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2018年5月27日(日)に行われる東京スカイツリーグ・公式 侍エグゼクティブ 対 YAKITORI RAKUDA の一戦。4番エースの圧倒的存在を持つYAKITORI RAKUDAと精密巧妙な投球を魅せる侍エグゼクティブの激突となったが、打撃力で試合を優位に進めるのはどちらなのか。注目の一戦である。

相手の精密投手を巧打で圧倒。バットで魅せたチームの色

長短打合わせて10安打を放ったYAKITORI RAKUDA＝試合スタッツ(打者成績比較)

この試合ではランニングホームラン2本を含む10安打9得点でYAKITORI RAKUDAが大勝を収めた。この勝利のキーポイントを挙げるとすれば、積極的な打撃が功を奏したということであろう。

対する侍エグゼクティブのエース、KENZABURO(20)選手のプロフィールには「我が輩の辞書に「四死球」という言葉はありまへん。」という怖ろしい言葉が掲載されている。

これを事前に把握していた彼らは試合当日、自分達から打ちにいく積極打法を発揮。
試合で1番を務めたサンシャイン訓子府(11)選手が自慢の走力で走本塁打を放つなど打線を牽引した。

4番エースのけんちゃんがマウンドで魅せる「ストレート」の意味

YAKITORI RAKUDAの先発・けんちゃん

この試合で、4番に座り三塁打と本塁打を放ち存在感を放ったけんちゃん(15)選手。

投げては強打の侍エグゼクティブを3回を1安打無失点に抑える圧巻の内容だった。充実した内容であるがチームメイトはこの結果をどのように分析しているのであろうか。

サンシャイン訓子府(11)選手へ尋ねると「得意な球種は、ずばりストレートだと私は思います。」の一言。右腕から投げ下ろされるキレ抜群の直球がピッチングの幅を広げているようだ。

共に四死球の少ない好ゲームを展開していた＝試合スタッツ(投手成績比較)

「よく聞く話ですが、変化球を生かすも殺すも真っすぐだと私は思っているので、真っすぐが安定しているからこそ、変化球が生きているんだと思います。」

今後のシーズンにおいて大事な一戦で運命を分ける演出は彼にかかっていると言っても過言ではないだろう。

グラウンドを搔きまわす「走力」で魅せた侍エグゼクティブ

チーム唯一の3盗塁を決めた侍エグゼクティブの3番・AOKI(7)

この試合で敗れてしまった侍エグゼクティブ。しかし「走力」という観点から大きな爪痕を残したと言える。

3番捕手で出場したAOKI(7)選手は、2度の出塁で3盗塁を記録するなど機動力を存分に発揮した。チーム全体でも4盗塁を成功させ、相手チームにとっては厄介な能力であったに違いない。

スモールベースボールとして走力を活かすには出塁率にこだわる必要がある。今回は5安打2得点に沈んでしまったが、四死球を4つ選ぶなど選球眼も長けているという特徴が垣間見える打線である。

次回は出塁率と機動力にこだわりを見せれば勝利は目の前にあるはずである。

一発が期待できる侍エグゼクティブの7番・OYAMA(12)は二打数ノーヒットと結果を残せなかった。

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