ボードベースボールクラブ・菊地(13) | 2017年3月13日
第二回草野球ワールドシリーズ決勝戦に先発し、7回無失点でMVPを獲得したボードベースボールクラブの菊地(24)
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2017年3月5日(日)
19: 00~
品川区天王洲公園B面野球場
[試合終了][詳細]
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ボードベースボールクラブ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | |||
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ドンマイ・ロックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2017年3月5日、東京スカイツリーグ主催の第二回草野球ワールドシリーズ決勝戦となるボードベースボールクラブ対ドンマイ・ロックスの一戦が品川区天王洲公園B面野球場で行われ、ボードベースボールクラブの青木(52)-岡田(2)で挙げた1点を守り抜き、東京スカイツリーグ130チームの頂点に立った。
試合前の握手をするドンマイ・ロックス山岡オーナー(写真:左)とボードベースボールクラブ渡辺監督(写真:右)
MIYABI王者ボードベースボールクラブ、IKI王者ドンマイ・ロックス。
スカイツ古参にして、最強チームを論じるなら必ず名前が挙がる両チーム。
チームカラーの違いもあり、どちらが強いか、答えも十人十色だ。
試合可能な曜日が交わらないため、なかなか対戦する機会が無かった両チーム。
この日、ついに草野球ワールドシリーズ(WS)決勝という最高の舞台での試合が実現した。
試合は日曜、まさかのナイター。
社会人の草野球をする場としてはあまりにも異例だが、両チーム、しっかり主力を揃えてこの試合に臨んでくれた。
試合の内容もまさに「シビレる」スカイツ史上最高レベルのゲームとなった。
冒頭にはふさわしくないが、調整してくれた選手たち、関係者一同に感謝したい。
被安打1に抑えるも敗戦投手となったドンマイ・ロックス先発の米田(69)
試合は両チームの気合が伝わる、緊迫した内容だった。
一球一球とボードBC菊池、ロックス米田が投げる姿を、固唾を飲んでベンチ、スタンドが見つめる。
両投手が好投手であることは間違いなく、本気で調整してきた試合なら、簡単に打てはしないのは予想ができたが、想像以上の投手戦となった。
両エースの力投と、バックの堅守により、一回からスコアボードにはゼロが並び、出たヒットは両チーム合わせてわずかに4本。圧倒的な得点力を武器にしてきた両チームにはなかなか見られない展開。思わず息が詰まる。
試合内容で言えば、四死球を多く得た分、ロックスが優勢に見えたが、ボードBCの巧みなサインプレーや強肩・岡田捕手の正確なスローインでロックス得意の走力野球を封じていった。
巧みな走塁でホームに突っ込んだボードベースボールクラブ青木(52)
試合が動いたのは6回表。
1死の後、ボードBCの8番青木が四球で出塁すると、警戒網の中、決死の盗塁を敢行。
これが強肩・渡部捕手のミスを誘い、1死3塁の好機を作る。
前進守備のロックス守備陣に対し、9番神埼はとにかく叩きつけた。
草野球の得点の基本。1死三塁からのゴロゴー。
打球は名手・糸井二塁手が素早く処理し、三塁ランナーの青木を睨む。
青木、これを見て三塁へ帰塁。
それを見て野上は一塁送球。神埼はアウト。
しかし、この時、帰塁したはずの青木は三塁にはいなかった。
帰塁の「演技」から、猛然とホームへ全力疾走。
スカイツ最強の走力を持つロックスのお株を奪う神走塁で、値千金の一点をボードBCが奪う。
ドンマイ・ロックスの吉田監督(写真:右)とバントヒットを成功させた山岡オーナー(写真:左)
最終回7回裏。
このままでは終われないロックス。
先頭の4番渡部がライト線へ痛烈な当たり。
抜ければランニングホームランもある当たりを、右翼手の石川が快足を飛ばし、ぎりぎりのところでスーパーストップ。渡部は進塁を諦め、後続に後を託す。
続く山岡がバントと野選でノーアウト1.2塁と千載一遇のチャンスを作り、続く青木はバントの構えでボードBC菊池にプレッシャーをかける。
ここで、ランナーを進められれば、ドンマイ・ロックスに流れは持っていかれるのは誰しもが思ったはずだ。
6回、ドンマイ・ロックスの櫛引(写真:右)の盗塁を阻止したボードベースボールクラブの大島(写真:中)
ボードBC菊池の一球、青木はバントの構えを見せるがこれを見送る。
その瞬間、強肩・岡田から二塁へ矢のような送球が送り込まれた。
2塁走者の渡部はすぐに帰塁をしたが、間一髪でのアウトの判定。
まさかの牽制死となった。
戦況を見つめるドンマイ・ロックス吉田監督
タッチのタイミングもきわどく判定もきわどかった。
ドンマイ・ロックスの知将・吉田監督はすぐに抗議をしたが判定は覆らず、最大のチャンスは一瞬にして終わってしまった。
望みをつなぐべく青木、石山と粘りをみせるも、最後は菊池に打ち取られゲームセット。
判定に怒り覚めやまぬドンマイ・ロックスの山岡オーナーは準優勝カップの受け取りを拒否し、足早に球場を後にした。
試合後、選手から胴上げされたボードベースボールクラブ渡辺監督
孫子の兵法の有名な一節だが、敵と自分のことがわかっていれば、負けはないと言う。
そもそも、本当にわかっていれば、負ける戦はしないということらしい。
しかし、野球はスポーツであり、大会の決勝では逃げることは許されない。
下馬評では、不安定さを見せているボードBCよりも、2016年を圧倒的な強さで席巻したロックスが有利という声が多く聞かれていたし、事実、試合展開はロックスが押していた。
それでもボードBCには、確かな勝算と綿密な準備があった。
第二回草野球ワールドシリーズ王者に君臨したボードベースボールクラブ
大島は試合後コメントで、ロックス対策について興奮冷めやらぬ様子でつづっている。
