取り返すことに全力を尽くしただろうか。
アイデアなくバットを振り、凡退をしてしまったシーンにベンチも後悔はなかっただろうか。
たとえ大量失点しても、1点でも取り返せていたら試合中も試合後も、ムードは違ったはず。
もっと欲を出して、ベテランチームの意地を見せてほしい。
「投打ともに悪いところが浮き彫りになった」
その修正の積み重ねが、追いつくことのできないチーム力、財産になっていくのだ。
この敗戦に意味が出るように、シェイカーズには今シーズン貪欲に頑張ってほしい。
「次回は何としても勝ち星を狙って準備したい」と必勝を誓ったシェイカーズ
「走塁の意識が高くなっている」とチームの成長を称えた野CUBE
試合MVPに選出され、笑顔を見せるCUBEの金子 隆(18)
【関連記事】
2017年リーグ注目投手!金子 隆(野CUBE)、あきら(新宿REDEYE)などエース級の逸材を発掘! 投稿:2017年7月11日 Total:3299 view
[CC 2017 一回戦]同期のアイツは謎だらけ!謎の実力派チーム東京シーガルズの前に丸裸の野CUBEは勝てるのか!?(東京シーガルズ 対 野CUBE) 投稿:2017年5月14日 Total:1872 view
[第1回]結成13年目シェイカーズ監督に訊く 草野球チームのつくり方とは!? 投稿:2016年5月9日 Total:7199 view
日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年09月30日 | 対 TOKYO SKYHAWKS(●2-16) | 負 | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 4 | 3 | 3 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年09月02日 | 対 Labyrinth(○13-1) | 勝 | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 6 | 1 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月19日 | 対 SHO-GUN(△1-1) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 1 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月12日 | 対 スレイヤーズ(●5-0) | - | 2番手 | 1回(0/3) | 1 | 1 | 1 | 2 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2017年07月22日 | 対 HYBRIDS(○8-6) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 3 | 4 | 3 | 3 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年07月08日 | 対 BBジャンキーズ(●10-2) | - | 1番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月30日 | 対 シェイカーズ(○0-7) | S | 2番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 4 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月11日 | 対 spベアーズ(○3-5) | 勝 | 2番手 | 3回(0/3) | 0 | 0 | 5 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2017年09月30日 | 対 TOKYO SKYHAWKS(●2-16) | 投 | 1番打者 | - 右2 - 三ゴ - 一ゴ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年09月02日 | 対 Labyrinth(○13-1) | 投 | 1番打者 | - 中2 - 空三振 - 一安(1) - 左2(2) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月19日 | 対 SHO-GUN(△1-1) | 投 | 8番打者 | - 死球 - 四球 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月12日 | 対 スレイヤーズ(●5-0) | DH | 1番打者 | - 捕ゴ - 空三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年07月22日 | 対 HYBRIDS(○8-6) | 投 | 1番打者 | - 四球 - 左安 - 投ゴ | 0 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年07月08日 | 対 BBジャンキーズ(●10-2) | 投 | 1番打者 | - 空三振 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月30日 | 対 シェイカーズ(○0-7) | 捕 | 1番打者 | - 捕飛 - 右安(2) - 敵失 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月11日 | 対 spベアーズ(○3-5) | 左 | 1番打者 | - アゴ - アゴ - アゴ | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LG | 2017年04月30日 井の頭恩賜公園 | シェイカーズ | 0 対 7 15:00~ | 野CUBE | 沼崎翔太(13)[投制] 210 view | 【勝】 退団選手 【負】 沼崎翔太(13)[投制] 210 view 【S】 金子 隆(18) 797 view | 退団選手 | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
51177 view
2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
49545 view
3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
44621 view
8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
17266 view
2495
view
受賞選手
フューチャーカップ
チャレンジカップ
リベンジカップ
チャンピオンシリーズ
ワールドシリーズ