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両チームとも勝利すると初タイトルとなる2018年度チャンピオンズシリーズ MIYABI 決勝戦。
試合は白熱したシーソーゲームとなった。

緊急事態が発生するも、落ち着いて一人ひとりが自分の役割に徹したSlammer’s。
ここまでじゃんけん決戦を2度も勝利し、「運」も持っているMuddyWaters。

試合は、打線が繋がったSlammer’sが8対4で初優勝を決めた。

両チームの試合スタッツ

緊急事態が発生するもチーム一丸となり立ち向かうSlammer’s

スクランブル登板のSlammer’s・伊家村　新一(19)

下馬評では優位と見られていたSlammer’s。
決勝戦でも順調なスタート……とはならなかった。

先発は満を持して絶対的エースの河西　智史(31)。
しかし、1死満塁となったところで肩痛を発症し緊急降板。
守護神・伊家村　新一(19)がスクランブル登板する緊急事態が発生した。
ところが、押し出しで1点を与えてしまったが最小失点で切り抜ける。

【参考URL】
肩痛を発症し悔しい緊急降板となってしまった絶対的エース・河西　智史(31)

打撃陣は、緊急事態を助けるため初回からエンジン全開。
1番・山田　喜之(82)が死球で出塁すると、3番・宮本 ケンブリッチ 紘平(15)の適時打ですぐさま同点。
その後、小野　秀和(11)の2点2塁打で逆転し主導権を奪う。

【参考URL】
甘いマスクと強肩で伊家村　新一(19)を助けた宮本 ケンブリッチ 紘平(15)

こうなると精神的支柱の2番手・伊家村　新一(19)は踏ん張る。
筋肉痛のピークが3日後に来るという歳になりながらも3失点でその後を凌ぐ。
守備面では、センター・竹内　巧(32)が大飛球をスーパーキャッチするファインプレーで伊家村　新一(19)を鼓舞する。

【参考URL】
2018年チームMVPに輝いた竹内 巧(32)

緊急事態でも一人ひとりがチームの役割に徹し、初タイトルへ向けて一丸となった。

年度末で忙しく調整が失敗したMuddyWaters

MuddyWatersの4番・まっち～(24)

2度のじゃんけん決戦を勝利し、決勝進出してきたMuddyWaters。
しかし、連戦、年度末、ゴルフ場のオープン、合コンなどが重なり、体調が万全ではなかった。

先発は中6日のたけP(51)。
先週の疲れがあったためか制球が定まらず。
四死球で溜めた走者をタイムリーで返される嫌な流れ。
二回に3連打を浴びたところでKO。
大物食いで有名なたけP(51)も疲れには勝てなかったようだ。

【参考URL】
あのLFDを3回自責点0で抑え勝利投手となった大物食い・たけP(51)(MuddyWaters 5 対 3 LFD)

打線も疲れからか湿りがち。
四球や失策で走者を溜めるもののあと一本が出ず。
反撃は4番・まっち～(24)の3点本塁打とひとり気を吐くがそこまで。

【参考URL】
1打数1本塁打2四球とひとり気を吐くファイナルウェポン・まっち～(24)

毎年この時期は調子が上がらないMuddyWatersだが、決勝戦という大舞台に向けての調整が失敗したようだ。

黄金時代の到来が予感されるSlammer’s 準決勝までに「運」を使い果たしたMuddyWaters

Slammer’sの3番・宮本 ケンブリッチ 紘平(15)

試合は、四死球で溜めた走者を効率的に返したSlammer'sが8対4で初優勝を決めた。

勝因は、緊急事態でも一人ひとりが自分の仕事をしたことだ。
三振はたった1つ。
上位から下位まで繋ぐ意識を持ち、三者凡退は一回もなかった。
長打も2塁打3本のみとけっして効率は良くないが、チーム一丸となって優勝をもぎ取った。

【参考URL】
0.1tの体重が乗った強烈な2塁打を放った吉武　大輔(44)

一方MuddyWatersは、準決勝までに「運」を使い果たしたようだ。
選んだ四球はSlammer'sを上回る7個。
本塁打も1本出たが、「運」が味方せず効率良く得点を奪えなかった。

【参考URL】
決勝戦でエース復活と称される好投を見せた がありー(19)

Slammer’sのモットーは『明るく、楽しく、前向きに！』。
その気持ちが初優勝に繋がった。
緊急事態でも一丸となったこの経験が活かせれば、Slammer’sの黄金時代がやってくるはずだ。

第五回草野球チャンピオンシリーズ MIYABI優勝チームはSlammer’s

第五回草野球チャンピオンシリーズ MIYABI準優勝チームはMuddyWaters

記事：北野 栗毛（@kitanokurige）