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2017年6月18日(日)に行われるスカイツ・チャレンジカップ戦 スレイヤーズ 対 spベアーズの対戦は、初対決となる組み合わせ。ランキング・実績上位のspベアーズだが、今年のスレイヤーズはレベルアップが著しい。番狂わせなるか？

ランキングは2つ上ながらも、そこに見える「距離」

ランキングポイント上は一画面に収まる近さ。しかし、その差は実は大きい。

今回初対決となるこの両チーム。

しかしながら、ランキングポイントではスレイヤーズが55位、spベアーズが53位とあまり差というような差はない。だが、順位はそうでもポイントとしては0.31ポイントも開いており、ポイントの密集地域なら10位ほど変わってしまうほどのポイント差である。

加えて、スレイヤーズはCC参加チームだが、spベアーズはCSにも出場権を持つチーム。

言ってしまえば、ランキング以上の「距離」があるのである。

しかしながら、今年のスレイヤーズは強い。

2017年シーズン、すでに7試合を消化し6勝1敗。
すでにチームとしてスカイツの最多勝利シーズンを確定している。
明らかにレベルが上がったスレイヤーズ、何かやってくれそうだ。

新戦力！待望の左腕エース山田が開いた勝利への扉

今年絶好調のスレイヤーズを支える山田。今年のチーム勝率が影響力を物語る。

スレイヤーズの今シーズンの躍進はどこから来ているか。
その原動力は間違いなく新加入の左のエース山田だと言っていい。

偶然出会ったところでスカウトというマンガのような展開で発掘された左腕は、もともとスカイツ平均レベルにあったチームの投手レベルを一気に引き上げた。

制球力が高く、三振奪取力に優れた先発完投型の逸材は、すでに8試合に登板して6勝1敗、うち5試合が完投勝利と素晴らしいパフォーマンスを見せている。

この山田の存在が、チームのレベルをグッと引き上げ、活気をもたらしている。

打ってはマウンドを降りた三栖が絶好調。また主砲中原も打率こそ低いもののチャンスでしっかり結果を出しており、全体が好調をキープしている。

勝つことによって好循環が生まれているスレイヤーズ。

山田が開いた勝利への扉が、閉じる気配は感じられない。

「バット」vs「足」の異種格闘技戦！殴り合いを制するのはどちらだ？

何だかんだで出塁し、走って得点に絡む千賀。あとはバットが火を噴くだけだ。

互いに打線に強みのある両チーム。
試合はおそらくそれなりの殴り合いになると予想する。

しかし、殴り方はそれぞれ違う。

スレイヤーズは好調な打線がどんどんバットを振ってくるだろうし、一方で打線が湿り気味のspベアーズは、いかにチャンスを足で拡大していくかがポイントになろう。

CC一回の東京ぴーなっつ戦で先発したspベアーズの高梨投手（写真：右）と打撃好調の小林捕手（写真：左）

スレイヤーズは今年あまり調子の上がっていないファイナルファンタジー・F・野口を早いイニングで叩いて試合の主導権を握りたい。

spベアーズとしては、四死球の少ない野口に対していかにランナーを作れるかがポイント。眠り続ける千賀が一番に据えられてから少し復調気味なのが好材料。眠れる千賀はそれでも出塁率は4割近くと、寝ててもそれなりに出塁しているので恐ろしい。

「バット」vs「足」の異種格闘技戦（野球）。
殴り合いを制し、最後に立っているのはどちらのチームだろうか。