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2月としてはかなり暖かい気温の中、東京スカイツリーグの公式戦が行われた。対戦カードは、ス・リーグ参加3年目となる DRUNKERS と、昨シーズンはリーグ戦で初優勝した MARVELL である。

試合は初回裏、MARVELL が押し出し四球で先制に成功。その後も三回裏は敵失、四回裏は内野ゴロの間に共に1点を追加し、この試合は3点を奪う。一方 DRUNKERS は二、三、六回表に安打や四球で好機を作るものの、あと一本が出ず無得点。MARVELL は先発・大槻(25)の6回8奪三振無失点の好投もあり、3-0で今シーズン初勝利を挙げた。

両チームのスターティングメンバー

※打率とは試合開始前までの打率、最近の打率とは直近3試合の打率です。

1安打ながら三回までに2得点！？エース・大槻(25)の好投もあり主導権を握ったMARVELL！！

昨シーズンはス・リーグ参加6年目にしてリーグ戦で初優勝した MARVELL。
しかもリーグ最終盤で3連勝での優勝であり、今シーズンもこの勢いが続くのかが注目される。

打線は初回裏、敵失、内野安打、四球で満塁の好機を作ると、5番・大槻(25)の押し出し四球で先制に成功。
二回裏は三者凡退に終わったが、三回裏、四球と2つの敵失でそつなく攻め立て追加点を奪う。
序盤の三回は1安打ながら2点を奪い効率よく得点を挙げた。

先発はエース・大槻(25)を立てる。
初回表、いきなり二者連続三振などで三者凡退に抑える上々の立ち上がり。
しかし二回表、二者連続安打を許しピンチを迎えたが、後続を二者連続三振に打ち取り無失点。
三回表も2安打を許したが後続を打ち取り無失点で抑え、試合の主導権を握った。

DRUNKERSのエース・えーご(11)は三回までわずか1安打に抑える！！しかし制球と守備の乱れで序盤は劣勢に！？

ス・リーグ参加3年目となる DRUNKERS。
過去2シーズンのリーグ戦は惜しくも負け越しており、今シーズンは開幕戦で勝利し勢いをつけたいところだ。

先発はこちらもエース・えーご(11)を立てる。
初回裏、味方の失策や制球が定まらないこともあり押し出し四球で1失点と不安が残る立ち上がり。
二回裏は三者凡退の抑えたが、三回裏、またも四球に味方の失策が重なり1失点。
三回まではわずか1安打しか許していないものの、制球と守備の乱れを突かれ苦しい展開となった。

こうなると打線が奮起したいところだが、初回表は三者凡退に終わる。
しかし二回表、5番・えーご(11)、6番・オダ(100)の安打と盗塁で好機を作るものの、後続が倒れ無得点。
三回表、今度は1番・そーた(99)、2番・かみくら(15)の連続安打で好機を作るが、またも後続が倒れ無得点。
あと一本が出ず攻撃陣は無得点に終わり、主導権を奪えないまま後半戦を迎えることとなった。

MARVELLは効率よく攻め立て開幕戦勝利！！DRUNKERは相手を上回る4安打を放つもあと一本が出ず敗戦！

MARVELL 打線は四回裏、6番・兵藤(2)、7番・畝村(9)の連続四球や盗塁で好機を作る。
すると、8番・古川(47)がしぶとく内野ゴロを放ちその間に1点を追加。
この試合は実質五回までは安打が2番・髙橋(22)の内野安打の1本だけだったが、効率よく攻め計3点を奪った。

先発・大槻(25)は尻上がりに調子を上げ、四、五回表は共に三者凡退に抑える。
しかし六回表、制球が乱れ四球2つでピンチを招いたが、後続を打ち取り無失点。
大槻(25)は6回8奪三振無失点で完封し、チームは3-0で今シーズン初勝利を挙げた。

一方 DRUNKERS は MARVELL を上回る4安打、3盗塁を記録したが、あと一本が出ず無得点。
先発・えーご(11)は相手打線を実質1安打と好投したが、四球や味方の失策で3失点(自責点0)。
投打に守備が噛み合わず0-3で黒星スタートとなった。