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フューチャーカップの決勝進出は打線が大爆発中のMETI野球部か、それともＷエースを擁する練馬レッドサーティーンズか？短期決戦だけに最後は監督の采配が明暗を分ける可能性もあり、見逃せない一戦だ！両チームともスカイツリーグ参戦歴は浅いが、リーグ戦では好成績をあげてきており、今後も楽しみな存在である。

＜METI野球部のトーナメント(FC)成績＞
一回戦 不戦勝　 ブレイバース
二回戦 ○16-4　 Tokyo Good Fielders
三回戦 ○20-9　 王子Blitz

＜練馬レッドサーティーンズのトーナメント(FC)成績＞
一回戦 ○11-6　 spベアーズ
二回戦 不戦勝
三回戦 ○7-5　 Z団

【参考URL】
2018年 スカイツ・フューチャーカップのトーナメント表はこちら

2試合連続二桁得点で勝利のMETI野球部はすでにサテライト超えか！？

主要選手の2018年打者成績

フューチャーカップ決勝進出をかけてMETI野球部が頑張っている。METI野球部は昨シーズン途中からこのスカイツリーグに参戦してきたチームで、昨年は途中参戦でリーグ戦０勝２で成績的には参考外だが、２シーズン目となった今シーズンは７勝２敗１分の好成績でＭＩＹＡＢＩのグループＫで堂々の首位に立っている（１１月１１日終了時点）。ＭＩＹＡＢＩのレベルのグループに所属し、しかも首位のチームがサテライトカップで勝ち進むのはある意味当然と言えるかもしれないが、METI野球部のフューチャーカップでの過去の２試合の勝ち方が何とも豪快なのには恐れ入る。

６月２３日のＴｏｋｙｏ　Ｇｏｏｄ　Ｆｉｅｌｄｅｒｓ戦では１６－４、さらには９月８日の王子Ｂｌｉｔｚ戦でも２０－９と大勝し、打線が大爆発して相手チームを圧倒している。

[FC 2018 三回戦]METI野球部、打線爆発！ 14安打20得点で大勝 王子Blitzは塩谷(17)はコントロールの乱れ悔やむ

ちなみにこの２試合でMETI野球部の攻撃は９イニングあったが、うち８イニングで得点し、７点、１０点を奪ったビッグイニングもある。これを聞くと今回の相手練馬サーティーンズも震え上がるのではないだろうか？

初タイトルを狙う練馬レッドサーティーンズはWエースが揃うかどうかが鍵となる！

練馬レッドサーティーンズの森田(2)捕手

一方、練馬レッドサーティーンズも成績的にはカップ戦上位に顔を出してきてもおかしくない数字を残している。このチームは今シーズンからスカイツリーグに参戦してきたが、こちらもリーグ戦では首位に立っている（１１月１１日終了時点で５勝４敗１分）。METI野球部のリーグ戦成績には劣るとはいえ、ＩＫＩのグループＦで参戦初年度で首位は立派だと評価したい。

[FC 2018 三回戦]練馬レッドサーティーンズが序盤の猛攻で逃げ切る。Z団はオガタ(18)が粘りの力投も一歩及ばず

また、このフューチャーカップでも過去２試合、１１－６、７－５と２試合で１８得点を奪って勝ってきているだけに、力はMETI野球部と互角なはずだ。練馬レッドサーティーンズの投手陣は北国（17）、安本（９）のＷエース体制となっており、この２人が試合当日に揃ってベンチ入り出来れば勝利はさらに近くなるだろう。チームとしては２人のスケジュールが合うことを祈るばかりである。

METI打線 対　Wエース！勝負の分かれ目は監督の采配にあり！

主要選手の2018年投手成績

両チームのチームカラーからすると、METI打線 対　練馬のWエースという図式が浮かんでくる。サテライトカップの２試合で合計３６点を奪っている打線をいかに抑えるかが練馬レッドサーティーンズが勝利を収めるポイントになるだろう。

ジェロニモの細見(1)が練馬レッドサーティーンズに5回5安打完投勝利！

一方、METI野球部は過去２試合のように打線が活発に機能すれば自ずと勝機は見えてくるはずだ。負けたら終わりのトーナメント戦の場合、監督の采配も非常に大事になってくるが、METI野球部古谷野（３０）監督、練馬レッドサーティーンズ八木（７）監督に何か秘策や奇襲作戦はあるのか？

