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2月としては暖かい気候の中、2023年2月18日にチャレンジカップ2022の決勝戦が行われた。対戦カードは、予選を大量得点で勝ち上がってきた ユナイツ と、2020年度のリベンジカップ王者・太陽ライジンズである。

試合は、初回裏に ユナイツ が3番・笈川(60)の柵越え2点本塁打で先制に成功。その後も ユナイツ は植田(33)の適時打などもありリードを広げる。太陽ライジンズ は六回表に無死1,2塁の好機を作るものの後続が倒れ万事休す。ユナイツは3投手の完封リレーもあり8-0で勝利しチャレンジカップ2022の王者となった。

両チームのスターティングメンバー

※打率とは試合開始前までの打率、最近の打率とは直近3試合の打率です。

予選を大量点で勝ち上がってきたユナイツ！！決勝戦も三回までに5点を奪う！

初回裏、3番・笈川が柵越えの2ランを放つ！

2021年からチームが始動し、2022年からス・リーグに参加している ユナイツ。
2022年のリーグ戦は9勝0敗1分と圧倒的な成績を残し、CC予選も大量点を奪い勝ち上がってきた。

打線は初回裏、2番・座安(9)が四球で出塁すると、3番・笈川(60)が柵越えの2点本塁打を放ち相手チームの度肝を抜く。
すると二回裏は敵失などで2点、三回裏は5番・植田(33)の適時打で1点を追加し、三回までに5点を奪う。
2022年のリーグ戦やCC予選のように序盤から打線が活発だった。

先発はス・リーグでまだ登板の無い吉岡(27)を立てる。
すると初回表、三振を2つ奪うなど三者凡退の上々の立ち上がり。
その後もほぼ完璧な投球を見せ、3回を1安打5奪三振無失点。
序盤から投打がガッチリと噛み合い試合の主導権を握った。

接戦に持ち込みたい太陽ライジンズ！！しかし序盤から失点が重なり劣勢に

2番手・角谷は緩急織り交ぜた投球で2回1失点

2020年度のリベンジカップでは優勝、CC2018とRC2019では準優勝するなど強豪・太陽ライジンズ。
今大会も勝利した試合はすべて3点差以内の接戦を勝ち上がってきており、この試合も接戦に持ち込みたいところだ。

先発は主戦の一人である栁邉(21)を立てる。
しかし初回裏、柵越えの2点本塁打を浴びるなど不安の残る立ち上がり。
二回裏には味方の失策も絡み2失点、三回裏は角谷(20)に継投し1失点。
予選のような接戦に持ち込めず苦しい展開となった。

こうなると打線が援護したいところだが、初回表は三者凡退に終わる。
二回表には6番・高安(14)がチーム初安打を放つも後続が倒れ無得点。
三回表も三者凡退に終わり、劣勢のまま試合後半を迎えることとなった。

投打ともに隙が無くユナイツがCC2022王者に！！太陽ライジンズはあと一本が出ず準優勝！

8-0で勝利し、ユナイツがタイトル獲得！

四回以降は両チームとも無得点が続き膠着状態となったが、六回裏、ユナイツ 打線が繋がる。
先頭の7番・山﨑(2)が四球で出塁すると、8番・佐野(0)の適時二塁打、2番・座安(9)の犠飛などで3点を追加。
この試合はチームで6安打、7四球、8盗塁と効率的に攻撃し、合計8点を奪った。

投手陣は四回表から2番手・中務(14)に継投。
走者を許す場面もあったが、3回2安打無失点とほぼ完璧なリリーフを見せる。
最終回は三番手・植田(33)にスイッチし、1回1安打無失点。
投打ともに隙が無く、8-0で勝利しチャレンジカップ2022の王者となった。

一方 太陽ライジンズ は四回以降も苦戦が続く。
投手陣は3番手・伊藤(22)が六回裏に四球から崩れ3失点。
打撃陣は六回表に無死1,2塁の好機を作るもあと一本が出ず、この試合は無得点。
得意の接戦に持ち込めず0-8で敗戦し、準優勝に終わった。