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オーシャンズの強肩強打・清水政史(77)選手

まだ冬の寒さが厳しい2月、2022年の東京スカイツリーグが開幕した。NOBORIクラスは寒さもあってか全体的に試合数が少なかったが、オーシャンズ は開幕2連勝と好スタート。その他も白星発進のチームが多く、新規参加の ピンクモンキー は5点ビハインドを三回裏に一挙6点を奪い逆転するなど好ゲームが目立っていた。

では、そんなNOBORIクラスの2月を総括してみたい。

オーシャンズが開幕2連勝！！エース・喜多村治郎(14)に投手制限がかかったが、投手リレーで乗り切る！

オーシャンズ は開幕2連勝と好スタートを切りNOBORI Dで首位に立った。
今シーズンから鉄腕エース・喜多村治郎(14)に投手制限がかかることになり、開幕前は苦しい試合が多くなると予想されていた。
しかし蓋を開けてみると、2月6日の開幕戦はエース・喜多村治郎(14)が3回無失点、登真二(19)が2回無失点、西山大輔(27)は2回1失点と3投手の継投で勝利。
2試合目は秋田祐希(8)が先発し5回2失点(自責点1)で試合を作ると、西山大輔(27)が2回無失点で勝利。
2試合を4人の投手が登板し、エース・喜多村治郎(14)の投手制限の穴を埋める活躍を見せた。
打線は2試合ともボール球には手を出さず、1試合目は10四死球、2試合目は5四死球と仕上がり良好。
安打も多くの選手が放っており、2試合目には4番・清水政史(77)から今シーズンチーム初の本塁打が出た。
今後は投手陣に不安が残るが、5年連続の勝ち越しと2位以上へ向けて視界良好のスタートを切った。

各チームの２月の試合経過を見る。

リーブルズ対YAKITORI RAKUDAの同組対決！！YAKITORI RAKUDAが投打に盤石で開幕戦勝利！！

YAKITORI RAKUDA は同じクラス、同じリーグの リーブルズ と対戦。
打線は初回裏、1番・マッチ(34)が安打、2番・剥離くん(17)が四球で出塁すると、5番・ハッシー(30)の2点適時二塁打で幸先良く先制。
四回裏にはクリーンアップ全員適時打で4点を追加し、この試合は合計8点を奪う。
投手陣は先発・和尚(19)が2回無失点など4人の投手リレーで2点に抑え、8-2で開幕戦を勝利した。

新規参加の リーブルズ は去年にチームを発足し初のリーグ戦ということもあり緊張感があったようだ。
先発・奎太朗(3)は普段は制球力抜群とのことだが、初回から不安定で2回3失点。
打線も二回、三回と先頭打者を出したが、後続が打ち取られ終盤まで無得点が続く。
ところが七回表、先頭のShintaro(8)が出塁するとNagaura(36)、Tomonaga(4)が適時打で2点を返す。
しかし反撃はここまでとなり、2-8で開幕勝利とはならなかった。

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新規参加のピンクモンキーはビッグイニングで逆転勝利！！Bandietは緊迫感のある試合を逃げ切り勝ち！

新規参加の ピンクモンキー は結成1年未満のチームで、2月27日の 杉並DUCKS 戦が初公式戦だった。
試合は二回表、先発・せっきー(23)が制球を乱し5失点と苦しい立ち上がり。
しかし三回裏、相手投手が制球を乱したことをきっかけに、3番・しょーご(10)が適時二塁打を放つなど一挙6点を奪い逆転。
その後は投手陣が踏ん張り6-5で開幕戦を逆転勝利した。

Bandiet はリーグこそ違うが同じNOBORIクラスの Seidow と対戦。
打線は三回表、8番・H.MUKUDA(33)が四球で出塁し盗塁、9番・REN(22)が犠打、10番・H.KANAI(9)が犠飛と、無安打ながら流れるように先制。
五回表、4番・K.MURAKAMI(23)にソロ本塁打が飛び出し追加点を挙げる。
投手陣は先発・H.KANAI(9)が3回無失点、2番手・T.YAMAKI(52)は1回無失点、3番手・REN(22)が2回1失点と好投。
ロースコアで緊張感の漂う一戦は Bandiet が2-1で勝利した。

一方 Seidow は先発・山本　真人(10)が毎回先頭打者を許す展開ながらも、緩急自在の投球術で粘り6回2失点と試合を作る。
しかし打線は五回裏に藤波　勝之(12)の適時二塁打で1点を返したがその後が続けず。
緊迫したNOBORIクラスらしい好ゲームだったものの、1-2で開幕戦を落としてしまった。

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記事：北野 栗毛（@kitanokurige）
撮影：高橋伸和（メディアクルー）