どのチームでも可能な作戦では無いものの、この日に向けて並々ならぬ準備をしてきたということがわかる。
そして、それが上手くはまった。
再三の牽制、ピックオフ、そしてマスクをかぶった岡田のバズーカ送球は、ロックスの最大の武器である機動力を封じ込め、チャンスを作らせなかったのだ。
もちろん、ロックスもボードBCとの試合を意識し、幾多の対策を巡らせていた。
試合後に準優勝カップの受け取り拒否をするほどの熱い想いも感じ取ることができた。
両チームの戦略面での戦い、駆け引きがあってこその大接戦だったことは間違いない。
スカイツの歴史に残る大勝負は、その内容もまさに見ごたえ十分の最高の一戦だった。
ドンマイ・ロックス、名勝負をありがとう!
そしてボードベースボールクラブ、優勝おめでとう!
この試合を通して、誰もが思ったはずだ。
やはり、野球は面白い。
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所属:ボードベースボールクラブ / 投打:右投右打 / 役職:他リーグで2打席連続バックスクリーンにぶち込んだ伝説を持つ強肩強打のボード1のセンスを持つ選手です!!
日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
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2017年12月03日 | 対 Pe Angels(○6-7) | S | 2番手 | 1回(2/3) | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年11月12日 | 対 YAKITORI RAKUDA(○3-7) | 勝 | 1番手 | 6回(0/3) | 0 | 3 | 10 | 5 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月05日 | 対 ドンマイ・ロックス(○1-0) | 勝 | 1番手 | 7回(0/3) | 0 | 0 | 4 | 4 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年01月08日 | 対 raVens(○16-1) | - | 1番手 | 2回(0/3) | 0 | 0 | 3 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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2017年12月03日 | 対 Pe Angels(○6-7) | 一 | 6番打者 | - 空三振 - 三ゴ - 中安 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年11月12日 | 対 YAKITORI RAKUDA(○3-7) | 投 | 5番打者 | - 四球 - 三ゴ - 一飛 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年10月01日 | 対 BBジャンキーズ(●7-0) | 二 | 6番打者 | - 一飛 - 敵失 - 投ゴ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年08月06日 | 対 東京ブルーフェザンツ(○2-20) | 二 | 6番打者 | - 左本(3) - 三ゴ - 三ゴ - 左本(2) | 5 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年04月16日 | 対 Blue Radiants(●4-1) | 二 | 6番打者 | - 右2(1) - 遊安 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2017年03月26日 | 対 JHEROES(○1-4) | 三 | 2番打者 | - 四球 - 三ゴ - 空三振 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 詳細 | |
2017年03月05日 | 対 ドンマイ・ロックス(○1-0) | 投 | 10番打者 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | ||
2017年01月08日 | 対 raVens(○16-1) | 投 | 5番打者 | - アゴ - 安打 - アゴ - 四球 - アゴ | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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WS | 2018年01月20日 東調布 | ボードベースボールクラブ | 0 対 2 10:00~ | ドンマイ・ロックス | 菊地(13) 264 view | 【勝】 飯田(22) 0 view 【負】 菊地(13) 264 view | 飯田(22) 0 view | 詳細 |
WS | 2017年03月05日 品川区天王洲公園B面 | ボードベースボールクラブ | 1 対 0 19:00~ | ドンマイ・ロックス | 菊地(13) 264 view | 【勝】 菊地(13) 264 view 【負】 米田(69) 0 view | 米田(69) 0 view | 詳細 |
4位
ボードベースボールクラブ
17石田
M号球になって投打ともに超覚醒!!
3度目の全盛期突入中のボードの三冠王!!
遅刻、寝坊をタクシーと飛行機でカバーするという得意技をちょいちょい発動します!
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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