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3度の雨天中止にも負けず10試合を戦い抜いたBye-Bye MASUTANI

Bye-Bye MASUTANIがリーグ参戦1年目にして、見事リーグ戦優勝を飾った。6勝を挙げた絶対的エース寺坂(２)投手に、打率4割越えコンビの先頭打者鵜澤(１)選手、4番打者相場(10)選手と投打に役者が揃い、その力を遺憾無く発揮。3度の雨天中止がありながらしっかりと10試合を戦い勝ち点を積み重ねたのが功を奏し、勝ち点2差の大接戦を制しリーグ優勝を果たした。

[第一位]Bye-Bye MASUTANI「雨天中止もなんのその。10試合を戦い抜き堂々のリーグ戦初制覇」

SATELLITE Bグループ1位
◎7勝3敗0分 勝率70.0%

厳しいリーグ戦首位争いをわずか勝ち点2差で凌ぎきり、初の戴冠を果たしたBye-Bye MASUTANI。

エースの寺坂(２)投手が安定した投球でチームを引っ張った。開幕戦で完投勝利を挙げると、その後もチームに3連勝をもたらすなど勝ち星を量産。チームが挙げた7勝のうち、6勝は寺坂(２)投手が挙げたものであり優勝に大きく貢献した。

エースの頑張りに応えるように、打撃陣も奮起。１番を任された鵜澤(１)選手はチームトップとなる打率.444をマークと十分に期待に応える活躍を見せた。４番の相場(10)選手も、鵜澤(１)選手に次ぐ打率..423、打点13と勝負強いバッティングでチームを牽引した。

2位との勝ち点はわずか2差だっただけに、3度の雨天中止にも負けず10試合を戦い抜いたのも大きかった。チーム一丸となり、見事に優勝を飾った。

[第二位]野ＣＵＢＥ「最後まで優勝争い演じるも、あと一歩届かず悔しい2位」

SATELLITE Bグループ2位
◎6勝4敗0分 勝率60.0%
◎スカイツ・チャレンジカップ 初戦敗退(ベスト32)

順位だけを見れば上出来だが、最後まで優勝の可能性を残しBye-Bye MASUTANIと激しい首位争いを繰り広げていただけにあと一歩で優勝を逃したのは悔やまれるところだ。

エースの金子(18)投手は今シーズンも安定した投球を披露。チーム最多となる9試合に登板し、防御率3.50をマークしチーム最優秀防御率に輝いた。4番を務める安孫子(8)選手は毎シーズン自己ベストの記録を残し着実に成長中。今シーズンは打率.462をマークし、初となるチーム首位打者のタイトルを獲得した。

投打がかみ合いシーズン終盤まで大崩れなく、優勝も見える戦いぶりを見せた。しかし、残り2戦をまさかの2連敗。力は見せたものの、勝負所での敗戦が響く結果となった。

[第三位]道玄CyBCバハムーツ「終盤まで負け越しの苦しいシーズンも、最後は2連勝で締め3位を堅守」

SATELLITE Aグループ3位
◎4勝3敗2分 勝率57.1%

今シーズンはリーグ戦終盤まで2勝3敗2分と負けが先行する苦しい戦いとなったが、大事な終盤戦を2連勝。勝ち点3差で大接戦となった3位争いを制した。

シーズンを通して中島(35)選手とTsurutani(17)選手の二枚看板でチームを牽引。共にチーム最多となる8試合に登板し、チームを支えた。打線を引っ張ったのは、家前(0)選手。リーグ2戦目のCOBAINS戦では4打数4安打を記録するなど、シーズンを通して打撃が絶好調。打率は驚異の.632。打点10とチームでダントツの成績を残した。

今シーズンはチームにエンジンがかかるまで少々時間を要したが、開幕戦から力を発揮できれば来シーズンはさらに上位を目指せる。

[第四位]サムライ野球チーム「終盤2連勝と意地みせるも、序盤の連敗響き3位争いに敗れる」

序盤の負けが最後まで重く響いたサムライ野球チーム

SATELLITE Aグループ4位
◎3勝5敗0分 勝率37.5%

今シーズンは開幕から2連敗。3戦目に勝利を挙げるも引き分けを挟み再び連敗を喫するなど、波に乗り切れない。リーグ戦終盤にきてようやく歯車がかみ合い2連勝。しかし、7戦目までの負けが最後まで重く響き、勝ち点3差で3位争いに敗れた。

エースの望月(10)投手がピリッとしなかったのが誤算だった。5試合に登板し1勝3敗と大崩れ。初戦と2戦目は1点差と2点差のゲームだっただけに、本来の力が発揮されていればとなおさら悔やまれる。

それでも、エースの不振をカバーするように打撃陣が奮起。1番を任された筒貫(15)投手はチームトップの安打を放ち、打率.400を記録。攻撃の起点となり打線を勢いづけた。

総得点はリーグで2位と攻撃力は抜群。エースの望月(10)投手が復活し、投打が噛み合えば巻き返しは必至だ。

[第五位]Rangers「リーグ2位の勝利数挙げるも、リーグ規約違反に泣く」

SATELLITE Aグループ5位
◎6勝4敗0分 勝率60.0%
◎スカイツ・サテライトカップ 決勝戦予定

今シーズンは開幕2連勝と好調な滑り出しを切ったRangers。最後まで大崩れなく勝ち星を積み重ね6勝を挙げるも、リーグ規約違反の減点が響き5位に終わった。

しかし、リーグ2位の野CUBEに並ぶリーグ戦6勝を挙げたように、実力は折り紙つき。中軸を担うK.JINYOO(47)選手はシーズンを通して打撃が絶好調。昨シーズンの打率.294から大幅に打率を上げ、チームトップの打率.500をマークと急成長を見せている。

サテライトカップでは決勝まで駒を進めたように上位の舞台で戦える力は十分。リーグ規約違反がなければ今シーズンも3位に入っており、来シーズンは今シーズン以上の成績を残すことは間違いない。

[第六位]二子玉スパークス「昨シーズンと同じ順位も、チームは着実に成長中」

着実に力をつけ始めた二子玉スパークス

SATELLITE Aグループ6位
◎4勝4敗0分 勝率50.0%
◎スカイツ・サテライトカップ 初戦敗退(ベスト16)

昨シーズンと同じ6位に終わった二子玉スパークスだが、内容は昨シーズンから急上昇。

草野球経験のみのあき(6)選手は昨シーズンに続き、打率4割越えを記録しチーム首位打者に輝いた。足でも見せ、チーム盗塁王のタイトルも獲得。さらに、投手としても2勝を挙げ、大車輪の活躍を見せた。

チームの平均得点も昨シーズンの3.00から今シーズンは6.50に急上昇。雨で消化できなかった2試合を戦えていれば大幅に順位を上げられていた可能性もある。着実に力をつけており、来シーズンは内容だけでなく結果も伴う可能性も十分だ。

[第七位]ジェロニモ「まさかのリーグ戦未勝利、チーム改善が急務」

SATELLITE Aグループ7位
◎0勝6敗1分 勝率0%

まさかの未勝利に終わり、不本意なシーズンとなってしまったジェロニモ。

深刻なのが打撃陣で、毎年平均得点が減少中。特に今シーズンの得点の下がり方は顕著で、2018年に6.20だった平均得点が2019年には2.71にまで下がってしまった。

今シーズンは不振に終わったが、過去には打率.481を記録しゴールデン・アマチュア賞を獲得した新倉(16)選手といった逸材もおり早期の復調が望まれる。

来シーズンには自信を持って戦えるよう、まずはチームの体制を整えていきたいところだ。