東京 PERFECTS・北口 貴暁(1) | 2018年5月21日
今シーズン第一号となるツーランホームランを放った飯田 泰浩(5)
陽炎揺れる真っ白いグランドに砂煙が舞う。
4月なのに夏を思わせる炎天下、今年リーグ初参戦同士の一戦が行われた。
拮抗した試合展開が予想されたが、自慢の強力打線が15安打と爆発し、11対0で東京PERFECTSがCazendaを粉砕した。
「大事な試合には欠かせない存在」と北口監督に言わしめた東京 PERFECTSの飯田選手
ほとんどの人間がホームランを打つことなく死んでいく―選手だけでなく、一般ピーポーも含めて―。
この厳粛なる事実に気づくとき、誰もが戦慄せずにはいられない。
ここで言うホームランは、IT長者だとか、バンド組んで一発当てたい、だとかの比喩ではない。
ましてや、「夜のホームラン王」などと酔っぱらいが好む常套句のことでもない。
文字通りのホームランだ。
ホームセンターなら簡単に行ける。
だが、ホームランはそれほど生易しいものではない。
人生で一度はホームランを打ってみたい―人類にとって見果てぬ夢を叶えた男が、ここにいる。
勝負所での失投を悔やむCadenzaの捕手・五戸(10)
東京PERFECTSの飯田泰治(5)だ。
4回表、走者3塁の場面、Cazendaの曲者・清水(51)から、レフトへ特大の2ランを放った。
「とてつもなく良い打球」(監督北口)と言わしめた軌道は、さながら人類初の月面上陸を果たしたアポロ11号のような弧を描いた。
なかなか来れない男は、自身初のこのホームランによって、大事な試合に欠かせぬ存在であることを証明した。
まさに「ここに俺はいるぜ」の一発だった。
5回を無失点に抑えた東京 PERFECTS先発の村田峻平(10)
猛打のクールフェイス、橋垣将大(24)を筆頭に3割打者がひしめく東京PERFECTS打線に飯田という新しいピースが加わった。
次に気になるのは投手陣だろう。
岩井(12)と南谷(9)、左右エースが不在の中で、本来2番手である村田峻平(10)がこの試合は躍動した。
大役を任せたとたん、秘めた能力を開花させる男がいる。まさに村田のことだった。
5回完投、被安打2、奪三振5。武器である制球の良さが光り、強打が売りのCazenda打線をみごとに零封した。
救援陣が崩れて再登板となったCadenzaの清水(51)だったが、飯田 泰浩(5)に手痛い一発を打たれた
「本当に安定した投球」(監督北口)、コメント通りの内容だった。
村田の台頭は、左右エース不在の現況を埋めて余る新しい発見だった。
窮地に立たされたとき、問われるのはチームの底力だ。
飯田と村田の新たな発見は、今後も、東京PERFECTSに磨きをかけるエフェクトになるに違いない。
二塁タッチアウトを狙うCazendaの桐木平(右)
猛打を誇る本来の打線を封じ込められたCadenza。
投手陣は勝負所で高めに集まり、東京PERFECTS打線の餌食になった。
守備でも不運が重なった。太陽のいたずらで、打ち取った打球が何度かエラーになったのだ。
こんな日は、カラオケで鬼束ちひろの『月光』を絶唱したところで何の慰めにもならない。
求められるのは、自慢の強打を活かす主戦級投手の育成だろう。
鋭い打球を飛ばしたCadenzaの畑中(91)
言うまでもなく打線は水物で、潮のように満ち引きがある。常に当てにできるわけではない。
今回は太陽のいたずらに翻弄されたわけだが、太陽を浴びてこそ月も輝く。ツキもやってくる。
後光差すほどの投手陣が整えば、自慢の打線も安定した力を発揮するだろう。
Cazendaよ、太陽を味方につけ、これから歩き出せ。
所属:東京 PERFECTS / 投打:右投右打 / 役職: 監督 経理 広報 チームの為に命をかける!!家系万歳!!ス・リーグ所属チームの方達と色々交流を深めていきたいです!よろしくお願い致します
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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2018年04月29日 | 対 Cadenza(○11-0) | 左 | 9番打者 | - 左飛 - 左本(2) - 一飛 - 四球(1) | 3 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2018年04月29日 亀戸野球場B面 | 東京 PERFECTS | 11 対 0 12:00~ | Cadenza | 村田峻平(10) 0 view | 【勝】 村田峻平(10) 0 view 【負】 清水(51) 0 view | 清水(51) 0 view | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は最多勝に最多奪三振を獲得、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。一目でわかる華と実力でチームを引っ張る!
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受賞選手
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