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ドンマイ・ロックスを率いる山岡オーナーが、１０日にメットライフドームで行われる草野球ワールドシリーズ2017決勝のBBジャンキーズ戦を前に意気込みを語った。

３度目の王座奪還を狙うドンマイ・ロックスは準決勝でボードベースボールクラブに２-０と完封勝利し、ＷＳ決勝へと駒を進めた。ＷＳ初タイトルをかけて、LFDに５-３と逆転で勝利したBBジャンキーズと対戦する。

決戦直前会見に出席した山岡オーナーは、リーグ史上初となるメットライフドームでの決戦について言及。プロ球場での決勝戦という大舞台に感謝を示したものの、この球場の雰囲気に飲み込まれないようにしたいと気を引き締め直した。

一問一答は以下の通り。

勝てばチームにとってワールドシリーズ初タイトルになるが？

はい、このタイトルだけ獲れていないので、どうしても欲しい冠です。

2年連続準優勝ですし、さらにそこに至るまでの予選は全勝しています。
決勝だけ敗けているのです。
そこまでの険しい道のりは、並大抵のものではありませんでした。
普通に、ワールドシリーズに選出されるチーム様は、みなエグいです。
見ていただければ判りますが、余裕で勝った試合は、ほぼありません。常に接戦です。
なので余計にいただきたいタイトルなのです。

そもそも僕たちは、ずっと弱い弱いと言われてきたチームでした。
しかし4.5年前に、個々人の野球のセンスではなく、チーム力だけを上げることに集約することに決めました。人数も減らしました。
それが良いきっかけとなり、勝ちが自然とついてきたわけです。
10年以上、どのリーグにいても、その底辺が僕らの住処でしたから、欲は深いですよ(苦笑)

ですから狙うは頂点しかないんです。

この試合、ドンマイロックスの集大成となる熱い戦いが期待されているが、勝算はあるか？

計算して勝てるものならば、経験者ばかり引き連れてチームを創ってしまえばいいのですが、それはロックスではありません。
尚且つ、決勝だから、ドームだから、といって、全員集合！と上手くいくわけもなく、その日はやっぱりいつもと同じ土曜日なのです。

それが前提ですので、勝算は判りませんが、勝機を見出せるように、目一杯頑張ります。
いつも通り、僕たちの野球ができれば、決して負けることは無いと思います。

BBジャンキーズの印象は？またBBジャンキーズとの決勝戦でのポイントはどこか？

「強い」
その一言です。
今のＢＢＪさんは特に強い。
脅威ですね。とても脅威です。
当たり前のことを当たり前にやる。ってことでしか対応できないです(笑)

勝負は一瞬でしょうね。
一瞬で決まるような気がします。
それが接戦なのか、大差がつくのか、いずれにしてもです。

「あっ！」と思った瞬間に、一気に試合が動いてそのまま流れて終わると思います。
武道のような緊張感に耐えきれた方が勝つのでしょうね。

BBジャンキーズで警戒する選手を一人挙げるとしたら？またその理由は？

コイケさんですよ。
コイケさんの「野郎ども、行くぜ！！」
この鼓舞が、反対側のベンチから見ていて、一番の怖さです。

ユーキ、コースケ、澁谷選手・・・まだまだ、どの選手も素晴らしいセンスの持ち主ばかりですから、あとはそれを指揮する者の力量だと思います。

最後にメットライフドーム決勝に向けて最高の意気込みを一言お願いします。

この度は、大変な舞台をご用意いただきまして、誠にありがとうございます。
この球場に飲み込まれないように、いつものドンマイ・ロックスとして野球ができれば、自ずと勝利は見えてくるものだと信じています。

自分たちを信じ、大敵に挑み、最高の闘いをします。
ネバーギブアップ！