隠し球 | 2011年7月6日
騙す方が悪いのか騙される方が悪いのか...するしないは別として、損はない隠し球のやり方・防ぎ方をご紹介します。
一塁・二塁・三塁に送球されたボールを野手が投手に渡すフリをしてそのまま保持し、走者が塁から離れた時にタッチアウトを狙うトリックプレイです。
トリックプレーなのか汚いプレーなのかは置いておいて、やられた方はたまったものじゃありませんね。
正々堂々としたプレイではなく、高校生らしくない!ということで賞賛されるプレーとされており、有名な試合として1979年第61回全国高等学校野球選手権大会の箕島高校対星陵高校戦があります。
2対2の同点で迎えた延長14回裏一死三塁のピンチの場面を隠し球でサヨナラを防いでいます。
野球の戦術として試みられており、成功させた選手には喝采が送られるそうです。
【1】ボールを持った野手と投手の距離が近い
これは投手にボールを手渡ししても不自然に思われない距離にいることです。
送球された塁に投手がカバーで近くにいれば、手渡しでも不思議ではありません。逆に野手と投手が離れているのに手渡しにいくのは怪しまれます。
【2】走者がギリギリで塁に到達している
走者が余裕で塁に到達している場合に行うとバレます。
走者が「なんとか進塁できた~危なかった~」と進塁できた事に安堵している隙をついて行います。
【3】布石を打つ
これをするとグッと成功率が上がると思います。
手品と似ているところですが、【1】のボールを持った野手と投手の距離が近い場合は手渡しで渡すようにしましょう。
これを行っておく事で「この野手は手渡しでボールを渡すんだな」と相手選手に印象付けることができ、同じ動作で隠し球をするときに怪しませません。
Youtubeで見つけた隠し球動画が観ているだけでも楽しいです!
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