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７割近い長打率を誇る最強打線

２０１７年シーズンの長打率トップのチームはTOKYO SKYHAWKSであった。７割に迫るチーム長打率を誇る打線は相手チームをビビらせ、その結果このチームはリーグ戦を９勝１敗という成績で優勝した。

圧巻の長打力を誇ったTOKYO SKYHAWKSが最優秀チーム長打率部門を獲得

主に３番でチームを引っ張ったのが寺本で、彼はリーグ戦以外も含めると、長打率が１２割という凄い数字をたたき出していたのである。３本塁打２０打点、二塁打４本などの成績からすると必然的に内容もついてくるわけだからこの長打率は当然ということが言えるだろう。

ちなみに前年の長打率は．７２０だったので、大いに覚醒した２０１７年シーズンであったと言える。

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下位を打った高宮も同じく長打率１２割というところも凄い！

２０１７年シーズンから新たにTOKYO SKYHAWKSの一員となった高宮も、寺本と同じく２０１７年は長打率１２割を記録した。彼は出場試合数は少ない（５試合）ものの、２本塁打＋二塁打三塁打それぞれ１本ずつと高い打率を誇りながら長打力も発揮した。

彼が出場した日は打順はいずれも下位だったが、それでこの成績なのだから相手チームのピッチャーは下位でも全く気が抜けずに投球しなければならなかったわけである。

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吉田は９割超え、今泉も７割超えと存在感をアピール

寺本、高宮と長距離ヒッターが存在するTOKYO SKYHAWKS

寺本、高宮以外にも長打率が７割を超えたのがこのチームには２人いた。主に２番を打った吉田と、４番としてチームをけん引した今泉の２人である。

ちなみに吉田はピッチャーとしても２０１７年はリーグ戦以外を含めると５勝もしている。それでいて打者として長打率．９４６は立派のひと言である。彼は二塁打を９本も放っており、「ミスターツーベース」という称号を与えてもいいくらいの活躍であった。エンジェルスに移籍した大谷同様、２０１８年も二刀流としての活躍が期待される選手である。

スカイホークスの二刀流・西川(1)

また、今泉はリーグ優勝したチームの４番としてチームの精神的支柱としても働いたと言えるだろう。７試合の出場でホームランは０ながら長打率は．７６５をマーク。前年４割そこそこだった長打率を一気に約３割も上げ、寺本同様２０１７年はバッティングで「覚醒」した年となったのである。

その他では藤井、西川らの選手も６割を超える長打率を記録した。藤井は２０１７年も１４盗塁と足でも魅せてくれる選手だが、２０１７年は前年５割だった長打率を．６５５までアップさせ、足もあってしかも長打も放つという相手にとっては厄介な選手に成長した。盗塁は前年の２４から減らしたが、その分長打力アップで十分チームに貢献した選手である。

TOKYO SKYHAWKS　遠藤(25)の受賞コメント

豪打のTOKYO SKYHAWKSをまとめ上げる遠藤(25)監督

Q：2017年最優秀チーム長打率部門賞初受賞、おめでとうございます。得点部門とダブル受賞となりますが、受賞されたお気持ちをお聞かせください。

ありがとうございます。自分のチームではありますが率直に「すげぇな」って気持ちですね。

本当2017年シーズンはいい選手が揃ってくれました。


Q：チームとして11本塁打を放っていますが、2017年シーズンで特に印象に残った本塁打はどの試合になりますか？

選ぶのが難しいですけど

個人的には9月のジェロニモ様との対戦で出た久枝の復活の狼煙を上げるホームランか7月のLFD様との対戦で出た西川と吉田監督のホームランですが

久枝は2017シーズンは最初は本当不振で愚痴もよくこぼしてたんでホームランまで出ちゃった時は本当うれしかったですし、西川と吉田監督のホームランはなかなか勝利に恵まれなかったLFD様との対戦で試合を決定付ける2本が出てやっと「勝てるぞ！」って気持ちになったのは覚えてますけど、あの試合は最終回のLFDの松室様の凄い柵越えグランドスラムのほうが印象に残ってますかね（笑）


Q：吉田 (20)選手兼監督は他を圧倒するほど二塁打を放っていますが、メンバーから見てもよく長打を放っているイメージですか？

よく長打を打ってるイメージはありますけど、改めて見返すと確かに凄い長打打ってますね。

彼は自分よりかは身長が10cm～20cmぐらい低いですし、身体は高校時代結構鍛えてたんでちょっとがっしりしてますけど自分よりかは細めですが

学生時代の野球経験は確か高校1年途中で終えてしまいましたが、彼の野球への愛というか情熱はスカイツリーグでもトップクラスだと思います。

だから誰よりもピッチングもバッティングも守備も勉強してますし自分を客観的に見ることができる頭も兼ね備えてます。だから当然の結果がついてきてるのではないでしょうか。

他人を客観的に見ることにも長けてますんでメンバーによくアドバイスをすることもあるんで野球経験が無い自分としては代表の自分とは別の監督としても本当に頼りにしてます。

スカイホークスに入ってくれてから多くの怪我に見舞われて、今年は入社した会社の研修で海外に行ってしまったりもしますができるだけ長く一緒に野球をしてもらいたいですね。


Q：ここぞの場面で一発が欲しい場面、どの選手を出しますか？またその理由は？

何人か思い浮かびはしましたけどやっぱり寺本さんですかね。

勝負強さの次元が違いますから。何かやってくれるという気持ちはありますし、逆に寺本さんが打てないんならこの試合はしょうがないなという諦めもつくんではないでしょうか。

基本ランナーがいると燃えるタイプの選手ではあるのでランナーがいないと「どうかなぁ」って思うところもありますが、それも踏まえて寺本さんの打席はなんというかワクワクして見れますね。


Q：2017年シーズンに対戦したチームで自慢の攻撃が機能しづらかったチームを一つ挙げるとしたら？

ZERO　ONE様ですかね。結果的には勝った試合ですけど相手先発のヒロキさんから得点できるチャンスはなかなかなかったですし、勇気の走塁で勝てた試合だと思います。

トーナメント優勝を目指すには隙を突く走塁意識が重要になってくると思いますのでZERO　ONEさんの試合を思い出して今シーズン戦っていきたいですね。