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前日の雪が残りこの時期らしい肌寒い気温の中、2024年1月14日に明治神宮野球場にて2023年度草野球チャンピオンズシリーズD3の決勝戦が行われた。対戦カードは、接戦を勝ち上がってきた ピグレッツ と、強打で勝ち上がってきた MARVELL である。

試合は初回表、ピグレッツ は適時失策と適時打により2点先制に成功。その後は膠着状態となったが、四回表、TOMOKI(2)の2点適時打で追加点を奪う。一方 MARVELL 打線は毎回のように走者を出し好機を作るものの、あと一本が出ずこの試合は無得点に終わり万事休す。4-0で ピグレッツ が勝利し、2023年度チャンピオンズシリーズD3の王者となった。

両チームのスターティングメンバー

※打率とは試合開始前までの打率、最近の打率とは直近3試合の打率です。

接戦を勝ち上がってきたピグレッツ！！投打が噛み合い序盤は有利に！

先発の金子(51)は無失点の好投を見せる！

2015年からス・リーグに参加し、2023年で9年目となる古豪・ピグレッツ。
予選はすべて4点差以内の接戦を勝ち上がってきており、粘り強いチームである。

打線は初回表、2番・TOMOKI(2)が死球で出塁すると、4番・A.Cap.大橋(10)の打球が失策を呼び先制に成功。
すると5番・KAMISONG(22)は適時打を放ち追加点を奪う。
大舞台で緊張するメンバーが多い中、幸先良く流れを引き寄せた。

先発は2023年からチームに加入し、多くの勝利をもたらした金子(51)を立てる。
すると四球を1つ与えたものの、安打は許さず1回を無失点に抑える。
二回からリリーフした2番手のエース・NAO-K(11)はピンチを招いたものの、2回無失点。
投打がガッチリと噛み合い試合の主導権を握った。

強打で勝ち上がってきたMARVELL！！しかし序盤はあと一本が出ず苦しい展開に

MARVELL・大槻(25)が特大三塁打を放つ！

2017年からス・リーグに参加し、リーグ戦2連覇中の強豪・MARVELL。
予選は1試合平均9.25点と打線好調で、決勝戦も強打が期待される。

先発はガチのスワローズファンである蛯澤(42)。
初回表、死球や守備の乱れもあり2点を失う苦しい立ち上がり。
しかし二回表、先頭に安打を許すものの後続を打ち取り、2回2失点(自責点0)に抑える。
リリーフした2番手・古川(47)は三回表を三者凡退に抑え、失いかけた流れをグッと引き寄せた。

打線は、この試合は17人が参加したということもあり1打席ずつで交代となった。
初回裏、二回裏ともに四球で走者を出すものの無得点に終わる。
三回裏、10番打者・大槻(25)が三塁打で好機を作ったが、あと一本が出ずまたも無得点。
好投を続ける相手投手を打ち崩せず、厳しい展開で最終回を迎えることとなった。

ピグレッツは四回表にも追加点を奪い初優勝！！MARVELLは予選の強打を見せられず準優勝

最後は矢野バウアー(18)が締めてゲームセット！

ピグレッツ 打線は四回表、つじもっちゃん(9)、NAO-K(11)の安打で好機を作る。
すると、2番・TOMOKI(2)の2点適時打でダメ押しの追加点を奪う。
この試合は緊張感があったようだが、上位から下位まで打線が繋がり計4点を挙げた。

四回裏、ピグレッツ は3番手の投手として監督の矢野バウアー(18)にスイッチ。
すると安打、四球で走者を許しピンチに。
ところが後続を三振に打ち取りゲームセット、4-0で勝利しチャンピオンズシリーズ初優勝となった。

一方 MARVELL は四回表に2点を失い万事休す。
しかし四回裏、安打と四球で走者を2人出し一気に同点、逆転したかったが、後続が続けずゲームセット。
要所要所で好プレーもあったが、予選で好調だった打線が繋がらず0-4で敗戦した。