Ace Korea・リュー ヒョゴン(18) | 2017年3月10日
死球を受け倒れ込む韓国代表のキム テウ外野手(21)
4
2017年3月4日(土)
17: 00~
大田スタジアム野球場
[試合終了][詳細]
11
韓国代表 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 4 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スカイツ・JAPAN日本代表 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 4 | 4 | × | 11 |
2017年3月4日、東京スカイツリーグ・日韓代表交流戦 東京韓人リーグ韓国代表対スカイツ・JAPAN日本代表の一戦が大田スタジアム野球場で行われ、4 対 11で スカイツ・JAPAN日本代表が勝利した。
「とにかく凄い事が起きた」
初の日韓戦を勝利で飾った、チョウ・イルトン前監督の言葉だ。
あれから一年。
韓国代表の顔ぶれが大きく変わったわけではないが、意識は変わった。
寄せ集めの集団ではなく、異国において韓国を背負って戦うチームへ。
前回も応援にかけつけてくれた仲間や同僚、家族たちがいたが、今回も同じ。
草野球をただの遊びだと思っていた人たちも、本格的な球場や、選手たちのユニフォーム姿、運営などに思わず認識を改める。
前回の勝利をただの偶然で終わらせない。
韓国代表の誇りを胸に、今年も集まった選手たちは、特殊部隊さながら。
今年もやれる。
そんな雰囲気が、選手たちには満ちていた。
驚異の俊足で日本を驚かせた韓国代表の1番・ユン ヨンジュン(8)
韓国代表の立ち上がりは、体格や韓国野球でイメージされる大味な野球ではなかった。
先頭打者のユン ヨンジュンが死球で出塁すると、上手い走塁で僅かな隙をついて進塁し、待望の先制点を韓国代表に呼びこむ。
日本代表の投手陣はリーグ戦では対戦したくない好投手ばかり。
チャンスは少ないことは多くの選手が自覚していただけに、ワンチャンスで一点をモノにし、「やれる」思いが確信に変わる。
続く2回表、相手の守備の乱れをついて、さらに2点を追加。
適時打も長打も無かったものの、隙をついての走塁が功を奏し、2点のリードを保って前半を折り返す。
先発のモ ウンヒョクは初回こそ1点を失ったが、その後はテンポ良く打たせて取る投球。日本代表の強打者たちに決定的なチャンスを作らせず、続くパク サンポムもそれに続く。
走塁の妙で点を奪い、しっかり守って僅差を維持する、ある意味では日本的な、韓国代表としては「らしくない」展開の前半戦となる。
怪我によりサポートメンバーとして帯同した前回MVPのキム ジョンイル選手
韓国代表は、自力で日本代表に劣ることを認めている。
だからこそ、勝利のためには手を尽くさなければならない。
それを自覚しているからこそ、らしくない展開も、最上の展開とも言えた。
6回裏。日本代表の代打攻勢によって2点を奪われ、逆転を許す。
それでも、前回の勝利を経験した戦士たちの士気は落ちない。
逆転勝ちこそ自分たちの真骨頂。そう信じて疑わない。
しかし、終盤にさしかかる7回。事は起こった。
この回から登板したリュ ヒョゴンは先頭の稲田を外野フライに打ち取るも、続く2番稲葉、3番山中、4番れいじと、四球-安打-四球と連続で出塁を許し、満塁のピンチとなる。
日本では「マモノ」がいると言う。
野球はそうそう上手くはいかないという意味だ。
続く5番コロンコを気迫の投球で三振に取り、2死満塁。あと一人。
バッターは前の打席から代打で入っている竹尾。
決して甘い球ではなかったが、コントロールされた低めの球を必死に食らいついた。
竹尾の強振で強烈なスピンがかかった打球は、内野を軽々と超え、俊足のユン ヨンジュン(8)が守るセンター手前に向かった。
深めの守備ポジションを取っていたユンは必至に捕球に向かうが届かず、ユンの手前でバウンドした打球はさらに勢いを増して外野フェンスまで到達してしまった。
七回裏2死満塁からのランニング満塁本塁打。
この打球さえ取れていれば、また違った展開になっていただろう。
守備陣にミスはなかった。
打った竹尾も見事だった。
交替したばかりの球威の良さが裏目に出たかもしれない。
日本のミズノが作った「ビヨンド」は破壊力抜群らしい。
何があったかはわからない。
確かなことは、「マモノ」が笑っていたことだけだ。
【試合動画】七回裏 ランニング満塁本塁打を放った竹尾選手(ボードベースボールクラブ)
