(退団選手) | 2018年5月31日
東京アザーズ戦で先発した山本剛(55)
上位打線を大幅に組み替えたZ’sに対し、3投手継投でかわす作戦に出た東京アザーズ。
序盤から緊迫した試合展開となったが、先制された後の5回裏、Z’sの下位打線が2点差を逆転し、さらには6回にも追加点。
投げてはベテラン山本剛(55)の好投が光り、5対2でZ’sが東京アザーズに逆転勝利した。
これでZ’sは開幕から3連勝の快進撃、一方敗れたアザーズは悔しい2連敗となった。
<Z’sの今シーズン成績>
2018年05月26日 ○10-9 村上パイレーツ
2018年05月19日 ○5-2 東京アザーズ
2018年04月14日 ○4-2 昭光通商野球部
2018年04月07日 ○9-7 ZaK Japan
※2018年5月31日現在
これは自分の居場所を見つけた男の物語だ。
居場所を求め続けてきたアラフォー山本剛(55)は、昨シーズンから投手確保が課題だったZ’sと、ネット掲示板を介し、幸福な出会いを果たした。
募集を掲載し続けた主将・近藤(6)の執念が実った。
Z’sの今シーズンの快進撃は山本抜きでは語れない。
アウトローいっぱいを突く得意球のストレートを武器に、山本はたちまちチームのエースになった。
この活躍には女房役を務める捕手・仙台篤応(2)の存在が欠かせない。
ストイックで思考派でもある山本をよく理解し、言葉だけでなくニュアンスを含めて読み取り、リードに活かした。
ボールだけでなく、人を受け止めるキャッチングが絶妙なのだ。
Z’sの監督兼捕手の仙台篤応(2)
チームからの信頼を勝ち取った山本は、この日2点先制されながらも要所を締める知的な投球で、被安打2、失点2、6回を堂々投げ切り、開幕から自身3連勝を果たした。
試合後のミーティングでは、チーム全員、山本の好投を絶賛したという。
それは彼自身かつて思い描いた光景だったかもしれない。
捕手・仙台から「お疲れ様したっ!」と普段通り声をかけられたとき、山本は心底自分の居場所を見つけた思いがした。
同時に、人が人と出会う縁の不思議さを感じずにはいられなかった―。
チーム初安打を放ったZ’sの7番打者・ポンセ(0)
アザーズの継投策に対し、組み替えた上位打線も機能せず、序盤は沈黙したZ’s打線。
5回裏、突破口を開いたのは、ポンセ(0)だった。
名前からして謎めいている選手だが、元サッカー経験者で、チーム内のマスコット的存在でもある。
日本語が堪能な、裏方作業を率先してこなす日本人だ。
この日、下位打線の主軸として7番に起用された。
彼はその期待に応えた。
レフト線へ抜けるチーム初安打を放つと、これをきっかけに、仙台、渡辺の連続四球で押し出しの1点を返し、迎えた満塁のチャンス。
千載一遇のチャンスでしっかりと結果を残した10番・三谷賢志(11)
「何か持っている男」9番・三谷賢志(11)が打席に立った。
昨シーズンこそ打率.167と低迷した三谷だが、強肩を買われ投手から右翼手へと転向した今シーズン、一球入魂の勝負強さを身につけるようになった。
この変貌はチームの快進撃と一致する。
大事な局面で結果を出してきた男は、アザーズ伊藤広喜(23)から、右中間へ抜ける待望の2点タイムリーを放ち、逆転劇の主役となった。
不毛な投手時代はもう過去のこと。彷徨っていた魂が、ふさわしい居場所を見つけ、燦然と輝き始めたのだった。
バッテリー2人を中心に守り勝ったZ’s
自分の居場所を手に入れた二人、山本と三谷の投打の活躍によって、開幕3連勝を果たしたZ’sの快進撃は止まりそうにない。
一方、連敗続きのアザーズは、暗黒期に突入したかに見える。好材料としては未経験者の小長谷真也(2)が結果を出したことぐらいか。
だが、困難な時期にこそ、イノセンスな力が起爆剤となり得る。
アザーズには若い芽を育て、暗黒トンネルを照らす灯にしてもらいたい。
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
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2018年12月01日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 左安(2) - 三振 - 遊安(1) | 3 | 1 | 0 | 0 | 2 | 0 | 詳細 | |
2018年11月10日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 中安 - 中2(1) - 遊ゴ - 三失 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年11月03日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 四球 - 中2 - 四球 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年10月20日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 中本(4) - 左安 - 遊ゴ | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年10月13日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 右安(1) - 遊安 - 遊ゴ - 四球 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年09月01日 | 対 | 投 | 6番打者 | - 左2(1) - 左安 - 右安(1) - 左2(2) | 4 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年08月25日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 敵失 - ニ飛 - 左安(1) - 中3(3) | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年07月21日 | 対 | 投 | 8番打者 | - 左2 - 四球 - 右安(2) | 2 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年06月30日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 一飛 - 四球 - 三振 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年05月26日 | 対 | 投 | 5番打者 | - 遊ゴ - 三安 - 遊ゴ - 三ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年05月19日 | 対 | 投 | 5番打者 | - ニ飛 - 四球 - 敵失 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年04月14日 | 対 | 投 | 6番打者 | - 三振 - 遊ゴ - 三ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年04月07日 | 対 | 投 | 6番打者 | - 三振 - 遊飛 - 投飛 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2022年07月30日 台東リバーサイドB面 | 東京アザーズ | 14 対 6 13:00~ | Z’s | 伊藤広喜(23) 415 view | 【勝】 黄(25) 173 view 【負】 蜂谷 真司(88) 246 view | 蜂谷 真司(88) 246 view | 詳細 |
LG | 2018年05月19日 江戸川区 篠崎公園A(面数後日) | 東京アザーズ | 2 対 5 13:00~ | Z’s | 佐藤綾(3) 150 view | 【勝】 退団選手 【負】 伊藤広喜(23) 415 view | 退団選手 | 詳細 |
2位
Z’s
23肥後 良治
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2023年チームヘッド補佐として投手陣のまとめ
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4位
東京アザーズ
10平大岳
勝負強いバッティングでチームを牽引する。チャンスで打席に入れば必ず点が入ると言っても過言ではない。また、投手としても才能を開花させ、安定したピッチングでゲームを作る。
監督しても抜群のリ
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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