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2016年5月14日、東京スカイツリーグ・公式戦 Dokant対高円寺アッカの一戦が上井草スポーツセンター野球場で行われた。試合はDokant持ち前のパワフルな打線が炸裂、11対０でDokantの勝利となった。

方々から絶賛！高円寺アッカの「野球好き」を忘れないスピリット

高円寺アッカの田中は期待の初登板、「素晴らしい」と讃えられる完璧な内容で一、二回を0点に抑えるが、打順が一巡する三回に隙を見せた。守備の乱れが契機となり息つく暇も無い猛攻に晒される、瞬く間に４失点。ややほろ苦い公式戦デビューとなったが、今後に十分期待が持てる３イニングだった。

一方打線はというと「110(km/h)くらいを境に差し込まれて全く打てなくなる」とDokantピッチャー陣の速球に苦戦、完封を喫する。それでもベンチの熱が冷める事は無い。

ワインバーの常連達がしぜんと寄り合って出来たチーム、高円寺アッカ。「良い雰囲気を出せる仲の良さというのはこの時点で出来上がっていたのかな」と伊佐監督は振り返る。今年度満を持して、年間を通して野球が出来る体制を整えた。「チームのムードは悪くなるどころか試合が終わるたびに良くなっています。」と、ひたすら野球が出来る喜びを燃料に変え、高円寺アッカは邁進する。

Dokant打線「点」はいかにして「線」となったか

バントを試みるDokant・しんたろー(1)

「ありきたりな言葉ですが、点が線になってきたとこもあると思います。」今シーズンなおも好調Dokantの打線をディーン・ミヤザキはそう評する。スカイツリーグでチームDokantが迎えた三年目のシーズン。選手達の地道な素振り、打ち込み練習が実を成している。

経験値もプラスに作用。「ピッチャーの投げるボールに慣れてきた」と今試合でも11得点の固め打ちを見せたように、ゲームの中で発揮される本物の打撃力を手に入れたようだ。

ランナーが出たら、バットで返す。地道な積み重ねこそが点と点を線で繋げた。

Dokant新たなステップへ求む「スライディングの練習方法」

ホームアウトを奪う高円寺アッカ・伊佐(10)

そんなDokantを次のステップへ進める為に求められるのは「足」だ。

あわやランニングホームランという当たりが三塁打になってしまうような走塁が見られた今試合、それに加えて塁上での判断の速度、カウントを鑑みてのリードと走塁などを改善し、「打ったら走れ」の野球から更にハイレベルアップしたい。

「改めて野球の難しさを思い知らされている今日この頃です。」と再びカベにブチ当たった感のコメントも出たが、Dokantであれば必ずこの課題も突破することだろう。

これにディーン・ミヤザキは「なにかスライディングのいい練習方法なですかね？ご意見お待ちしております。」とのこと。ひいてはスカイツリーグの更なる飛躍の為に、得策があれば、是非チームの垣根を越えて共有したい。