外野守備の極意が分かる!生粋の外野手が教えるヒーローになるための練習方法まとめ

外野守備 | 2018年9月3日

外野手経歴13年のWAKAです!

今回は外野守備について紹介したいと思います!
まずは私の経歴ですが、中学生から本格的な野球を始め、最初に言い渡されたポジションはライトでした。
初心者あるあるだと思いますが、とりあえず外野手から始めさせる、という典型的なパターンで外野手を始めた口です。
始めたての時は、全然ボールが飛んでこないし、下手くそだから外野手をやらされてるんだろうなと思っていました。
事実そうだったと思います笑
それでも、徐々に技術を上げていき、監督から他のポジションを勧められることなく、生粋の外野手として育っていきました。(高校を卒業するまで他のポジションをしたことがなかったです)
そんな私が感じるのは、外野手はヒーローだ!と言うことです。

ヒーローみたいな憧れの選手

ヒーローだと感じたのは、ある選手の存在がとても影響を与えています。
その選手とは元日本ハムファイターズの新庄剛志さんです。



動画引用元:新庄剛志ファインプレー集~SHINJO STAR~

新庄さんの守備をみて、外野手って物凄くカッコいい!と思いました。
ヒットになりそうなあたりもダイビングキャチでアウトにし、フェンスギリギリのフライも壁に激突しながらもキャッチし、極め付けは外野からの好送球でランナーの進塁を阻止する。

そんな姿を見て、外野手ってピンチを救うヒーローなんだと思いました。
一つのプレーでピンチを救うことができる。そんな魅力が外野手にはあります。

外野手に求められるもの

しかし、まず第一に外野手に求められるものは堅実な守備です。

ゴロを逸らさないように膝をついて捕る、フライを落とさないように定位置に素早くいく、間を抜かれないように、後ろから回り込む。
これらのプレーはとても、大事なプレーです。
外野手の後ろには誰もいないので、逸らすと大量失点につながってしまいます。
だからこそ、堅実なプレーはとても大事です。
堅実なプレーをするための練習方法や意識することで大事なものを動画を参考にいくつか紹介したいと思います。

▼フライを落とさないように定位置に素早くいく



動画引用元:指導者必見!フライが捕れない選手への3つの指導方法

この動画ではフライキャッチの基礎的な練習方法が紹介されています。少年野球のコーチということもあって、教え方がとても丁寧です。
先輩外野手が初心者の方に教えるのにも参考になると思います。
フライが捕れるようになるには時間がかかります。もちろん、時間と場所があればノックをしてもらって感覚を磨くのが一番いいのですが、なかなか練習場所を確保することが難しいと思います。
そんなときに、ここで紹介している練習は小スペースでもフライの練習ができるいい練習だと思います。
この練習で注目する点は、体の前でフライをキャッチするということです。当たり前のように感じますが、落下地点がわからないうちは腕を伸ばしてキャッチにいってしまいます。それでは安定して捕球することができません。
なので、前で捕球することを意識するこの練習はとても有効的です。
フライに自信のない人は試合前のキャッチボールから、前でキャッチすることを意識して取り組んでみるといいかもしれません。

▼間を抜かれないように、後ろから回り込む



動画引用元:外野手の一歩目を最速にする方法!「左中間真っ二つ」と思った打球を捕るヤツいるよね。

この動画では打球に対する1歩目を早くする練習方法を挙げています。
外野手の間をボールが抜けてしまうと基本的には長打になってしまいます。特に少年野球や、草野球といった試合だと、グラウンドにフェンスがない球場で行うことが多いので、抜けてしまうとランニングホームランにもなってしまいます。
間を抜かれないようにするために大事になってくるのが「1歩目の速さ」となります。
この練習は、打球が上がった瞬間の判断力を鍛える練習となっています。ここで意識して欲しいのが「1歩目を小さく出す」ということです。
1歩目を大きくするのではなく、小さく速く出して、まず動き出す。動き出しを速くすることで体が動き、打球に回り込むことができるようになります。
試合前のアップで外野手同士で取り組むと意識付けができて、試合でより良いパフォーマンスを発揮できるようになると思います。

外野を楽しむためには

上手い人は楽しいよ、と思う人もいると思います。しかし、技術がある無いの前に、大事なことはチャレンジする精神です。
ゴロに対してチャージをかけて出来るだけ前で捕球をして、好送球をしてランナーの進塁を阻止する。
フライを後ろから助走をつけて捕球して、タッチアップを阻止する。
こんなプレーができれば一躍ヒーローです。
もちろん、失敗するリスクは増えます。しかし、練習しておく分には何も問題ないです。特に、草野球なら練習の守備練習でレギュラーを決めるというシビアな世界ではないので、ミスしてオッケーぐらいな気持ちで思い切り守備練習ができれば楽しいです。
そんなビッグプレーを生むための練習動画も紹介いたします。

▼好送球をしてランナーの進塁を阻止する



動画引用元:千葉ロッテM岡田流!外野ゴロ捕球の極意…ポイントは「10・7・8」

この動画では外野ゴロへのチャージの意識を教えてくれる動画になっています。好返球をするためには、打球に対しての入り方、捕球の仕方というのが大事になって来ます。
注目して欲しい点が、捕球前に減速していること。動画内でも実演をしてくれているのですが、100%でチャージしてをゴロを捕球しにいくと、ボールと衝突してしまいます。ですが、減速して捕球をすることで捕球の体制が安定し、好返球につながります。
外野のゴロを打ってもらい、打球との距離感を測る練習をして、どこで減速をすると、捕球しやすいのか確認します。
ちなみに私は、捕球する約2m手前で減速をして捕球体制に入るのが、感覚的に一番しっくり来ます。
外野のゴロにあまり得意なイメージを持ってない人は、減速するタイミングをはやめてみると、捕球しやすくなると思います。

また、タッチアップ送球も同じことが言えます。動画内ではゴロからの送球の紹介となっていましたが、タッチアップも同じで、
・落下地点まで100パーセントで動く
・落下地点を前において、70パーセントでフライを捕る
・80パーセントの力で状況判断をしつつ送球する
といった感じです。
私はタッチアップでホームを刺すのが得意なので、そのコツも教えます。
大事なのが、自分の球筋を見極めるということです。

▼送球の球筋を見極める



動画引用元:外野手必見!エリア51!?カズロー外野守備!ライトからのバックサード練習!

こちらの動画はライトからサードへの送球練習している動画です。送球のラインが引かれており、カズローさんが意識されていることが紹介されています。
球筋や自分の肩の強さから、ベースを狙うのではなく、手前の目標となるカットマンを意識して投げているのがポイントです。
遠くのものを狙うより、近い目標の方が合わせやすく、いい返球ができます。
動画内でも言っていますが、何も一人で投げるだけが外野手の魅せ所ではありません。カットマンとの連携でバックホームをしてアウトにすることも大事です。
キャッチボールの時から相手の人に自分のボールがどんな回転をしているのか聞いてみると、球筋のクセがわかってくると思います。

肩の強さは人それぞれなので、自分にあった意識を見つけていくことが大事です。

練習の時に果敢にチャレンジして、自信をつけて試合でヒーローになるチャンスを待ちましょう!

それではまた、WAKAでした!

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