| 2013年9月9日
チームポアンカレ 1 対 2 不動前ECE
08月17日(土)に行われたこの一戦は、息詰まるような投手戦となり、接戦を不動前ECEがものにした。
【息詰まる投手戦。緊張感は不思議となかった】
昨年の覇者、ポアンカレと試合をすることになった不動前ECE。
試合前の印象をはどうだったのだろうか。
「一言で言えば、お話を伺って「毎週練習をして鍛えられている素人集団」との印象を持ちました。
我が軍は経験者とド素人がミックスされたチームですので、ポアンカレさんと試合をすることでチームの底上げのヒントが得られるのではないかと思い、対戦がますます楽しみになったのをよく覚えてます。」
強敵と相対する時、人は委縮するものであるが、このチームは逆に対戦を楽しみに変えた。
「ポアンカレさんは我が軍の今シーズンの対戦相手中で最強でした。
勝ったから言えるのかもしれませんが、超ナイスゲームだったと思います。」
勝ったからかもしれないという謙虚さはあるものの、それは緊張感を楽しみに変えていたチームの精神力が為せる業ではないだろうか。
「非常に心地よい緊張感でした。
お互いに打撃を封じ込まれた形ですが、投手戦もいいものだなぁ、と誰もが思ったはずです。ポアンカレさんの先発左腕さんが一球ごとに足を上げるタイミングを変えてくるのを見て『簡単には打てないな~』と感じましたが、最後までそのままでしたね。」
両チームともに大きなエラーもなく試合は進んでいく。
「ポアンカレさんの鍛えられたカバーリングや走塁技術は見事でした。」
「一番印象深いのは外野手の全力カバーリングととにかく声を出し続ける盛り上げ方。やはりリーグのアイコンチームですね。」
相手チームをほめるコメントを数多くもらったが、その相手に対して互角の勝負を見せたチーム力も十分見事である。
先発したタケは3回を無失点に抑えた。
得点圏にランナーを背負っても、腕をしっかり振り、三振を奪う活躍をした。
なお余談にはなるが、タケ選手は彼女絶賛募集中。
私生活でもエースと言われるような活躍を期待したいところである。
しかし、チームメンバーからは「いや、普通にやってたら無理だと思います(笑)。だから、好きな子ができたらお前が投げる姿を見せるために試合に連れて来い。出来れば野球のルールくらいは知っている子を選べ」と、いじられ励まされている模様。
試合に知らない女性が来て、タケ選手に羨望のまなざしが贈られることを願う。
その際はみな、イジらず温かい目で見守ってほしいものだ。
好投のエース、タケ
そのエースタケからバトンを受け取った菅原監督はいぶし銀の投球術で1イニングを見事に抑える。
チームが得点を挙げた直後の回ではあるが、しっかりと打たせて取るピッチングを魅せた。
「ゴルフと野球と山登りとスキーと飲みを通じて「週末も休まず遊ぶ」を1年間やり通しています。
その体力をベースに、長い野球経験から得た「野球脳」をフル活用して投球しています」
男51歳の衰えない力は、多趣味ゆえにつく体力が支えになっているようである。
週末も休まず遊ぶ。この精神は見習いたいものだ。
3番手で登板したヤス。チームのリリーフエースである。
1点を失ってなおも最終回に最大のピンチを迎える。
「ヤスはいつでも自分で何とか出来る男です。
これまでも試合を締めるあらゆる場面を乗り越えて来てますので、ピンチの場面でも選手が各々の守備位置からいつも通り『球は走ってるぞ!』と発破をかけただけです。」
奥様が安定期に入ったリリーフエースはここで意地をみせ、3塁にランナーを背負いながらも最後のバッターをレフトフライに抑える。
が、打撃(だけ)がウリのキャプテンの守るレフトにフライが上がった瞬間。
この瞬間が最大のピンチだったようである。
「本当の話ですが、レフトにフライが上がった瞬間に全員が『勝った!』と思い、その0.05秒後に『あ、レフトは石井さんか。。やばい。。』と思ったのです。
本人も『なんで俺のとこに』の言葉通り、本当にウイニングボールをつかむのを嫌がったみたいです。立ってるだけのレフトがやりたい、のだと(笑)。それまで1球もレフトフライが飛んでなかったですしね。」
不動前ECEはいわゆる「飲みニケーション」を通じてチーム作りをしていると思っていたが、それは少しだけ勘違いであったことを、まずお詫びしたい。
執念の打点1、打線の要ヤス
「仕事のアフター5のように野球仲間が飲みに集まる飲みニケーションなのではなく、飲み屋の常連が野球をやっているわけで、主眼は飲みなのです。
我々のチームロゴを見てください。ECEのロゴはお猪口の形。チームキャッチフレーズは「不動前の飲んだくれ王」であり、決して「一球入魂」ではありません(笑)」
飲み仲間が転じて野球仲間となった。
あまり、聞くことのないチーム作りではある。
気が置けない仲間たちとプレーしていることが強さの要因なのかもしれない。
なんといっても一週間のスケジュールがすごい。
試合直後 当日の珍プレー(ぶざまなエラーなど)をいじり倒し、誰がMVPだ?など話しつつ5~6時間飲む
月曜日 各人が自分のプレーを反省したり来れなかったメンバーに試合経過を伝えるなどして3~4時間飲む
火曜日 思い出したようにまた珍プレーをいじりながら3~4時間飲む
水曜日 首脳陣が週末のオーダーを考えるのを囲み、3~4時間飲む
木曜日 とにかく飲む
金曜日 飽きずに飲む
これを本当に毎週繰り返しているらしい。
肝臓など、体の方が少し気になるところだが、同軍の場合、飲み無くしてチームはない。
この結束力がチームに良い影響を与えている。
何よりも選手全員が『主眼は飲み』と言っているのだから、このペースがチームのペースなのだろう。
今後もおいしい飲みが増えるような一層の奮起を期待したいものである。
「今年の正月に活動を開始したチームですので謙虚さは忘れずに行こうと思いつつ、チャンピオンシリーズ進出のみならずFグループ優勝を本気で狙いに行きたいです。
残り3試合全てが強豪ですが、投手を中心に守って勝つ飲んだくれ野球を続けてゆきたいです。」
飲みをパワーに転じて、目標にたどり着いてほしいものである。
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2018年10月13日 砧野球場C面 | 不動前ECE | 8 対 12 12:30~ | チームポアンカレ | ジョン(12) 0 view | 【勝】 吉田(11) 267 view 【負】 ジョン(12) 0 view | 吉田(11) 267 view | 詳細 |
1位
チームポアンカレ
18勝田
独立リーグまで進んだ猛者がポアンカレとの運命的な出会いから奇跡の正式入団。とりあえずは素人メンバーの英才教育をお願いします。
※2022年4月9日にユニフォーム購入済みです!
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1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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