昨シーズンの Madrush はリーグ戦初優勝とチャレンジカップで決勝進出するなど大いに躍進したが、その立役者である りゅうちゃん(8)が最優秀投手賞(MVP)を見事受賞。
持ち味は何と言っても粘り強さである。オフ期間のトレーニングで向上したストレートとそこにスライダーのコンビネーションを加え、低めに丁寧に投げる制球力で相手打者を翻弄する。球速勝負になるとさすがに分が悪いが、走者を許してもホームには返さない投球術は圧巻で、昨シーズンはチームのピンチを何度も救った。
その粘り強さが見られたのは12月13日のチャレンジカップ準決勝・シェイカーズ 戦のことだ。この日はいつもより制球が悪く、初回表には味方の失策もあり先制点を許す厳しい展開。二回表も四死球で走者を2人出したが、連続内野ゴロでピンチを切り抜ける。こうなると りゅうちゃん(8)ペースとなり、その後も毎回走者を許すもののピンチの場面で粘り強さを発揮し、5回2失点(自責点0)で完投勝利しCC決勝進出を決めた。
Madrush は元々打撃力があるチームだったが、投手陣の不安定さがありリーグ戦は2位が最高だった。しかし昨シーズンは りゅうちゃん(8)の先発登板が増え試合を作ったことで、投手陣が安定したことがチームの飛躍につながったのだろう。今シーズン所属する IKI A は C.C.Nationals を始め強豪揃いだが、りゅうちゃん(8) の成長で投手陣が安定した Madrush ならば、2年連続リーグ優勝も十分あり得るだろう。
りゅうちゃん(8) 8519 view
Madrush
年 度 | 試 合 | 投 球 回 | 完 投 勝 利 | 無 四 球 完 投 | 完 全 試 合 | 勝 利 | 敗 北 | セ | ブ | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 暴 投 | ボ | ク | 失 点 | 自 責 点 | 防 御 率 |
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2020 | 13 | 53(0) | 1 | 0 | 0 | 9 | 1 | 2 | 32 | 0 | 48 | 39 | 7 | 0 | 0 | 22 | 18 | 2.38 |
昨シーズンの Bye-Bye MASUTANI は2年連続リーグ優勝、サテライトシリーズで決勝進出と飛躍の1年だったが、その立役者となった鵜澤(1)が見事最優秀打者賞(MVP)を獲得。
鵜澤(1)は元から好打者ではあったが、昨シーズンは相場(10)監督曰く「魔法がかかったかのように1番鵜澤のバットから快音が聞かれ続けています」というほど好調ぶり。20安打はス・リーグ全体で4位、22得点は2位タイを始め、多くの成績で上位の数字を残しチームをけん引した。
印象的な活躍が見られたのは9月5日の SHO-GUN 戦のことだ。この日は味方の失策などもあり初回から得点を奪い合う重い試合展開。しかし二回裏、走者を2人置いた場面で鵜澤(1)に打席が回ってくると3点本塁打を放ち、重い雰囲気を一気に振り払い試合の流れを引き寄せた。その後の打席でも二塁打を放つなど、2打数2安打1本塁打3打点の大活躍でチームの大勝に貢献した。
Bye-Bye MASUTANI は昨シーズンまでSATELLITEクラスに所属していたが、今シーズンからMIYABIに昇格した。普通に考えれば厳しい戦いを強いられそうだが、鵜澤(1)の他にも藤原(5)が投手として成長している。この2人を中心に、実績のある寺坂(2)や高山(99)などが噛み合えば、MIYABIクラスでも十分以上に戦えそうだ。
鵜澤(1) 213 view
Bye-Bye MASUTANI
年 度 | 試 合 | 打 席 数 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 長 打 率 | 出 塁 率 | 失 策 | 美 技 |
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2020 | 15 | 52 | 36 | 22 | 20 | 3 | 2 | 3 | 15 | 12 | 1 | 0 | 0 | 15 | 1 | 2 | 0 | .556 | 1.000 | 0.692 | 2 | 2 |