韓国国歌を斉唱をする東京韓人リーグ韓国代表選手たち
試合は終われば4-11の完敗だった。
しかし、確かな手ごたえを感じた内容ではあった。
強打者相手に奮闘した守備陣や、積極走塁でチャンスをつかんだ攻撃。
この日のために招いた選手も含め、チームとしての完成度は間違いなく高くなった。
勝負にifは無いが、7回の満塁本塁打さえ無ければ、わからなかったはずだ。
スコアほどの差は無かったし、もう実力が劣っているとも思わない。
パワー・技術・戦略、どれを取っても十分に戦えている。
ウリヌン ハルス イッタ (私たちはできる)。
敗戦を糧とし、韓国代表は、もっと強くなるはずだ。
笑顔を見せる初代韓国代表監督を務めたチョウ イルトン(10)
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日付 | 対 戦 | 勝 敗 | 登 板 | イ ニ ン グ | 自 責 点 | 失 点 | 奪 三 振 | 与 四 球 | 与 死 球 | 被 安 打 | 被 本 塁 打 | 暴 投 | ボ | ク | 詳細 | |
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2017年03月04日 | 対 スカイツ・JAPAN日本代表(●4-11) | 負 | 3番手 | 1回(0/3) | 4 | 4 | 2 | 2 | 2 | 1 | 1 | 0 | 0 | 詳細 |
日 付 | 対 戦 | 守 備 | 打 順 | 打 撃 成 績 | 打 点 | 得 点 | 盗 塁 | 盗 失 | 失 策 | 美 技 | 詳 細 |
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打席情報はありません。 |
対戦形式 | 日付/球場 | 先攻 | スコア/ 開始時間 | 後攻 | 先攻 先発投手 | 責任投手 | 後攻 先発投手 | 詳細 |
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SJ | 2019年11月04日 大田スタジアム | スカイツ・JAPAN日本代表 | 2 対 6 11:00~ | 韓国代表 | 竹尾(6) 284 view | 【勝】 パク・サンボム(1) 159 view 【負】 竹尾(6) 284 view | パク・サンボム(1) 159 view | 詳細 |
SJ | 2017年03月04日 大田スタジアム | 韓国代表 | 4 対 11 17:00~ | スカイツ・JAPAN日本代表 | モ ウンヒョク(11) 195 view | 【勝】 くぼんぬ(18) 212 view 【負】 リュ ヒョゴン(3) 193 view | 米田(1) 172 view | 詳細 |
SJ | 2016年03月05日 東調布公園 | スカイツ・JAPAN日本代表 | 8 対 9 12:00~ | 韓国代表 | 新倉ソーヤ(14) 188 view | 【勝】 カン キョンミン(51) 463 view 【負】 石山努(17) 247 view | パク サンボム(1) 176 view | 詳細 |
1位
C.C.Nationals
66大森
ツボにはまれば長打を打てる捕手で第2代C.C.Nationals新人王受賞(近藤と同時受賞)
2018の大半をカナダへ留学(もとい、MLB観戦旅行)していた。
一時期から体
51178 view
2位
Brains
30大沼
■スカイツカントクJAPANメンバー(#BRAINS 0)
■三鷹市軟式野球連盟「ブルーパーズ」(2003~2005)、杉並区軟式野球連盟「オールマックス」(2005~2007)、豊島区
49547 view
3位
ギャルソンジャイアンツ
4ズッシー
年に1度、芯で打った時の飛距離はチームNo.1のスラッガー。オレンジ色の木製バットにこだわりを持ち、毎年買い替えて愛用しているが、チームメイトからはビヨンドを使えばすぐに4番を打てるのに…と陰口を叩か
44621 view
8位
大田ブルーウェーブ
1森本遥斗
色気のあるプレーで多くの女性を魅了する走攻守三拍子揃った天才イケメンエース!昨年は投手三冠に輝き、打撃では不動の3番として君臨し華麗な遊撃守備を披露。すっかりクズ男キャラになってしまう。
17270 view
2001
view
受賞選手
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