初球チームのステップ講座 | 2014年6月7日
野球は点の取り合いである。
10点取られようが、11点取れば勝つことが出来る。
逆に1点に抑えようが0点ならば負ける。
いかにして得点を挙げるか。
これが最大のカギになる。
まず、単純なことが必要である。
それは塁に出ること。
ホームランが期待できるならば、ランナーを出す必要もないが
あくまでホームランは一過性のものである。
そうなので、まず塁に出ることが必要。
そしてそこからの戦略が大きく影響してくる。
次の打者がどのような打者だろうか。
打率が良く、必ずバットに当てて安打を期待できるならば、
特に作戦も考えずに打たせていくことも可能だろう。
しかし相手投手がすこぶる好調であり、
例えば安打がなかなか期待できない下位打線に回ったとしよう。
そうなれば求められるのはランナーを進めることになるのではないか
さて、ランナーが1塁にいる状況。
ここで、ランナーを得点圏に置く一番手っ取り早い方法はもちろん送りバントである。
バントほど的確で、着実に進められる方法は野球の中にはない。
ただ、バントも何気に難しいものである。
日ごろの練習が必要になってくる。
そしてランナーが得点圏に進んだ後の攻撃が重要である。
ランナーが2塁にいるときはどうだろうか。
実はランナー2塁の送りバントほど難しいものはない。
バットに当たらない場合にはランナーが飛び出してアウトになることは多々ある。
また、バントシフトを組まれた場合、よほど見事なバントでないと3塁タッチアウトになる。
では、ランナー2塁の際には何ができるといいのか。
一番いいのはセカンドゴロなのだ。
3塁にランナーが進むため三遊間への打撃は厳しい。
ヒットが出ない場合は、何とか右方向へ転がすことが重要となってくる。
ランナーが3塁にいる場合にはとにかく犠牲フライを目指してみよう。
スクイズという作戦もできるが、外されたら厳しい。
スクイズ無警戒ならば十分効果的な作戦となるが、一番いいのは外野に打球を飛ばすことだ。
ヒットが出ない場合でも得点を取ることは可能である。
理想的なのは安打数よりも得点が多い試合。
不思議な勝ちになるが、不可能ではない。
進塁打だけでは3アウトになってしまうため不可能であるが、
盗塁や積極的進塁で十分可能である。
具体例としては
四球→盗塁(ノーアウト2塁)→セカンドゴロ(1アウト3塁)→犠牲フライ
これがノーヒットで最高の点の取り方である。
かなりレベルが高いかと思われるかもしれない。
しかし、バットに当てれば何かが起こる。
場合によっては自己犠牲のバッティング。
これができれば、どんな強豪チームとも十分に戦っていくことが出来ると確信している。
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