K.B.F.Cイーグルス・北沢 (300) | 2018年6月10日
K.B.F.Cイーグルスの三番・辺保(5)
2018年5月20日、東京スカイツリーグ・チャンピオンズシリーズ K.B.F.Cイーグルス対新宿REDEYEの一戦が大泉中央公園野球場で行われ、10 対 10で 両チーム引き分けとなったが、リーグ特別ルールのジャンケン決戦の末、K.B.F.Cイーグルスが勝利した。
強肩強打の新宿REDEYE・4番マキ(6)
食うか、食われるか。
まるでワイルドライフのような乱打戦が、いきなり初回から始まった。
2点先制したイーグルスだが、その裏に先発・伊藤将臣(22)が強力打線・新宿REDEYEの鋭い牙の餌食となり、6失点。
肉を食いちぎられ、瀕死状態のイーグルスを救ったのが、最近絶好調の3番・辺保(5)だった。
今年一気にブレークした選手だ。
急成長には理由がある。
練習試合を重ね、適応能力を磨いたことに加え、副キャプテンを任されたことで責任感が増し、プレー以外でもチームを引っ張る自覚が芽生えた。
試合当日早出してグランド整備にも精を出す。
看板選手として周囲からも期待が高い。
それも彼の急成長を促す発奮材料となった。
2回表、四死球がらみの走者を置いた場面、連投続きの疲労でコントロールの定まらない新宿REDEYEのびんびん(3)から、センター前2点タイムリーヒットを放った。
さらには、大久保亮(18)、横田(51)と得点を重ね、同点。
辺保の絶好調ぶりは3回表にも続き、この日2本目の2点タイムリーを放ち、逆転。
言わば、鷲のような力強い両脚で、若き野獣集団・新宿REDEYEを宙に蹴り上げたのだった。
最終回に同点に追いつき盛り上がりをみせる新宿REDEYE
激しい乱打戦の中、要所で光ったのは、イーグルス・吉田昌弘(4)のいぶし銀の活躍だろう。
大学で教鞭をとる『吉田教授』は、過去数年間にわたって公式戦ほぼ皆勤賞。
草野球経験者ならわかるだろうが、参加し続けることほど難しいことはない。
彼の草野球に対する情熱は、桁外れなものだ。
もはやそれは執念と言っていい。
情熱と執念、そこに職業柄あふれる知性が加わり、めっきめきに輝くヨシダ印の『いぶし銀』は随所で存在感を示す。
この日も2打席連続ラッキーなヒットをもたらし、引き分け後のジャンケン決戦でも勝利した。
代打出場の多い彼を、「何か持っていそう」と先発起用した監督・北沢猛(30)の勘と期待に見事に応える結果だった。
この試合の陰のヒーローは間違いなく彼だ。
もつれにもつれた最終回、イーグルス・新井(13)が逆転サヨナラの危機を何とか抑え、10対10の引き分けで試合終了。
リーグ特別ルールにより、ジャンケン決戦に突入した。
この勝負も最終決戦までもつれ込む。
期せずして、5人目はイーグルス・山田圭佑(6)VS新宿REDEYEのバンビ(村井圭祐)(10)の『ケイスケ対決』となった。
新婚・山田のケイスケが最終決戦を制した瞬間、チームは結婚式の二次会のようなお祭り騒ぎになった。
激戦の末、K.B.F.C.イーグルスがチャンピオンズシリーズ3回戦進出を決めたのだった。
余談だが、ケイスケ対決を制した新婚・山田は夕食後の奥さんとの『洗い物ジャンケン』には負けたという。
それでいいのだ。
自前の太鼓でチームを鼓舞し続けたK.B.F.C.イーグルスの北沢 猛(30)監督
精魂尽き果てる熱戦での勝利を、誰よりも喜んだのは監督・北沢猛(30)だろう。
彼はこの試合、ベンチ裏の応援席で太鼓を叩きまくり、チームを鼓舞し続けた。
このスタイルは2017年、自身の腰痛欠場から始まり、今やチームの名物となっている。
実力選手の台頭で出場機会は減っているが、捕手経験で培った全体を見渡す眼は健在だ。
辺保の副キャプテン任命、吉田教授の先発起用の他、彼は常に選手たちをよく見ている。
結果が出なくても参加貢献する選手を積極起用していく方針が、チームにやる気を漲らせている。
チーム名の鷲のように、大空高く舞い上がり、1㎞以上先の小動物をとらえる猛禽類並の高解像度視力で、特殊勤務選手の多いチーム全体を見渡し、統率する。
その姿はチームの父、と言ってもいいだろう。
草野球という名のもう一つのワイルドライフでは、父性の鷲・北沢の存在はチームにとっても心強いはずだ。
CS王者を目指し、北沢率いる“猛”イーグルスはこれからも大空を滑空し続けるだろう。
そして、彼の叩くマジカルな太鼓のリズムはますます大地に鳴り響き、チームの勝利を、辺境地に赴任した昨年までの絶対的エース『あの男』までをも召還する。
所属:K.B.F.Cイーグルス / 投打:右投右打 / 役職:ソフトボールクラブ時代末期~2018.6 元クラブ代表、元監督。不祥事を起こし自身の功績に自ら泥を塗ってしまった形になったが、野球チームへの変革期~創世記にかけて一時代を築いた。
日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
登板情報はありません。 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
|
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2018年11月25日 | 対 Slammer's(●1-5) | 捕 | 3番打者 | - 四球 - 死球 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年09月23日 | 対 チーム・バビグリン(●0-4) | 右 | 3番打者 | - 三振 - 死球 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年08月19日 | 対 ギャルソンジャイアンツ(○6-3) | 捕 | 3番打者 | - 空三振 - 左2(1) - 左安(1) | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年08月12日 | 対 堂満ベースボールクラブ(○15-1) | 右 | 3番打者 | - 捕飛 - 左走本(1) - 死球 - 右飛 | 1 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年07月14日 | 対 村上パイレーツ(○4-5) | 捕 | 3番打者 | - 左安(1) - ニ飛 - 一ゴ | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年07月07日 | 対 Aspens(●19-2) | 左 | 3番打者 | - 死球 - 右安(1) - 四球 - 三安(1) | 2 | 0 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年07月01日 | 対 GBC(●7-10) | 右 | 5番打者 | - 左安 - 四球 - 見三振 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2018年07月01日 | 対 Cookie Baseball Club(○13-4) | 捕 | 3番打者 | - 敵失(1) - 併殺 - 右飛 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年06月23日 | 対 東京ぴーなっつ(○5-9) | 右 | 3番打者 | - 投安 - 死球 - 一飛 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年05月20日 | 対 新宿REDEYE(△10-10) | 右 | 3番打者 | - 敵失 - 中2(2) - 中2(2) | 4 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年04月29日 | 対 TOKYO☆MONSTERS(○7-3) | 右 | 3番打者 | - 四球 - 空三振 - 左本(3) | 3 | 2 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年03月31日 | 対 雑魚軍(○1-13) | 右 | 3番打者 | - 四球 - 四球(1) - 四球(1) - 左2(2) | 4 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年03月18日 | 対 Brains(○7-4) | 捕 | 3番打者 | - 死球 - 四球 - 遊ゴ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年03月10日 | 対 METI野球部(●9-2) | 右 | 3番打者 | - 空三振 - 死球 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2018年03月03日 | 対 ドンマイ・ロックス(●4-2) | 右 | 3番打者 | - 三ゴ - 四球 - 四球 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CS | 2018年05月20日 大泉中央公園 | K.B.F.Cイーグルス | 10 対 10 17:00~ | 新宿REDEYE | 伊藤 将臣(22) 632 view | 【負】 びんびん(3) 181 view | びんびん(3) 181 view | 詳細 |
1位
K.B.F.Cイーグルス
16和泉 恭平
華麗な投球フォームから繰り出される多彩な変化球と切れの良いストレートを武器にイーグルス投手陣のリーダー的存在に。今シーズンも先発に中継ぎに抑えに大車輪の活躍でチーム躍進を誓う。
716 view
2位
K.B.F.Cイーグルス
19達野 真丞
投打に年齢を感じさせないアグレッシブなプレーが持ち味。2022シーズンは右肩痛や怪我の影響もあり6イ二ングスのみの登板にとどまったが、2023シーズンは貴重な制限外投手として投手陣の兄貴分存在としても
683 view
3位
K.B.F.Cイーグルス
00佐藤 晶寛
好打の左打者。主力級の活躍で2022シーズンのリーグ優勝とサテライトカップ優勝に大きく貢献。打撃陣の得点力アップに貢献しチーム躍進の一役を担っていたが昨秋より土日勤務の部署に異動。さらに海外勤務となり
682 view
4位
K.B.F.Cイーグルス
38堂嶋
2022シーズンはチーム2位の参加率。攻守にチームの顔となりつつある。投手としては中継ぎ・抑えエースリリーバー中心に、野手としてもクリーンアップの一角または上位打線を担うチームの中心選手として今シーズ
651 view
6位
K.B.F.Cイーグルス
22伊藤 将臣
捕手として、投手として、クリーンアップを担う主軸打者として三刀流のフル回転。2022シーズンは大車輪の活躍。グループリーグ優勝とサテライトカップ優勝に大きく貢献した。今シーズンも更なる躍動でチームを引
632 view
7位
K.B.F.Cイーグルス
10大久保 亮
2018年シーズン途中~2020年シーズンは監督兼任に。現在も山田監督不在時は代行を務めるなど選手以外の雑務も重責で本来の輝きが失われつつあったが、2022〜23年シーズンは早朝ソフト特訓の成果もあり
623 view
8位
K.B.F.Cイーグルス
99松村 直樹
長打力が魅力のパワーヒッター。今や参加率No.1ですっかりイーグルスの顔に。守備面でも秀逸な左翼守備に加え捕手や制限外投手など人材不足に悩むポジションを積極的に埋めるべくチームに貢献。今季もフルスイン
618 view
9位
K.B.F.Cイーグルス
51横田
弱冠19歳の時にイーグルスのクリーンアップの一角を射止めたK.B.F.Cイーグルスの村上宗隆。その後やや伸び悩みを見せるも2021年度SCでは三冠王に輝く!ブレイクのきっかけを掴んだ!さらなる伸びしろ
568 view
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
51164 view
2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
49533 view
3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
44617 view
8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
17255 view
1593
view
受賞選手
フューチャーカップ
チャレンジカップ
リベンジカップ
チャンピオンシリーズ
ワールドシリーズ