強いぞMETI野球部！練馬レッドサーティーンズを倒したジェロニモに20安打の圧勝！

今年の日本シリーズでソフトバンク工藤監督が見せた内川へのバント指示のような、何が何でも勝つんだ！という作戦が出れば面白い。

【試合前インタビュー】METI野球部の木村選手の一問一答

-- この大事な一戦に向けてチームの雰囲気、準備状況はどう？

先日もリーグ最終戦で勝利し、チームの雰囲気は最高に良くなっています。
今年1年の締めくくりに向けて、気合いがみなぎっている状態です。

-- 対戦相手の印象、警戒すべき点を挙げるとすれば？

練馬レッドサーティーンズさんとは初対戦ですが、投打ともに力のある選手が揃っているように感じます。
特に好投手にうまく対応できないと、厳しい戦いになるなと思っています。

-- この試合のポイントはどこになると思う？

展開次第ですが、1点を取り合う試合になるかもしれません。
一つのミスが命取りになるような、しびれる状況で集中力の勝負となることも覚悟しています。

-- 対戦相手に勝っている部分をしいて挙げるとすれば？

当方お調子者が多いせいか、波に乗れると連打で一気に得点ができる勢いは持っています。
うまく流れを自分たちに引き寄せ、逃さないことが大事だと思います。

-- 最後にこの試合への意気込みをお聞かせください。

負ければカップ戦敗退とともに、今シーズン最終戦になる予定です。
グループリーグでの優勝は決まりましたが、まだまだ勝利への欲求は収まりません。
手強い相手ですが、集中して悔いの無い試合にしたいと思います。

【試合前インタビュー】練馬レッドサーティーンズの八木監督の一問一答

-- この大事な一戦に向けてチームの雰囲気、準備状況はどう？

チームが本格的に稼働して丸1年、春先は力を出しきれず勝てる試合を取りこぼしたりという場面も多くありましたが、秋口からはようやく結果が伴ってきました。
実際にチーム自体も力を付けてきていますし、何より勝ちが続いていくことによってみんなが自信を持って野球をやっていると感じています。そういう意味で雰囲気はかなり良いですね。試合間隔も詰まっているので、メンバーの体もよく動く状態にあると思います。

-- 対戦相手の印象、警戒すべき点を挙げるとすれば？

METI野球部さんとは試合をしたことが無いので詳しいことはわからないですが、我々が負けたチームを相手にリーグ戦で快勝してきているのは少し気になりますね。ただチームの状態も負けた試合とは全然違ってきていると確信してますので、そこまで大きな不安は持っていません。

警戒すべき点はやはり打撃になると思います。個人成績や試合結果を見ているだけでもよく打つチームということはイメージできるので、どのようにして失点を抑えていくかが鍵になると思います。

主力に数人ハイレベルな結果を残している打者が数人いて、そこを起点に得点が集まっているという点では、わりと似たような特徴を持っているチームかもしれません。
ただ全体で見た時の攻撃力では、経験から考えてもウチが劣るんじゃないかなと思いますので、どう戦うかという部分は当日までに色々と考えていきます。

-- この試合のポイントはどこになると思う？

警戒すべき点で挙げたとおり、いかに失点を抑えてロースコアゲームに持ち込むかがポイントになるのではないでしょうか。
即ちいかに投手が良い投球をするか、いかに守備がミスなく投手を助けられるかの2点ですね。

正直に思っていることを言うと、お互いある程度守りのミスを許容しながら殴り合う展開になればウチは負ける確率がかなり高くなると考えています。
そういう展開に持っていかないためにも、まず投手を楽にするために「先取点を取る」、そして「絶対に先制点を与えない」という意識が非常に大事になってきますね。

自分たちのペースに持ち込みさえすれば、比較的良い展開で野球ができると期待しています。

-- 対戦相手に勝っている部分をしいて挙げるとすれば？

戦ったことはないので何とも言えない部分が多いですが、やはり投手力ではないでしょうか。ウチがスカイツリーグで戦う中では明確なストロングポイントになると思います。

今回の試合も複数の投手がリレーする形になると思いますが、どの投手も高いクオリティを出せるのがウチの強みです。これまでも話をさせて頂いてますが、この強みを活かせる展開を作りたいですね。

-- 最後にこの試合への意気込みをお聞かせください。

一度試合が流れての仕切り直しとなりますが、再度グラウンドの手配をして頂き、この機会を作って頂けたMETI野球部さんに感謝いたします。
この時期まで公式戦の緊張感を味わえることにまず感謝し、楽しんで野球をして、その中で良いゲームができたと言えるようにできればと思います。

その上で勝って決勝に進むことができれば尚良しということで。METI野球部さま、当日はよろしくお願いいたします！

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