| 2017年6月13日
戦況を見守る東京ぴーなっつ・んぐ選手(写真中央)
2017年5月6日チャレンジカップ spベアーズ 対 東京ぴーなっつ の一戦は、最終回までどちらが勝つか予断を許さない内容。最後は塁上にランナーを残しての時間切れゲームセットと、後味の悪い幕切れとなった。
spベアーズの8番・石原(23)は草野球経験のみにもかかわらず三打数三安打の大活躍
戦前予想の記事では、打力のspベアーズに対し守りの東京ぴーなっつと予想されていた。
そして初回から、spベアーズ打線がアスミス山形攻略へと牙を剥く。
「眠れる主砲」と言われた千賀がこの日は先頭打者で登場。
しっかりボールを選んで四球で出塁すると、機動力を生かして盗塁を決め、アスミスへプレッシャーをかける。
そして、キーマンとして挙げられた3番小池が期待通りに内野安打でランナーを返して先制。
さらに高梨、小林と続いて見事な先制パンチを見舞っていく。
その後はランナーを出しながらもアスミスは3回までを追加点なく切り抜ける。
対する東京ぴーなっつはspベアーズ高梨の前に四球で走者は出るも、チャンスにまでつなげることができない。
しかし3回裏。先頭のアスミスが相手のエラーで出塁すると、1番かざとの打球はレフト方向に強く伸びて値千金のタイムリーツーベース。
続いて代打んぐがきっちり犠牲フライを決めて同点に。
後続がさらにチャンスを作るも、ここでは追加点は奪えず。
3回終了時で、2-2と、まさにがっぷり四つの展開となった。
この日も粘投のアスミス山形(10)。今年の連勝はストップも、好投が光った。
ランナーは出すものの、最後はきっちり抑えてきたアスミスが、ついに捕まる。
4回表。
ノーアウトから石原、藤井の連続安打でチャンスを作ると、バッターは怖い怖いポテンシャルの先頭打者千賀。
ここでマウンドを制限投手でもあるガトに譲る。
千賀は打ち取るも、代打の左右田が内野安打を決め、その間に貴重な勝ち越し点が入り、続く小池も野選で1点を献上。いずれも打ち取っている打球ながらも、アウトが取れない。
その後さらにタイムリーを許し、この回3失点。
勝負の流れが大きくベアーズに傾く。
このままでは終われない。
東京ぴーなっつ打線は最後まで意地を見せた。それだけに守備でのミスが悔やまれる敗戦だった。
4回裏。東京ぴーなっつはすぐさま反撃に出る。
ノーアウトから四球で2人のランナーが出ると、1死の後、アスミスの打球は犠牲フライとなって一点を返し、残り2点差。
そして迎えた5回。残り時間が気になってくる。
ガトがspベアーズ打線をヒット一本に抑えて最終回の攻撃へ望みを託す。
東京ぴーなっつの最終回の攻撃、一死からニック・まさおが出塁。その後、相手のエラーによる出塁が2つ続き、この日好調のいカこむのタイムリーで1点を返して1点差。
この時点で塁上にランナーが残っているものの、時間切れゲームセット。
あと10分あればと、悔いの残る幕切れとなってしまった。
勝負の世界は非常だと言われる。
しかし、ルールはルール。社会人はルールを守らねばならない。
勝てそうな試合、大事なカップ戦で、時間を意識することになるとは誰が思ったろうか。
しかし、時間のことは言い訳にすぎない。
アスミスが振り返ったように、「エラーで出したランナーをエラーで返す。こういう野球をしていたら勝てない」というのが敗戦の本質だ。
真骨頂である守備に綻びが出なければ、防げた失点があった。
それを追及し、埋めていくことを上達と言うのだ。
「暇なので、今後はランキングポイント上位のチームと戦って己を高めていこうと思います」というアスミスの軽口には、何とも言えない悔しさが見えた。
きっと東京ぴーなっつは強くなるだろう。
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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CC | 2017年05月06日 大井埠頭海浜公園 | spベアーズ | 5 対 4 13:00~ | 東京ぴーなっつ | 【休部】高梨(921) 168 view | 【勝】 【休部】高梨(921) 168 view 【負】 アスミス山形(10) 509 view 【S】 千賀(25) 243 view | アスミス山形(10) 509 view | 詳細 |
3位
東京ぴーなっつ
18ギャオス内藤
はやくヤメ検弁護士に転職して関東に戻って来いよ、と全員が思ってる検察官。先日、地方政治家の汚職事件を担当し、NHK地方局のニュース映像に映ったと喜んでいた。
・尊敬する人
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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