(退団選手) | 2016年11月8日
乱打戦となった同試合では、多くの四死球を得た東京リボーンが勝利した。
東京スカイツリーグにおける、選球の重要性を再確認する試合となった。
チームKeiは今シーズン「好球必打」を徹底。四球を選ぶよりは得意なボールを打ちにいく。
チームKeiは、今シーズンを通して安定した打撃を見せてきた。
チームの方針として「好球必打」を掲げてきた今シーズン、積極的な打撃によって幾度となくチャンスを作り、モノとしてきた。
チームの狙いは「成功」と言っても良いだろう。
本試合でも多くの「凡打」が見られたが、それでも三振は少なく、バットを振る意識、また「当てる」という気迫が全員から見られた。チームの戦術浸透度の高さと統一感を感じることができる内容だった。
草野球をしていると、バットの快音、芯でボールを捕らえた手応えは、寝る時も脳に焼き付いて離れない。
自分がヒーローになる瞬間。それは、同じ出塁でも四死球からは得られない快感だ。
そんな草野球選手の「夢」を体現した打線だったが、現実は厳しい。
打ち合いは互角だったが、チームKeiを敗戦に追い込んだのは、「夢」を「現実」にしたその「こだわり」にあったのだから。
打線をつなげる意識から、徹底的にボールを見にいった東京リボーン
東京リボーンも打力に優れたチームであり、1番吉永タカヒロ(23)、2番務川(25)は共に打率が5割を超え、リーグ屈指の破壊力を持っており、OPSが1000超えの強打者が他にもひしめいている。
そんな打線に、チームKeiの投手陣が徐々に崩れていく。
一回は1つ、二回は2つ、そして三回は5つと四死球が増えていき、最終回となった四回も四死球が4つ。最後の一点も押し出しから生まれた。
打線の破壊力は十分だが、その破壊力をさらに活かすための選球眼。
これを兼ね備えているのが今シーズンの東京リボーンの強さでもある。
まさに「真綿で首を絞めるよう」という表現がピッタリな試合展開。
「最終的は四球でサヨナラとなりましたが、これも後ろに繋ぐ気持ちの表れがみんなの選球眼をよくしたんだと思います」という日沖のコメントは、チームの状態や目的を明確に示していると言えるだろう。
リボーンのこだわりは「後ろに繋ぐ」ことにあったのである。
多くの四死球を誘った東京リボーンが勝利を納める
積極打法が「悪」だと言うのではない。
打つことによって、ピッチャーに対して恐怖心を植えつけ、一方でバッターに自信を与える効果がある。
一本のヒットが、ホームランが、明確に流れを変えることは珍しくない。
もちろん、ヒットを打つのはバッターである。
では、四死球を出すのは誰か。-そう、ピッチャーだ。
四死球はヒットほど明確に相手を潰さない。勢いも作らない。しかし、確実に追い込んでいく。
ヒットの連打は仕方ないが、四死球が続けばバッテリーにとってこれほど嫌なことはない。自ら不安になり、投げる球もわからなくなり、自滅への道を突き進むようになる。
四死球は目立たない。ヒーローもいない。
ピッチャーだけに、静かに異変が起こる。
チームKeiは、三振も少なく、出塁率も高く、本塁打も飛び出し、走塁も積極的だったが、四死球の数に泣いた。
東京リボーンは、三振数は多かったものの、チームKeiのボールを良く見続け、打線がよく繋がった。
両チームの「こだわり」はそれぞれ実を結んだが、それだけに「サイレントキラー」への意識が問われた試合だったと言えるだろう。
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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2016年10月01日 | 対 | 一 | 2番打者 | - 死球 - 死球 - 三振 | 0 | 2 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年09月10日 | 対 | 一 | 1番打者 | - 安3 - 四球 - 四球 - 四球 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年07月30日 | 対 | 中 | 1番打者 | - 四球 - 犠打 - 死球 - 三振 | 0 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年06月25日 | 対 | 中 | 1番打者 | - 安打 - 四球 - 安打 | 2 | 3 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年05月28日 | 対 | 中 | 1番打者 | - 安打 - 安打 - 四球 - ア飛 | 1 | 2 | 3 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年05月14日 | 対 | 中 | 1番打者 | - 死球 - 安打 - アゴ | 1 | 2 | 4 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年04月30日 | 対 | 中 | 11番打者 | - 死球 - 三振 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年03月20日 | 対 | 中 | 5番打者 | - 四球 - 四球 | 0 | 0 | 2 | 0 | 0 | 0 | 詳細 | |
2016年03月12日 | 対 | 一 | 5番打者 | - 死球 - 死球 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 詳細 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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LG | 2016年09月10日 猿江恩師公園 | チームKei | 9 対 10 11:00~ | 東京リボーン | 林(5) 0 view | 【勝】 退団選手 【負】 中島(30)[投制] 0 view | 退団選手 | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
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2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
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3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
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8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
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